大学留学、「いつ」するか迷ったときに考えたい3つのこと
アメリカの大学に留学するのに、最も適したタイミングはいつでしょうか?
留学したい! そう思ったときがベストのタイミングではありますが、数年に及ぶ留学を実現するためには、いくつかの条件がそろっていなければなりません。
本人に留学の意志があること
なによりも留学する本人の、「行きたい!」という強い気持ちが欠かせません。
親は留学させたいけれど子どもは乗り気ではない、そんなこともよくあるものです。その場合は、子どもの留学への意志が湧き出てくるまで、辛抱強く待つべきです。
厳しい留学生活を乗り切るのは本人なのですから、その本人にやる気がないと、なかなか長期間の留学は続けられません。
周囲の理解を得られていること
そうはいっても、やはり周りの理解と協力も大切です。
留学は、周囲の同級生と違う道を歩むことにほかなりません。ときには孤独で、心細いものです。
親やきょうだい、親戚や友だち、先生などが、本人の気持ちを汲み取って、励ましの声をかけてあげると、それだけでも自信をもって、前向きに留学の道を進んでいけます。
留学にかかる費用が用意されていること
親御さんは、費用の面でも留学を応援しなければなりません。
留学は、お金がかかります。奨学金をもらったとしても、少なくとも年に300万円くらいは覚悟する必要があります。4年間の留学で1,200万円です。
すべての家庭が、これだけのお金をポンと用意できるわけではありません。では留学をあきらめるべきか、といえばそうでもありません。お金を貯めてから留学すればいいわけです。いろいろな節約術もあります。
こうして、
- 本人の意志
- 周囲の理解
- お金
この3つの条件がそろったときが、「ベスト」な留学のタイミングということになります。
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大学留学に適した年齢
アメリカの大学には、さまざまな年齢の学生が学んでいます。社会人学生も決してめずらしくありません。したがって年齢のことはそんなに気にしなくてもかまいません。
日本の高校を3月に卒業して、その年の9月にアメリカの大学に入学する、というのが最もオーソドックスなケースになりますが、そのタイミングを逃したからといって何も問題ありません。
アメリカの大学は9月と1月に入学できます。9月入学に間に合わなければ、1月入学をめざせばよいのです。卒業も、5月と12月にできます。
また日本の高校を卒業していなくても、高認(高等学校卒業程度認定試験)をとれば、「飛び級」でアメリカの大学に留学できます。16・17歳でも大学生になれるのです。20歳でアメリカの大学を卒業する留学生もいます。
日本の高校を卒業したけれども、まだその先の進路のことは決められない、という場合は、1年くらいブラブラしてもいいでしょう。その程度のブランクが問題視されることはありません。
なお2020年のコロナ禍においては、留学を延期した人も少なからずいます。それで合格が取り消されるわけではありませんし、その期間中に大学に支払う費用もありません。日本でオンラインで授業をとるという人もいました。
とにかく選択肢はいろいろありますから、「いま」ただちに留学の決心がつかないのならば、時間をかけてゆっくり考えてみるといいでしょう。
日本の大学か、アメリカの大学か、迷った場合
日本の大学に行くか、アメリカの大学に留学するか、迷っている、という人もいるでしょう。
その場合は、まずは日本の大学に行きましょう。その後、やっぱり留学したいということになったら、日本の大学の単位を移行して、アメリカの大学に「編入」すればいいのです。
アメリカの大学は卒業単位の半分(だいたい60単位)までは、他の大学の単位を認めてくれます。放送大学の単位でも認められます。
日本とアメリカ、2つの国の大学を体験するのも悪いことではありません。日本の大学を卒業して、アメリカの大学院をめざすという方法もあります。
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いつ留学すべきか? 「いましかない!」と思えば、それは「いま」がベストなタイミングです。
とはいえお金のことなど、現実的な条件をクリアしないと、その実現は困難です。そこで留学をあきらめるのではなく、ではどうすれば留学の夢を実現できるのか、その方法をいろいろな角度から探ってみてください。
私たち栄 陽子留学研究所は、「教育の選択肢は1つではない」という考えのもと、その人・その人に適した留学の方法を提案します。ぜひ1度、ご相談ください。
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