女子校? 共学? 私はどうやって留学先の高校を選んだのか?

みなさん、こんにちは! Anri です。私は去年(2022年)の9月からアメリカのマサチューセッツ州にある女子校、Miss Hall’s School に留学しています。今年の秋にjunior(日本の高2)になりました。

前回の記事では、私がどういう思いで留学に踏み切ったのか、どんな目標を掲げて留学準備の1年間を過ごしたのかをお話ししました。

今回の記事では、私がどのようにいまの学校を選んだのか、を中心にお話ししたいと思います。

来てよかった! 私の高校

最初に、私が留学している高校、Miss Hall’s Schoolについて紹介したいと思います。

Miss Hall’s School はマサチューセッツ州にあって、ボストンから車で約3時間の位置にあります。女子校で、全校生徒数は180人程度。小さなコミュニティの学校です。

留学して1年を終えましたが、この学校に来て後悔などまったくありません。本当に来てよかったと思える学校に出会えたと思っています。

私が、栄 陽子留学研究所にお世話になっていたとき、探していた学校の条件としてあげたのが、

  • 女子校である
  • ESOLの授業がある

です。

私が女子校を選んだ理由

私は日本で女子校に長く通っていたことから、栄のカウンセラーとも相談して、少しでも慣れている環境の女子校をメインに学校調べを行いました。

私は正直、女子校に飽きていたし、共学に留学したいという思いもありました。でも、よくよく考えて、自分がずっと経験してきた環境に自分を置いたほうが、メンタル的にも、ほかのいろいろな意味でもカルチャーショック的なものを受けないのではないかという結論に至りました。

いま私が思うのは、共学でもよかったかなと思う部分が多少はありますが、いまの学校にとても満足しているし、女子校だからこそ、本来の自分でいられる部分もあるような気がしています。

ですから、もしアメリカの高校に留学しようという人の中で、女子校(男子校)か共学かで迷っているのであれば、自分がそれまでいた環境と似ているところに行くことをおすすめします。

もちろん、どちらのタイプの学校に行っても、それぞれの魅力があると思いますし、留学する本人の意思によるのが一番だと思います。

英語が苦手な私が重視した高校選びの基準

次に、ESOLの授業についてお話ししたいと思います。ESOLとは、English for Speakers of Other Languageの略で、英語を母語としない人(留学生など)のための英語の授業です。

私は、英語に自信がある状態で留学したわけではなかったので、英語自体を現地で学べるESOLがあることを1つの条件として、学校を選びました。

実際に、この授業はとても役に立っていると言えると思います。

英語が完璧ではない私は、授業についていくだけでも必死です。でもESOLの先生は、とても親身に指導してくれます。英語をもっと上手く扱えるように、いろいろな角度から教えてくれます。

他の授業と比べると少人数で、1クラスは6人くらい。プレゼンテーションや writing を練習したり、表現を学んだりします。

私はこの少人数制の授業がとても好きで、いろいろな国からの留学生と一緒に英語を学ぶことによって、お互いの文化やバックグラウンドの違いを学び、たくさんの発見も多く、このクラスはなんとなく落ち着く空間で、どこか安心感もあります。

友だちと
友だちと

留学先の学校選びで大切なこと

留学先の学校を選ぶ上で、自分が本当に選んでよかったと思えるようにするためには、十分な下調べが重要です。

私の場合は、たまたまコロナ禍だったので、ネットの情報だけで学校を決める必要がありました。本来ならば、現地に行って、その学校の雰囲気を肌で感じたり、先生がたと実際にお話しすることも可能なはずでしたが、私はそれができませんでした。

そこで、私は自分が興味をもった学校のウェブサイトはもちろん、Youtubeなどもたくさん見た覚えがあります。そのようなことをしながら、学校の雰囲気などを想像して決めなければいけなかったことは、それなりにむずかしいことでした。

アクセスのよさも重要なポイント

また、アクセスのよさも、いまの学校に行くことを決めた理由の1つです。

アメリカのほとんどのボーディングスクール(寮制の学校)は都市からけっこう離れている場合が多く、最寄りの空港からバスや車で3, 4時間かかります。日本からだとかなりの長旅になります。これは地味に重要でもあったりすると思います。

結論として、私は上に述べた観点から学校を探し、検討したうえでいまの学校に行くことになりました。

留学先の学校選びは慎重に!

アメリカにはたくさんの学校がありますから、選ぶのは本当に迷いますし、大変なことだと思います。私が思ったのは、学校によって個性があり、授業のやりかたも学校によって違うということです。

ほかの高校に留学している人と情報交換したりすると、学校によって本当にルール(就寝時間や食事の時間など)が違ったりします。こうしたことは実際に行ってみないとわからない部分も多いと思うので、留学先の高校を選ぶときは、いくつもの高校のサイトを比べてみたり、私が今回お話ししたようなことを意識するといいと思います!

(第2回終わり。第3回へ続く

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