留学を成功させる英語 第1回:留学を思い立つ
みなさんこんにちは!
「留学ブログ」の連載記事として、「留学を成功させる英語」が新たにスタートします。
この連載では、留学するにあたって知っておきたい英語表現を紹介しながら、アメリカの大学教育や留学についての基礎知識を紹介していきます。TOEFL®テストは、基本的にアメリカの大学で使われる英語が題材となっていますから、留学英語を学ぶことは、TOEFL®テストの対策にもつながるはずです。
まず第1回めは、留学を思い立ったときに、知っておきたい語句を紹介します。
大学の呼びかた
大学のことをcollegeとかuniversityということは、みなさんご存知だと思います。
Collegeだから二年制、universityだから四年制というわけではありません。二年制の大学には(コミュニティ・カレッジを含めて)だいたいcollegeという名前がついていますが、四年制のcollegeもたくさんあります。
Universityのほうがcollegeに比べると規模が大きいということはいえますが、レベルの差異は関係ありません。Collegeと名がつく四年制大学はリベラルアーツ・カレッジが多く、大学院課程を設けている総合大学にはuniversityの名前がつくことが多いのですが、大学の種類については別の回に詳しく述べることにしましょう。
また単科大学(工科大学や芸術大学など)によってはinstituteとかschoolという名前がついています。
「アメリカの大学」と一般的にいうときはAmerican collegeといえばいいでしょう。一般名詞としてAmerican universityを用いると、ちょっと混乱を招くかもしれません。というのも、American Universityという名称の総合大学が、ワシントンDCに実在するからです。
覚えておきたい言葉:undergraduate/graduate
大学の別の呼びかたとして、undergraduateという表現があります。これに対して大学院のほうをgraduateといいます。大学の名称にundergraduateがつくことはありません。大学院と比べて大学レベルのことをいうときに、undergraduateという言葉が使われます。
UndergraduateはしばしばUGと略され、graduateのほうはGRと略記されます。
「大学生」は、college (university) studentというときもあれば、undergraduate studentともいいます。また単にundergraduateというときもあって、これは可算名詞ですので、「私は大学生です」はI am an undergraduate (student).ということになります。話し言葉ではundergradと略されることが多いですね。「大学院生」はgraduate (grad) studentになります。
またちょっと学術的な言い回しではありますが、大学教育つまり「高等教育」のことをhigher educationといいます。これに対して中学校・高校教育=「中等教育」をsecondary education、「初等教育」をelementary educationといいます。大学を含む「高等教育機関」はhigher education institutionです。
「留学」にまつわる英語
「留学する(こと)」はstudy abroadといいます。これは名詞としても動詞としても使います。一方で「留学生」はinternational studentといいます。Foreign studentという言葉もありますが、あまり使われません。International exchange studentといえば「交換留学生」という意味になります。
今回は、留学を思い立つにあたって知っておきたい英語表現の、ごくごく基礎的なものを紹介しました。これから毎週、連載していきたいと思いますので、ご期待ください!
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