留学体験談:リベラルアーツ・カレッジで音楽を学ぶ

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こんにちは! 

東京は寒い日が続いています。さて、本日はそんな寒さを吹き飛ばす素敵な方が来てくれました!

栄 陽子留学研究所から留学した、まりこさん(仮名)です! 2011年夏にアイオワ州にあるリベラルアーツ・カレッジ、Wartburg Collegeに音楽専攻で編入し、約1年前に卒業、帰国しました。

まりこさんの留学形態は少しユニーク。日本の音大を作曲専攻で卒業しましたが、アメリカでは小規模のリベラルアーツ・カレッジに進みました。

今日は、留学を終えて「すっごく楽しかった!」と話すまりこさんのインタビューをお伝えします!

 

留学のきっかけ

 Q.日本の音大を卒業してからの留学ということでしたが、どうして留学をしようと思ったのか聞かせてください。

 A.音楽を通して世界中の人とかかわりたかったからです。留学をしたいと初めに思ったのは高校生のとき。アメリカにホームステイをする予定でした。

その予定が、当時SARSが流行っていたため中止になってしまって。そうこうしているうちに受験勉強が始まり日本の大学に進学することになりました。でもその経験から、アメリカに行きたい、という思いは募っていきました。

 

リベラルアーツ・カレッジを選んだ理由

 Q.日本では音大に進み、作曲を専攻したまりこさん。そこからの「音楽留学」と聞くと、より高いレベルを目指した大学院留学を思い浮かべますが、どうしてリベラルアーツ・カレッジを選択したのでしょうか。

 A.大学院だとその専門の人ばっかりになるので、そのような環境にもう一度行こうとは考えませんでした。大学院に行くのはいつでもできると思ったので、まず学部に入ってウォーミングアップしようと考えて、リベラルアーツに行くことを決めました。

また、日本の音大時代には音楽に関する教科ばかりとって、一般教養はほとんど学びませんでした。そのせいで偏った人になっている気がして。それであえて大学留学を選んだのもあります。音楽だけでなく、生物、心理学など、色々な科目を勉強してみたかったのです。

 

Q.編入の手続きはスムーズにいきましたか?

A.音大に通っていたときに専門の科目をたくさんとっていたこともあり、専門科目の多くをトランスファー(単位移行)することができました。アメリカでは大体1学期に4科目くらいとりましたが、2教科は一般教養系、残りの2つは音楽の授業をとっていく形でした。生物の授業では、解剖も行いました。

 

大変だったけど充実した留学生活

Q.初めての学期はどうでしたか? だんだんと慣れていくものでしょうか?

A.最初にオリエンテーション(日本の大学のガイダンスに相当するもの)がありましたが、編入生ということで、数多くの新入生と交わるのに苦労しました。

初めて受けた心理学の授業はとても印象に残っています。クラスに行ってもだれも友達がいない上に、授業が始まっても何もわからない状態でした。

そんな中、クラスメートのスリランカの子が近づいてきて、隣に座っていいかと聞かれました。(授業についていけず)へこんでいたら、「大丈夫だよ」と言ってくれて、それからは毎回隣に座って、テストのときは一緒に勉強しました。すごく助けられました。

授業や課題は最後まで大変でしたが、だんだんと要領を得てこなせるようにはなりました。日本の話題とかをペーパー(レポート)に書くと教授が喜んでくれるでしょ?(笑)

 

Q.学校生活はかなり忙しかったそうですね。アメリカでの生活はどのように過ぎていったのでしょうか。

A.2年間、両親に電話したのを思い出せないくらい、とにかく忙しく、あっという間に過ぎました。合奏の授業ではもともと得意であった弦楽器を活かしてオーケストラに入りましたが、毎週の練習は夜10時までかかります。授業と授業の合間には自分の練習をし、合奏の授業が終わったら、一般教養のクラスの予習復習を行う、というサイクルでした。

 

演奏活動を通じた交流の輪

Q.リベラルアーツ・カレッジでは、音楽専攻といっても、大学で初めて楽器を触るという学生がたくさんいます。そんな中、音大を卒業したまりこさんの実力は抜きん出ていて、演奏会には引っ張りだこだったそうです。

コンサートの機会などは日本にいたときより多かったのでしょうか?

A.そうですね。オーケストラのほかにも弦楽器で4人組になって演奏活動をしていました。毎週日曜は地域の教会に演奏をしに行くほか、結婚式に呼ばれたり、学長のレセプションのために演奏したりすることもありました。

正直、友達と遊びにでかけることはほとんどできませんでしたが、演奏活動を通して毎日友達とは会えましたし、色々な人と出会えたので、とても楽しかったです。

 

印象的だったデザインのクラス

 Q.タイムマネジメントで意識したことはありますか。

 A.気をつけたのは、きちんと睡眠時間をとることです。徹夜をし続けても他の時間に集中できないので、夜中の2時には寝て、朝7時には起きるようにしました。

 

Q.特に印象に残っているクラスはありますか?

A.デザインのクラス! 出版社でバイトをしていたこともあり、今後のためにとっておいたほうがいいと思ってとりました。

あるとき、匿名でポスターを張り出し、クラス全員でお互いの作品を批評しあう授業がありました。

自分では“クール”と思って使った色使いだったのに、なんとクラスメートにはぼろくそに批判されてしまったのです。対するクラスメートは、ショッキングピンクにショッキンググリーンを組み合わせるなど、自分では思いつかない色を使っていました。批判されたことはショックでしたが、逆に文化によって変わるものがあるって気づいて。そこにおもしろさを感じました。

 

北京と日本への演奏旅行にも参加、80人をまとめる

Q.教室の外でもアクティビティに参加していたそうですね。そのことについて教えてください。

A.私の大学では、春学期が終わった後、5月からメイターム(May Term)という期間があります。その期間を利用して、1ヶ月間北京と日本の演奏旅行に参加しました。レポートにまとめることで、単位をとることもできました。吹奏楽団の演奏旅行であったので、私は演奏せず、アシスタントという形で参加しました。

約80人をまとめ、日本旅行中は通訳をしたり案内をしたりしました。自分とまったく異なるバックグラウンドをもつ人たちが80人いるんです。トラブルもあったし、かなりの労力を使いました。それでも、とても良い経験になりました。私の実家も学生のホームステイ先となって学生を受け入れましたよ。

 

仲間たちが頑張っていることが心の支えになった

Q.大学の寮に住んでいたそうですが、ルームメートとの生活はどうでしたか?

A.とてもいいルームメートと巡り会え、家族とも仲よくなりました。料理が好きなのでよく日本食もふるまいました。「まりこのチャーハンが食べたい」と言われることもしょっちゅうで、炊飯器いっぱいのご飯でチャーハンを作って、冷蔵庫の中に保存していました(笑)。

 

Q.大変なことも多い留学生活だったと思いますが、どんなことが支えになりましたか。

A.サクセス講座(※)の仲間ですね! 連絡は頻繁にはしないけど、他の場所できっともがいているんだろうなあって思っていました。みんなが頑張っているのを知っていたから、自分も頑張ろうと思えました。

 

留学後から就職までのプロセス

Q.怒涛の留学生活を終えた後は、日本に帰国したそうですが、帰国してから今の仕事に就くまでのプロセスを教えてください。

A.卒業式の後に旅行をしてから6月に帰国しました。帰国後はすぐ、留学前にしていた出版社のバイトに復帰しました。バイトをしながら就職活動を進め、11月にご縁があって今の仕事につきました。

ほかにも内定をもらえたところはありましたが、今の会社に決めたのは、厳しい環境の中で、自分がどこまでできるか挑戦したかったからです。レコード会社なので、自分が作ったCDを、見ず知らずの人が買ってくれる場面に出くわした時にはとてもやりがいを感じます。将来的には、音楽・教育両方にかかわることに携わりたいと考えています。

 

未来の留学生へのメッセージ

Q.栄 陽子留学研究所の卒業生ということで、栄を通じて留学してよかった、という点を教えてください!

A.栄研究所は、留学に対してとにかく不安だった自分に、なんの心配もいらないよ、と応援してくれ、それが自信になりました。カウンセラーの人との相性もよく、出願準備もスムーズに進められました。

また、夏に参加したサクセス講座は特に思い出に残っています。聞いてもわからない、何を書いていいのかもわからない・・・まったくわけがわからない状態で授業を受けた、というのが印象的です。初めて出会う人との共同生活も、実際に寮生活が始まる前の練習となりました。

 

Q.ありがとうございます! では最後に留学を考えている人に一言お願いします。

A.自分で波を起こして、その波に乗っていって下さい!

 

(※)サクセス講座:栄 陽子留学研究所が主催するプログラムです。生徒さんたちが、自分の学校に行く直前の夏期に参加するもので、数週間にわたってアメリカの大学のキャンパスで暮らし、英語やアメリカでの生活、勉強の仕方、共同生活の心構えなどを学びます。



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