いましかできないことにチャレンジするために。私がアメリカの女子大に留学した理由
はじめまして!
アメリカのマサチューセッツ州にあるマウント・ホリヨーク大学(Mount Holyoke College)の2年生、みきです!
今回から、栄 陽子留学研究所の学生ブログライターとして、みなさんに留学を身近に感じてもらうために、私が高校生だったときに聞いておきたかったなと思うことなどを書いていきたいと思います。
今回は『私が留学を思い立った理由』についてお伝えします!
1年目はコロナウイルス感染拡大の影響で、日本でオンライン授業を受けていました。
そのため、私がこれを書いているいまは、アメリカの大学に来てたった5日しか経過していないので、とてもフレッシュな内容をお届けできると思います。
カナダの高校のスポーツ大会
英語を話せるのってかっこいい!
私が留学したかった理由はとても単純!
英語を話せるのってかっこいい!
ただそれだけです。
私は、父がアメリカの大学を卒業していて仕事でも英語を使っているため、よく家の中で父が英語で電話しているのを聞いていました。まったく何を言っているのかわからなかったけど、なぜだかその姿にとても衝撃を受けたのを覚えています。
それで小さい頃から英語を話せるということにすごく憧れを抱くようになっていました。
それがきっかけで、ディズニーチャンネルでHigh School Musicalをみたり、洋楽を聞いたりして、外国語やアメリカの学校の生活というものに興味をもち始めました。小学校の卒業文集で将来の夢を「6か国語を話せるようになりたい!」と書いていたのを覚えています。
初めての留学で悔しい思い
留学というものを本格的に考え始めたのは、父から1年間の留学プログラムがある高校を勧めてもらったのがきっかけです。
その高校は2年生の1年間全員が留学するという制度がありました。英語力向上のためにスマホを持って行ってはいけなかったり、家族とは手紙でしか連絡できなかったり、日本人と話すことを禁止されたり、とても厳しい条件の留学でした。
それでもやっと、自分が留学に挑戦できることにワクワクしてカナダへと飛び立ちました。
でも、そこで待っていた現実は想像とはとてもかけ離れているものでした。もうすでにできあがっている仲よしグループの中に話しかけて入り込んでいくような積極性がないと友だちができません。
そのときの私は、
- どうやって声をかけたらいいのだろう
- 英語の話し言葉や表現が間違って変に思われたらどうしよう
などと先の不安なことばかり考え過ぎて、なかなか話しかけることができませんでした。
さらに唯一大好きだったホストファミリーも、家族の事情で別のホストファミリーに変更しなければなりませんでした。新しいホストファミリーとはなかなか馬が合わず、長い間ホームシックになってしまいました。
それでもなんとか自分にできることを1つひとつ積み重ねて、自分のやっていることに自信をもち始めたことで、少しずつ自分の居場所をつくっていくことができるようになりました。
そのときの悔しさは、アメリカの大学に留学すると決意したきっかけになっています。
いまの大学に来てからは、前の自分を乗り越えるために、とりあえずやってみる! ということを常に意識して過ごせていて、とても充実しています。
ボストンで出会った私の憧れの人
ボストンの観光地にて
ここまでは私がアメリカに留学したい理由をお話ししてきましたが、今度は私がいまの大学を選んだきっかけについて話したいと思います。
カナダに1年間留学している間に、ボストンで10日間の研修がありました。その研修では、MIT(マサチューセッツ工科大学)やハーバード大学などを見学したり、アマースト・カレッジの学生と一緒に授業を受けたりするプログラムがありました。
そのときにお世話になった1人の日本人との出会いが、いまの大学を選んだきっかけとなりました。
彼女はマサチューセッツ州にあるスミス・カレッジの卒業生で、私たちのボストン研修にエージェントサポーターとして参加していました。その期間に私は彼女と話す機会があり、彼女の自信に満ち溢れた芯のある人間性にとても感銘を受け、私も彼女のようになりたいと思うようになったのです。
それからは自分の英語力や学力を考慮して、スミス・カレッジと同じくセブン・シスターズの1校で、スミス・カレッジとも提携しているマウント・ホリヨーク大学(Mount Holyoke College)を第一志望校に決めました。
真のダイバーシティがある環境
大学の全学集会
私は複数の大学に面接を受けるため、渡米して見学に行きました。Mount Holyoke Collegeが私にとって一番印象的だったのは、他の大学と比べて圧倒的にダイバーシティにあふれていたことです。
他の大学では人種や文化、宗教など自分と同じような属性をもつ人同士で固まって過ごしていました。その中に自分がいることを想像してみると、同じようなバックグラウンドをもつ人とばかり一緒にいて、新しい価値観や発見がなかなかできないように思いました。
その点、Mount Holyoke Collegeに見学に行ったときはとても大きな衝撃を受けました。
そこではどんな人種でも、どんな文化や国籍をもっていても、みんなそれぞれがその違いを楽しんで、新しい発見にワクワクしていたのです。キャンパスにいる子全員がとても生き生きして、オープンな雰囲気を感じました。
そのときに私は、こんな素敵な人たちの一員になりたい、と思ったのです。
コロナ禍でも
私の大学生活も英語も将来もまだまだこれからですが、いまはコロナ禍でもキャンパスで素敵な人たちと共に過ごせていることに幸せを感じています。
たしかに先々の不安や、失敗に恐れる瞬間もありますが、大学側は全学生に週2回のPCR検査を義務づけたり、室内でのマスク着用を習慣化しているので、安心して授業を受けられています。
なかなか海外に出るという選択をするにはむずかしく感じる時期ではありますが、いましかできない・やりたいことに一緒に挑戦してみませんか?
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