アメリカの高校に留学する目的?「自分の好きなことを見つける!」
こんにちは、Anriです。いま、私はマサチューセッツ州にあるMiss Hall’s Schoolという高校に留学しています。
前回のブログでは、私がどのようにして留学先の高校を選んだのか書かせていただきました。今回は、私が栄 陽子留学研究所と出会った経緯と、高校留学の目的について、お話しさせていただきます。
友だちと
栄 陽子留学研究所との出会い
私が栄 陽子留学研究所と出会ったのは、アメリカの高校に出願する1年ほど前のことでした。
異国の地の学校への出願。言語の壁がありますし、学校選びについても何も知識のない私の家族にとって、それをすべて自分たちで行うのは、相当むずかしいことだと判断しました。
そうして留学エージェントを探しているときに、栄 陽子留学研究所に出会ったのです。他のエージェントさんのサイトなども目を通していたのですが、手厚いフォローをしてくれそうな栄さんのところに一番惹かれたのを覚えています。
初めてオフィスに行った日に、栄先生と面談をし、「あっちの高校は、こんな田舎にあって、寮に3年も閉じ込められるわよ、それでも行きたいの?」などと言われ、アメリカの高校は決して楽しいだけの場所ではないんだ、日本の環境とはまったく違うんだ、ということがわかりました。
また、学校の周りにはコンビニもないし、一番近いハンバーガー屋さんまで歩いて40分以上かかるとも言われ、心の中では「え、そんなことある?」と信じきれない部分もあったりしました(笑)。
でも、日本では経験できないような、素敵なことを経験できるし、また学べると思いましたし、そんな環境で高校生活を送ってみたい! という気持ちを強めることになりました。
そのうえで、
- 留学の目的を自分で改めてしっかり考えること
- アメリカでの過ごしかたを家族と共有すること
これらを忘れぬようにと言われました。
言われてみれば、具体的な自分の目標がまだ定まっていないことに気づきました。自分に挑戦したい、新しい世界に飛び込んでみたい、という思いしかなかった私は、少し考え込んでしまうものでした。それでも、日本の高校に通わなかったこともあって、留学の準備にたっぷり時間をかけることができました。
留学する本当の目的
留学する目的。自分が導き出したのは「自分が好きで学びたいものを見つける」でした。
これが、私の最大の目標であり、高校留学のゴールです。
小さいころから将来の夢がコロコロ変わっている私は、自分が本当に将来やりたいこと、自分が本当に楽しく学べるものがないことに焦り始めていました。自分が何に興味があるのか、何を詳しく深く学びたいのか、高校生のときに探すのは、とても重要だと考えたのです。
このゴールを達成するためにどうすればよいのか、アメリカでの生活を想像しながら考えてみました。そこで考えついたのがこれらのことでした。
- できるだけ学校のイベントに参加する
- 学校の先生と仲よくなる
- たくさんの友だちをつくる
- 授業に遅刻しない
- 課題をきちんとやる
- イベントの1つひとつを楽しむ!
どれも当たり前のことのように見えますが、これらが私の「自分が好きで学びたいものを見つける」目標に少しでも近づける方法になると思いました。
実際にアメリカの高校に留学して
留学して1年が経ちました。週末などに行われるアクティビティには積極的に参加して、また誘われたときはできるだけ行くようにしています。
学業面では、遅刻は絶対にしない、授業中にわからないことを後で先生に聞きに行く、一番前の席(先生の目がよく届くところ)に座る、といったことを心がけています。
このようにして学校生活を送っていると、さまざまなことに気づくようになりましたし、目標をもつことによって、辛いときでもモチベーションを保てて、前向きになれているようです。
1つ気づいたのが、いろいろな人に自分を理解してもらうことと、自分の存在に気づいてもらうことが重要である、ということです。
言語が異なる新しい環境に飛び込むのはそう簡単ではなく、メンタルがえぐられることも日常茶飯事です。
たとえば、授業中に先生が「今日はグループに別れてディスカッションメインでやるよ~」などと言って、比較的自由にお互いが話すようなときは、私にとっては毎回地獄です。自分と闘う時間です。
会話のとてつもなく早いスピードには全然ついていけず、クラスメイトにはただただ申し訳ない気持ちにもなりますし、授業が終わった途端に、悔しくて涙が溢れることもありました。
そんなあるとき、授業の後で先生に、たどたどしい英語で、その授業で自分の意見を言えなかったこと、会話についていけなかったことを話してみました。すると、先生は私の話をゆっくり聞いて理解してくださり、「最初はただ聞いているだけで大丈夫だから、ペアワークの部分から自分で話す努力をしてみよう」とアドバイスをしてくださいました。
そして、後日の授業のペアワークでは、私が前よりも積極的に話そうとしている姿を見てくださった先生が、授業の後に「今日はちゃんと話そうとしていたのが見えていたよ。このままがんばろう!」と声をかけてくださったのです。
その言葉を聞いたときの、「わぁ、がんばってよかった、先生は細かいところまで見てくださっているんだな」という、とても嬉しかった気持ちは、いまでも鮮明に覚えています。
(第3回終わり。第4回へ続く)
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