現役留学生からの動画メッセージ（4）アメリカの大学で音楽とビジネスにチャレンジ！

こんにちは！今回の「留学ブログ」では、アメリカの名門リベラルアーツ・カレッジに留学中のHiroakiくんからの動画メッセージをお届けします。

Hiroakiくんは、ウィスコンシン州のBeloit Collegeで学んでいます。

海外に在住していましたが、休みのたびに日本に来て留学準備を進めました。ピアノやボランティアなど多彩な活動をアピールし、みごと名門大学に合格。奨学金の申請も行いました。いまは音楽と学問を両立して、充実した留学生活を送っています。

こんにちは、TANI Hiroakiです。

ぼくは、栄陽子留学研究所を通して、現在アメリカのBeloit Collegeに留学している大学3年生です。Beloit Collegeでは、Musicとビジネスのダブル専攻（アメリカの大学では2つの異なる分野を専攻できます）をしています。

いまいるこの建物は、アートメジャー（専攻）のクラスがよく行われる場所で、たとえば音楽だったりダンスだったり、あとはメディア関係の授業も、このアートキャンパスで行われています。いまいるのがピアノの練習室です。

Beloit Collegeの紹介

僕が留学しているBeloit Collegeについて紹介したいと思います。

Beloit Collegeは、中西部にあるウィスコンシン州という、冬はとても寒い州にあって、今日も（11月初旬）ついに雪が降ってしまいました。

Beloit Collegeはリベラルアーツ・カレッジなので、とても少人数制で、大学全体で1,300人ほどしか学生がいません。ですが留学生はたくさん受け入れていて、約50か国からの留学生がいます。日々クラスだったり、それ以外でも、いろんな国の人とかかわれて、いろんな人の価値観だったり考えかたを学べるので、日々とてもいい刺激になっています。

僕が留学しようと思った理由

留学を決めたきっかけは、もともと日本の高校に通っていたときに、いわゆる進学校だったので、周りも医学部だったり国公立だったり、難関私立をめざしている子たちが多かったのですが、まだ大学で何を学びたいかだったり、将来自分がこういう職業に就きたいだったりといったビジョンがあまりなくて、にもかかわらず日本の大学は大学受験をする段階で、もう学部を決めなきゃいけないっていうのが、自分の中でなかなか腑に落ちないというか、納得がいかなくて、それでたどり着いたのがアメリカのリベラルアーツ・カレッジだったのです。

アメリカの大学だと、基本的には3年生になるまでは、とくに学部やメジャーを決めなくてよくて、最初の2年間で自分が興味のある分野をたくさんとって、最終的にメジャーを決められるというシステムがあるので、自分にはとても向いているなと思ったのが、留学を決めた大きな理由の1つです。

栄陽子留学研究所での奨学金申請サポート

栄陽子留学研究所で留学準備をしたときはいろいろなサポートをいただくことができました。

たとえば、いま大学から奨学金をいくつかもらっているのですが、その奨学金を申請するプロセスも、とても複雑で、たとえば父親の年収だったり、いろいろな細かい情報を書かなければならないので、すごくたいへんだったのですが、カウンセラーのかたがすごくサポートしてくださったので、いまもこうして大学からファイナンシャルサポート（財政支援）をいただけています。

中でも、いまとても役に立っていると思うのは、大学選びでした。

やはりアメリカにはとても数多くの大学があるので、その中から自分が行きたい大学をいくつか選ぶというのは、想像以上にたいへんなことでした。

僕は小さいころからずっと音楽をやってきたので、大学では音楽の専攻だったり、音楽が強い大学に行きたいと思っていて、最初はずっと音楽の強い大学を調べていたのですが、カウンセラーのかたに言われたことでいまもすごく納得しているのは、「自分が音楽が好きだからといってそれに強い大学に行ってしまうと、ほかの音楽をやっている出願者との競争率が高くなってしまい、自分が人前でパフォーマンスする機会が少なくなってしまうよ」と言われたことです。

Beloit Collegeは充実した音楽施設もあり、すごく充実した音楽のクラスもあるのですが、そこまで音楽で有名という大学ではないです。そのおかげで、人前でパフォーマンスする機会が必ず毎学期に2、3回あったり、今学期は地元のミュージカルのピアニストとしてのオファーをいただいて、今学期の前半は劇団ミュージカルのピアニストとしてかかわらせていただくことができました。