アメリカに留学するなら学食のおいしい大学がオススメ! 留学生活で大切な「食生活」

こんにちは、アメリカのマウント・ホリヨーク大学(Mount Holyoke College)に留学中のみきです!

私の大学は5日間の秋休みが終わって、秋学期の後半がスタートしました(2021年10月時点)

アメリカに来てから2か月ほどが経過して、いろいろな意味で生活に慣れてきた気がします。友だちとより距離を縮めて、いい意味で気をつかわずにかかわることができるようになったり、授業以外のことにも挑戦する余裕ができたり、その一方で食堂での食事がマンネリ化してきた気がします。

私は最近、日本の定食が恋しいです。日本の定食が、どれだけバランスのとれた、健康的で、美味しい食事なのかを、アメリカに来てさらに強く実感しています。

というわけで今回は「リベラルアーツ大学の食生活」をみなさんにご紹介します!

ある日のディナー
ある日のディナー

アメリカの大学生ってどうやって食事しているの?

アメリカの大学生の食生活は、大学に寮があるかないかによって大きく異なります。

たとえば、大きな規模の州立大学では、多くの学生がキャンパスの近くでアパートを借りて1人暮らしをしています。食事は自炊が基本です。

一方で、だいたいのリベラルアーツ大学は小規模のため、ほとんどの学生がキャンパス内や近くの寮に住んでいて、キャンパス内にあるDining Hallと呼ばれる学生食堂でご飯を食べます。

私の大学の場合、一番大きな食堂のオープン時間は以下の通りです。基本的に朝早くから夜遅くまで開いています。

  • 日曜日〜木曜日 7:15 - 16:00 & 17:00 - 22:00
  • 金曜日・土曜日 7:15 - 16:00 & 17:00 - 24:00

イートインスペース
食堂のおしゃれなイートインスペース

朝食と昼食、夕食のほかに、夜食という時間帯が夜の8時から始まり、サラダやヨーグルト、ちょっとしたスイーツや揚げ物のジャンクフードなどを食べられるようになっています。

私はいつも友だちと寮でMovie Night(夜に一緒に映画を見ること)をするときに、フライドチキンやポテトをとりに夜食を利用します。

食堂内にはたくさんテーブルやソファがあり、食堂の中でも食べられるようになっていますが、紙製の容器をもらって外で食べたり、自分の寮の部屋で食べるために持ち帰ることもできます。

アメリカの学食って美味しいの?

学食の質の高さは、シンプルにいうと、学校によります。

中華炒めのコーナー<
注文してからつくってくれる中華風炒めのセクション

私の大学の学食は、近所の大学の中でも質が高く、種類が豊富で美味しいと評判が高いため、私はとても満足しています。

学食内には9つのセクションがあって、それぞれにデザートやサラダ、寿司、グリル、中華、ハラルフードなどさまざまです。文化や宗教によって食のスタイルが異なる学生であっても、食べるものに困ることはありません。

パンケーキも普通のものだけでなく、グルテンフリーのものも用意されています。

とくに驚いたのは、麺やお米の炭水化物と好きな野菜、ソースを選んで自分のオリジナルの中華風炒めをつくってくれたり、好きな具材をオーダーしてサンドイッチやラップ、ケサディーヤをつくってもらえたりできるセクションがあること。

日本食でいえば、味噌汁や大学芋、お寿司、おにぎり、カレーライスなど、こんなものまで! とびっくりするほどメニューが豊富です。

自炊のメリット

学食にはお醤油も
学食には醤油のパックもあります

アメリカの大学で寮生活を送れば、基本的に学食で食事をとることになりますが、自炊にもメリットがあります。

私は料理が趣味で、自分なりの味付けや材料を組み合わせることが、日本にいるときから好きでした。ところがアメリカの大学キャンパスでは、「今日はしょうが焼きが食べたい!」と思ってもなかなか自分でつくる環境が整っていなかったり、日本で食べられるような料理が食堂になかったりします。また、私の大学では日本食の種類は豊富でも、やはり「アメリカ向けにつくられているな」と感じます。

寮には、フロアごとに共有のキッチンがありますが、調理器具がないため、そこで料理をするためには自分で器具と材料を調達しなければならないので、少し手間がかかります。

その点、アパート暮らしをしている学生は、日本から持ってきた調味料やアジアンマーケットで手に入れられる食材を使って、好きなものを食べることができます。

私の大学の隣町にはアジア系のスーパーマーケットがあり、醤油やほんだしなどの調味料から、納豆やうどん麺などの材料まで、かなり豊富に品をそろえています。

「食事」が大学選びの基準になるかも?

学食と自炊の比較をしてみましたが、どちらがよりよいというのは一概にはいえません。人それぞれだと思います。

私はアメリカの大学に来て、日常的に食べるものの大切さを痛感しました。

いまの私は食堂の豊富なラインナップのおかげで、小麦や揚げものだけでなく、野菜やお米など比較的ヘルシーなものを食べることができています。

もし、毎日がいわゆる「アメリカン」な、高カロリーな食事ばかりだったとしたら、食欲もなくなり、体力や集中力も低下して、結果的に勉強に対する意欲も失われやすくなってしまいます。

そういう意味で、食生活は、大学生活の大きな部分を占めているといえると思います。

そこで、これからアメリカの大学に留学しようと思っている人は、大学選びにあたって「学食のクオリティ」も、1つの判断基準として考えてみてはいかがでしょうか。

インターネットには、アメリカの大学の学食ランキングもたくさん載っています。ぜひチェックしてみてください!

【参考】
学食がおいしいアメリカの大学ランキング(外部サイト「アメリカ大学ランキング」)

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