食事から学ぶこと、留学して学ぶこと
こんにちは。
栄 陽子留学研究所 ITチームのスタッフです。
当研究所のITチームの主な仕事は、各種webサイトの管理や、研究所内部のコンピュータやネットワークの管理、生徒さんの大学出願用データの調整等があります。
「アメリカ大学ランキング」や当blogは、当研究所のITチームが自前で作り上げたものです。当blogは「とにかく簡単に更新が行えるもの」というコンセプトの下、必要最低限の機能を盛り込んで作り上げたものですが、運用状況を見ながら、将来的にはTwitterとの連携や、他にも色々と便利な機能を追加して行ければと考えています。
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当研究所にお越しになる方は、当然の事ながら「アメリカへの留学」を考えている方です。
日本とアメリカは国同士という意味で言うと近いのかも知れませんが、一般生活においては目に見えない隔たりが沢山あると思います。特に「文化」の違いが大きく、言葉が違えば、考え方や、生活様式も日本のそれとは根本的に違います。
一方、日本の食文化というと、ここ20~30年の間に欧米化とコンビニエンス化が進み、街の至るところにファストフード店やコンビニエンスストアが立ち並び、山間部や離島にでも行かない限り、大体どこでも同じ物が買え、同じ物が食べられるようになりました。
例えば、伊勢の「伊勢うどん」や、屋久島の「屋久サバ」、沖縄の「グルクン」を食べた事が無い人はいても、マクドナルドやスターバックスで飲食をした事がない人は、恐らく、そういう人よりもずっと少ないでしょう。
アメリカの社会が求めるものは均一化ではなく「多様性」であり、アメリカの大学が様々な人種、様々な知的レベル、様々なバックグラウンドを持った留学生を幅広く集めている事にそれが現われています。
色々なところに旅をして、色々なものを食べるという事は、この「多様性」を追求するという事でもあり、「食事を楽しむ」という事は、人間として素直な欲求を素直に満たす事であろうと思っています。美味しいものを素直に美味しいと思うこと、感情を素直に表に出すことはとても大切な事であり、いつも同じものを同じように食べていてはそれはとても維持出来ないことです。
卑近的な話になりますが、当研究所で仕事をするようになってから、一人で食事に出るときには「同じ店には二度行かない」というルールを決めています。早く周囲の土地勘を掴むことと、美味しい食事を出す店を発掘することを目標に斯様なルールを遵守していますが、店の数が多すぎて、1年以上の時間が経過してもすべての店を網羅出来ておりません。
美味しい食事を出してくれる店もあれば、「これは私の口には合わない」という料理を出す店もあります。しかし、ふたつとして同じ店はなく、また、どのような店であっても色々と思うところがあり、他の店で食事をする事によって「あの店の料理は○○だった」というように認識を改める事もあります。
たかが「食事」と言っても、それはとても奥が深く、追求するときりがありません。しかし、その一方で美味しい食事が出来た喜び、新たな味を知覚する事による充実感は「知」を追求する事と何ら変わりないと思いますし、それはどの世界においても共通する所作だろうと思います。
ITにおいても、システムを構築したり、プログラムを書いたりするのは手段に過ぎず、本当に大切なのは「こうしたい」という目的であり、そのような目的に向かう強い意欲です。目的があって、それに対する意欲があれば、他の事は後からついてくると思っています。
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もし、当研究所にお越しになっている方で「これから昼食に行くんだけど」という方がいましたら、ITチームの面々にお声掛け頂ければ、(予算1,000円以内で宜しければ)良い店をご紹介出来るかも知れません。
機会がありましたらどうぞ宜しくお願いします。
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