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卒業後の進路
アメリカの高校生が受けるSAT®って何ですか?
アメリカの高校生は、大学に進学するときにSAT®というテストを受けると聞いたことがあります。このSAT®とは何ですか?
SAT®とは、大学進学を控えた高校生が受ける標準テストのことです
SAT®は、大学進学を控えたアメリカの高校生が受ける全米標準のテストです。「エスエイティ」と読みます。
高校までが義務教育のアメリカでは、地域や学区によって高校のレベルがさまざまで、高校の成績だけでは個人の学力を相対評価することができません。そこで、大学生としてやっていけるだけの学力を統一的に判定するものとして、SAT®がその役割を担っています。
SAT®は、英語と数学、2つのセクションから構成されています。セクションごとに200~800点の間で採点されます。
数学は日本の数Ⅰレベルですが、英語はアメリカの「国語」になりますので、高校に留学したからといって、高スコアをとるのはなかなか大変です。日本の普通の高校生には歯が立ちません。
SAT®は何度でも受けられますが、アメリカの高校生は、12年生(日本の高3)のときに2回ほどこのテストを受けます。3回以上受ける高校生はそんなにいません。
より高いスコアをとれればそれだけ高いレベルの大学を狙えることになりますが、アメリカの大学はSAT®のスコアだけで合否を決めることはしませんので、日本の受験勉強のようなことはアメリカの高校生はしません。
また2020年のコロナ禍をきっかけに、SAT®のスコア提出を任意とする大学も増えています。そもそも留学生にはSAT®が免除される場合も少なくありません。
大学進学にあたって最重視されるのは高校の成績ですので、そのことは忘れないようにしましょう。
なおSAT®とは別に、全米標準のテストとして、ACT®というテストもあります。アメリカの高校生は、SAT®かACT®いずれかのテストを受けて、そのスコアを志望大学に提出します。
SAT®の受験申込などの詳細については、SAT®のオフィシャルサイト(https://collegereadiness.collegeboard.org/sat)を参照してください。
高校までが義務教育のアメリカでは、地域や学区によって高校のレベルがさまざまで、高校の成績だけでは個人の学力を相対評価することができません。そこで、大学生としてやっていけるだけの学力を統一的に判定するものとして、SAT®がその役割を担っています。
SAT®は、英語と数学、2つのセクションから構成されています。セクションごとに200~800点の間で採点されます。
数学は日本の数Ⅰレベルですが、英語はアメリカの「国語」になりますので、高校に留学したからといって、高スコアをとるのはなかなか大変です。日本の普通の高校生には歯が立ちません。
SAT®は何度でも受けられますが、アメリカの高校生は、12年生(日本の高3)のときに2回ほどこのテストを受けます。3回以上受ける高校生はそんなにいません。
より高いスコアをとれればそれだけ高いレベルの大学を狙えることになりますが、アメリカの大学はSAT®のスコアだけで合否を決めることはしませんので、日本の受験勉強のようなことはアメリカの高校生はしません。
また2020年のコロナ禍をきっかけに、SAT®のスコア提出を任意とする大学も増えています。そもそも留学生にはSAT®が免除される場合も少なくありません。
大学進学にあたって最重視されるのは高校の成績ですので、そのことは忘れないようにしましょう。
なおSAT®とは別に、全米標準のテストとして、ACT®というテストもあります。アメリカの高校生は、SAT®かACT®いずれかのテストを受けて、そのスコアを志望大学に提出します。
SAT®の受験申込などの詳細については、SAT®のオフィシャルサイト(https://collegereadiness.collegeboard.org/sat)を参照してください。
[参考リンク]
留学に必要なSAT®とはどんなテストなのか?
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