アメリカ大学ランキングに二年制大学のデータが追加されました!
みなさんこんにちは!
早速ですが、みなさんは「アメリカ大学ランキング」というWEBサイトをご存じですか?
これは全米1,400の四年制大学を検索できるデータベースサイトで、2006年以来、栄 陽子留学研究所が運営しているものです。大学の情報はもちろん毎年アップデート。アメリカ留学を志す人の志望校選びに欠かせないサイトとして親しまれています。
このたび、このアメリカ大学ランキングに、全米1,100校のコミュニティ・カレッジ(公立二年制大学)のデータが追加されました。
これで、合わせて2,500のアメリカの大学を検索できるようになりました!
というわけで、今回のブログでは、この新しいデータベースサイト:公立二年制大学データベースについてご紹介します!
公立二年制大学データベースのトップページ
留学費用を節約するために
今回、アメリカ大学ランキングに新しく追加したのは、「コミュニティ・カレッジ」と呼ばれる公立の二年制大学1,100校のデータです。
コミュニティ・カレッジは、おもに地域住民のための教育に力を入れている大学です。その特徴はなんといっても費用が安いこと。年間の学費はだいたい3,000~10,000ドルくらいです。
ちなみに私立四年制大学の学費の平均が約32,000ドル/年、州立でさえ約24,000ドル/年ですから、これに比べると、コミュニティ・カレッジがいかに安いのかがわかりますね。
コミュニティ・カレッジから四年制大学への編入
さらにアメリカの大学は編入のシステムがよく整っていて、コミュニティ・カレッジを卒業して四年制大学に編入することが可能です。アメリカの四年制大学の卒業生のうち、半数近くがコミュニティ・カレッジから編入しています。
留学生でも、この編入制度を活用できます。留学して最初の2年間をコミュニティ・カレッジで過ごせば、四年制大学に4年間留学するよりも費用を節約することができます。
コミュニティ・カレッジ=安い、けれども・・・
最近は、アメリカの四年制大学の学費があまりに高いという理由で、留学をあきらめざるを得ないという人も少なくありません。栄 陽子留学研究所では、返済不要の奨学金を得るなどして、費用を抑えて留学を実現するためのサポートに力を注いでいますが、それでも費用の壁を打ち破るのはなかなかたいへんです。
そこで「費用が安いコミュニティ・カレッジに留学しよう」ということになるわけですが、コミュニティ・カレッジはそもそも地域住民の教育を行う大学です。成人教育や職業訓練に力を入れているコミュニティ・カレッジも多く、また「望めばだれでも学べる」ポリシーを掲げていますから、必ずしも大学レベルといえるだけの教育を行っているとは限りません。
コミュニティ・カレッジから四年制大学への編入についても、そのようなシステムは整っているものの、全米的に見ると、コミュニティ・カレッジから四大に編入している学生は4人に一人しかいません。やはりコミュニティ・カレッジによっては編入のサポート体制がそれほど整っていなかったり、四年制大学に比べるとカリキュラムのレベルが低かったりするからです。
しかし日本では、コミュニティ・カレッジ=安い、という情報ばかりが先走りして、個々のコミュニティ・カレッジについての客観的なデータが網羅的に掲載されている情報ソースはありませんでした。
このたび1,100校のコミュニティ・カレッジのデータベースを開設することになったのは、このような背景があります。
※留学生でも得られる返済不要の奨学金について詳しく知りたい方は、このコラムをお読みください!
データから見るコミュニティ・カレッジ
今回リリースしたデータベースには、個々のコミュニティ・カレッジについて、学費や学生数といった基本的なデータのほか、コミュニティ・カレッジならではのデータとして、四年制大学への進学率や平均年齢などを載せています。
・公立二年制大学データベースに掲載しているデータ
基本データ:住所、学生数、学費、寮・食費など
コミュニティ・カレッジに特徴的なデータ:四大への進学率、学生の平均年齢など
学習に関するデータ:学習サポートの有無、留学生サポートの有無
出願に関するデータ:要求されるTOEFL®テスト(※)のスコア、出願期限
学生構成に関するデータ:男女比、寮生の割合、人種構成など
スポーツに関するデータ:スポーツリーグ加盟の有無、種目
(※TOEFL®テスト:英語を母語としない学生が受けるテスト。アメリカの大学の入学基準の一つ)
地域やさまざまな希望条件から大学を検索できる機能のほか、コミュニティ・カレッジについて基礎知識を得られる解説コーナーも設けています。
また、いまはまだ載せていませんが、四年制大学のデータベースに掲載している「進学先としてのおすすめ度」を追加する予定となっています。
コミュニティ・カレッジを進学先の選択肢として考えている人は、ぜひ本サイトを活用してくださいね!
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