アメリカ留学用語辞典

アメリカに留学する際によく目にする・耳にする用語を集めました。
アルファベット別・カテゴリー別に用語を検索できます。
ご自身の留学にぜひお役立てください。

「大学留学」に関する留学用語一覧

Academic Advisorアカデミック・アドバイザー

勉強面でアドバイスしてくれる先生。
大学が、留学生を含めて一人ひとりの学生にacademic advisorを割り当てます。履修科目を選び登録する際は、このacademic advisorと相談して、許可を得なければなりません。だいたい、自分の専攻分野の教授がacademic advisorを兼任しますが、専攻が決まっていなければ適当に割り当てられます。
留学生活において、入学から卒業まで、勉強面のことで最もお世話になるのがこのacademic advisorです。まずは仲良くなっておきたい先生です。

Academic Integrityアカデミック・インテグリティ

剽窃(plagiarism)やカンニング(cheating)を犯さずに、勉学をする者としての規範を守る理念のこと。
integrityは「誠意」「高潔」の意。

Academic Programアカデミック・プログラム

大学のカリキュラム。
「課程」という意味もあります。
志望校選びにおいては、個々の大学のacademic programを比較検討して指針をたてます。

Academic Requirementsアカデミック・リクワイヤメンツ

必修要件。
大学で、一般教養課程のほかに専攻分野での必修科目や必要単位数などを含む、卒業のために必要となるもの。

Academic Standingアカデミック・スタンディング

学業成果、成績。
"Standing"は「状態」を意味します。

Academic Yearアカデミック・イヤー

学年度。
1年のうち、正式に大学が開校している期間。
通常9月から翌年の5月下旬までのことを指し、5月下旬から8月いっぱいまでは長い夏休みとなります。
アメリカでは、9月から12月までの「秋学期(fall semester)」と、翌年1月から5月までの「春学期(spring semester)」の、academic yearを二分する「二学期制(semester system)」をとっている大学が多く、全米大学の約7割がこのsemester systemをしいています。そのほか、三学期制(trimester system)、四学期制(quarter system)をとっている大学も、少数ながらあります。カリフォルニア州の州立大学は、基本的に四学期制です。
学期制にかかわらず、一つひとつの学期がまったく独立しているのがアメリカ大学の特徴で、日本の高校を3月に卒業した人の場合、その年の9月に大学1年生として入学するのが最短ですが、何らかの理由でそれが間に合わなかった場合、次学期、つまり春学期が始まる1月に入学することができます。同様に、卒業機会も12月と5月、年に2回あります。とはいえ卒業シーズンといえばアメリカは5月です。

Acceptance Letterアクセプタンス・レター

合格通知。"Letter of Acceptance"ともいいます。
"Congratulations!"で始まる文面が、メールで送られてきます。それとは別に、入学手続きに必要な書類と一緒に郵送されてくることもあります。
9月に入学する場合、だいたい3~5月に通知が届きますが、遅いところになると7~8月まで合否が知らされないこともあります。合否の通知があまりに遅い場合は、直接大学に問い合わせるといいでしょう。審査の進捗状況は、大学のポータルで確認できることが多くなってきました。
なお、不合格通知のことは"Notification of Rejection"といったりしますが、それには不合格とした理由が記されている場合があるので、よく目を通し内容を理解して、場合によっては再チャレンジのための対策をたてるとよいでしょう。

Accrediting Associationアクレディティング・アソシエーション

大学認定協会。
アメリカでは、日本の文科省にあたる教育省(U.S. Department of Education)が大学運営に関して全国的な権限をもちません。そこで、民間のaccrediting associationが、全米の大学の質を考査し、その大学を「認可大学」として承認する任を担うのです。
全米には以下の六つの認定協会があり、それぞれの対象地域に所在する大学を査定しています。大学選びの際には、まずめざす大学がこれら六つの協会いずれかから認定されていることを確認しましょう。

全米六つの認定協会
・Middle States Association of Colleges and Schools(中部)
・New England Association of Schools and Colleges(北東部)
・North Central Association of Schools and Colleges(北中央部)
・Northwest Commission on Colleges and Universities(北西部)
・Southern Association of College and Schools(南部)
・Western Association of Schools and Colleges(西部)

Acting & Directingアクティング&ディレクティング

演技と演出。
発声法や演じかた、演出手法や脚本の解釈などを学びます。おもに舞台での演技と演出が学習対象になります。

ACT®エーシーティー

American College Testの略で、アメリカの高校生を対象とした標準テスト。大学進学希望者のために実施される学力テストで、英語・数学・読解・理科の4科目から構成されます。
アメリカの大学に出願する際には、このACT®もしくはSAT®という別の標準テストのスコアを提出します。ただし留学生はこのスコア提出が免除される場合も少なくありません。
ACT®は日本(東京、福岡、沖縄)でも受験できます。

Add a Courseアド・ア・コース

科目(course)を登録(register)した後に、新たに別の科目を追加すること。
科目を追加することができるのは、通常、学期が始まってから2週間以内。ただし、学期が始まると同時に授業も開始されるので、2週間近くたってから追加すると、ついていくのがたいへんになります。また人気の科目は定員がいっぱいでaddできない場合もあります。Addするならば、できるだけ早めに判断するようにしましょう。
反対に、科目の登録をキャンセルすることを"drop a course"といいます。

Admission Committeeアドミッション・コミッティ

Admissions officeのスタッフとともに入学審査を行う委員会。
教授や職員、ときには卒業生や在学生が委員会のメンバーになることもあります。

Admissions Officeアドミッションズ・オフィス

入学審査にかかわる事務を行う部署。"Office of Admissions"ともいいます。
留学生の入学を専門に取り扱う"International Admissions Office"、大学院生の入学を扱う"Graduate Admissions Office"なども、大学によっては設置されています。
この部署で入学審査を行う人が、"Admissions Officer"です。
出願書類は、このオフィス宛に送付します。一斉の入学試験がないアメリカの大学の合否決定は、書類審査によってなされます。Admissions officeがじっくり時間をかけてそれぞれの入学希望者をさまざまな角度から審査するのです。
日本でも、admissions officeの頭文字をとった「AO入試」を取り入れる大学が増えました。

Advertisingアドバタイジング

広告学。
製品やサービスの販売促進のために、メッセージをつくり、伝え、評価することを学びます。
広告理論からマーケティング、広告用コピー、レイアウト、PCを用いた製作方法などが学習範囲です。

Aerospace Studiesエアロスペース・スタディーズ

宇宙学。
数学と科学的理論を、飛行機の機体、宇宙での乗り物、そのシステム・デザイン、開発、生産評価に応用することができるようにする学問。
飛行の性質や開発過程における空や宇宙での乗り物を着陸、誘導、コントロールする応用研究もカバーします。

African-American Studiesアフリカンアメリカン・スタディーズ

アフリカン-アメリカン学。
アメリカとカリブ地域を中心に、北半球の黒人の歴史、社会、政治、文化、科学を学びます。黒人学とも呼ばれます。

Alumna, Alumnusアラムナ、アラムナス

学校、大学の卒業生。
Alumnaが女性、alumnusが男性。その複数形が、それぞれalumnae、alumniですが、alumniは性別にかかわらず使われます。
日本でいうOG・OBという言葉はアメリカでは使われません。
なお、同窓会のことは"reunion"などといいます。

Anthropologyアンソロポロジー

人類学。
人間の文化的な行動とそのパターンに関する学問。
さらに、人類学、霊長類学、人間古生物学、有史前の考古学、人類の進化、人類学的言語学、民俗学、民族歴史学、社会文化人類学なども研究範囲です。

AP Courseエーピー・コース

Advanced Placement Courseの略で、高校で教えられる、大学レベルの授業のこと。
成績優秀者だけが履修でき、この授業の試験に合格し、いい成績を修めたら、その取得単位が大学の単位として認められます。

Applicationアプリケーション

出願。
動詞「~に出願する」は"apply to ~"、「願書」は"application form"、「出願料」は"application fee"といいます。たとえば「イェール大学に出願する」は"apply to Yale"、「願書に記入する」は"fill out an application form"となります。
アメリカのほとんどの大学にはオンラインで出願します。「オンライン願書」のことを"online application"といい、その動詞形を"apply online"といいます。"Commmon Application"といって、900以上の大学に共通して使える願書を使うことも多くあります。

Application feeの額は大学によって若干の差異はありますが、だいたい50~100ドルくらいです。

Application Feeアプリケーション・フィー

出願料。
大学によりますが、通常50~100ドルくらい。なお、アメリカには入学金はありません。

Application Formアプリケーション・フォーム

願書。
"Fill out the application form"は「願書に記入する」という意味。

Applied~アプライド~

科目、学科名で「応用~」のこと。
たとえば、"Applied Mathematics"は「応用数学」を意味します。

Artアート

美術。
アートの発達と実践に関する学問。
実技と美術史に大別されます。

Arts Managementアーツ・マネジメント

アート・マネジメント。
アート関連の施設や組織の管理・運営について学びます。経営・財務管理、マーケティング、資金調達、人材管理、広報、芸術振興などを含みます。
音楽系の分野としてMusic Management という分野もあります。

Asian Studiesエイジアン・スタディーズ

アジア学。
アジア大陸とその隣接国、および関連のある島々に関する歴史、社会、政治、文化、経済を学びます。

Assignmentアサインメント

課題、宿題。
"Weekly Assignment"は「毎週出される宿題」、"Reading Assignment"は「(教科書や文献、参考資料などを)読む宿題」のことで、留学生はとくにこのReading Assignmentに泣かされます。次の授業までに読まなければならないReading Assignmentの量は、ごく平均的な科目で、教科書20~30ページです。
たいていの科目は、月・水・金曜日に1時間ずつ、あるいは火・木曜日に1時間半ずつの授業が行われますから、次の授業というのはつまり(週末をのぞいて)二日後です。だいたい1学期に5科目くらいとることになりますから、次の授業、つまり二日後までに読まなければならないReading Assignmentの量は、5科目をあわせると100ページを越します。もちろん、すべて英語です。
そのため留学生は、寝る間も惜しんで教科書と格闘することになります。

Associate Degreeアソシエイト・ディグリー

准学士号。
ニ年制大学を卒業して得られる学位。四年制大学でも、一般教養課程を修了することで得られる場合があります。文系のAssociate in Arts:AAと、理系のAssociate in Science:ASとに大別されます。

Athletic Trainingアスレチック・トレーニング

アスレチックトレーニング。
運動に伴うケガの防止や治療、リハビリテーションの理論と実践を学びます。
スポーツ医学や栄養学、運動科学、設備保全、患者のためのカウンセリングなども学習範囲です。
基本的に大学院で学ぶ分野です。

Attendanceアテンダンス

出席。
「出席する」という意味の動詞"attend"の名詞形。
アメリカの大学はattendanceに関してとても厳しく、クラスによっては、成績査定の対象になるばかりか、たとえば「3度無断欠席をしたら無条件でF(ABCDFの5段階の最低。単位がもらえない)をつける」といったルールが設けられていることもあります。
なおアメリカの学生は授業を欠席するということは滅多にしません。先生の都合で休講になった場合は、必ず代講が行われます。高い学費を支払っているわけですから、当然のことです。

Auditオーディット

聴講(する)。
正規学生として登録せず、成績や単位と関係なく授業を受けること。留学生は必ず「正規の学生」として学生ビザを取得して渡米するので、留学生が聴講生として留学するということは基本的にはありません。
「聴講生」は"auditor"といいます。

Auditoriumオーディトリアム

講堂、大ホール。

Aviation Managementアビエーション・マネジメント

航空学。
飛行機の操縦や安全管理、グラウンド・サポート、空港管理などを実践的に学びます。
キャンパス内に練習用の飛行場を設けている大学もあります。

Bachelor of Artsバチェラー・オブ・アーツ

文学士号。
おもに文系の専攻で、四年制大学を卒業すると得られる学位。BA(ビーエー)と略されます。

Bachelor of Scienceバチェラー・オブ・サイエンス

理学士号。
おもに理系の専攻で、四年制大学を卒業すると得られる学位。BS(ビーエス)と略されます。

Bachelor's Degreeバチェラーズ・ディグリー

学士号。
四年制大学を卒業して得られる学位。
文系の分野を専攻して取得するBachelor of Arts(BA)と、理系の分野を専攻して取得するBachelor of Science(BS)がその代表的なもので、それぞれ文学士号、理学士号と訳されます。
専門性が高い課程になると、これらBA、BS以外、たとえばBachelor of Art Therapy(音楽療法学士号)とかBachelor of Business Administration(経営学士号)などが授与されることもあります。
なお、二年制大学ではAssociate Degreeが、そして大学院になると修士課程ではMaster's Degree、博士課程ではDoctoral Degreeが、それぞれを修了して得られる学位です。

Back to Schoolバック・トゥ・スクール

8月下旬、長い夏休みが終わり、新学期に向けた準備が大づめのころに、おもに学生向けの文房具や日用品のセールに冠せられる文句のこと。

Bank Statementバンク・ステートメント

銀行預金残高証明書。
財政能力証明書(financial statement)の代表的なもの。学費と生活費をきちんと支払えるだけの経済力を有することを証明するために必要な書類。これがないと入学許可が下りません。
郵便貯金、有価証券保有額など、財政能力を示すものであれば財政能力証明書として認められます。

Bibliographyビブリオグラフィー

参考文献。
レポート(paper)や論文を書く際には、必ずこの参考文献を添えなければなりません。

Bilingual/Bicultural Educationバイリンガル/バイカルチュラル・エデユケーション

バイリンガル/バイカルチュラル教育学。
2か国語を話す人や2つの文化に属する人を対象とした教育方法を学びます。

Biochemistryバイオケミストリー

生化学。
生きている細胞の化学的なプロセスを学びます。
細胞の遺伝子情報蓄積と伝達、細胞レベルでの化学、血液、生物的なシステムや生産物、そして、呼吸、消化、誕生などの生命のプロセスに関する学問でもあります。

Biologyバイオロジー

生物学。
生物の構造、機能、誕生、成長、遺伝、進化、行動、自然環境と生物との関係などを学びます。

Blue Bookブルー・ブック

試験答案帳。
表紙が青いことからこの名前がついています。主として作文形式の試験に使われます。

Bookstoreブックストア

直訳すると「本屋」ですが、アメリカの大学にあるbookstoreは、日本の大学の生協(購買部)にあたります。
このbookstoreでは、その大学で開講されている科目の教科書や一般書籍、雑誌のほか、文房具、洗剤や石鹸などの日用品、音楽CD、菓子、ドリンク類、大学オリジナルグッズなどが売られていて、留学生も足しげく訪れます。

Bulletin Boardブルティン・ボード

掲示板。
インターネット上の「掲示板」も"bulletin board"といい、いわゆる"BBS"は、"Bulletin Board System"を略したものです。

Bursar's Officeバーサーズ・オフィス

Bursar(会計係)がいるオフィスで、ここで出納、会計を司ります。"Cashier"または"Business Office"ともいいます。
学費や寮・食費は、このオフィスで、小切手(personal check)あるいはクレジットカードで支払います。オンラインの決済システムを使うこともあります。

Business Administration/Managementビジネス・アドミニストレーション/マネジメント

経営学。
企業を組織を経営するための理論とノウハウを学びます。
経営管理理論、人事管理、経理、統計分析、購入と資材配達、マーケティング、意思決定などの分野も含みます。

Cafeteriaカフェテリア

学内の食堂、いわゆる学食のこと。Dining hallともいいます。
学生寮(dormitory)に住んでいれば、原則として食事はcafeteriaでします。
平日は朝、昼、夕の3食、週末はブランチと夕食の2食、あわせて週に19食分を、寮&食費(Room & Board)の食費として大学に支払います。大学によっては"Meal Plan"といって、cafeteriaでとる食事の回数を選べるようになっています(たとえば「週に12食」とか)。
朝は卵とベーコンとポテト、昼はハンバーガー、夜はフライドチキン、といった脂っこいメニューが中心ですが、最近は料理のバラエティも増えていて、健康志向の高いメニューや、ビーガン・ベジタリアン向けのメニューもよく見かけるようになりました。

Calculusカルキュラス

微分積分。
日本人にとってアメリカの大学の数学は比較的簡単なため、基本レベルの微分積分はplacement testの結果によっては、履修が免除される可能性もあります。

Campusキャンパス

大学の敷地。
通常campus内には、寮のほか教室や教授のオフィスがある建物、図書館、体育館などがあります。
大都会の大学では、建物が街の中に分立していて、いわゆるキャンパスにあたる敷地がない場合もあります。
広大なキャンパスでは、シャトルバスが行き来しているようなこともあります。
寮生活を送る限り、大学生活はキャンパス内で完結します。

Campus Tourキャンパス・ツアー

キャンパス見学会。入学希望者やその親、(有名大学ともなると)観光客などが参加します。

Career Service Centerキャリア・サービス・センター

大学が設けている就職課。
履歴書(resume)の書きかたの指導、求職情報の提供などをしてくれます。"Placement office"とも呼ばれます。在学生であれば無料で利用できます。

Carrelキャレル

図書館に設置されている自習用の机。
試験が近くなると、この机の争奪戦になります。

Catalogカタログ

その大学の理念や施設、学科やカリキュラムなど、その大学の詳細とルールが記された本。現在は各大学のWEBサイトで読むことができます。
大学選びの重要な参考資料となるだけでなく、出願から入学後にわたり頻繁に参照することになります。"School catalog"とか"academic catalog"、"bulletin"と呼ばれることもあります。

Cheatingチーティング

カンニング。
英語の"cunning"は「ずるい」とか「(悪)賢い」とかいう意味で、日本語のいわゆる「カンニング」ではないので注意しましょう。

Checkチェック

小切手。
銀行で当座預金(Checking Account)の口座を開いたときに発行されます。Personal checkなどともいいます。
現金と同じように使え、また盗難にあってもすぐ無効にできるので、買い物をするとき持っていると便利です。
「キャッシュレス」がアメリカの常識ですから、クレジットカードやデビットカードと並んで、このCheckもよく利用されます。
留学生にしても、電話代や光熱費を支払う際にCheckを送ったり、学費や寮・食費をCheckで支払ったりすることがあるので、重宝します。
"Check Book"は「小切手帳」のこと。
なお、Checking Accountの引き落としに際し、残高が不足していると不渡りになるので、残高チェックを忘れてならないのは、カードの場合と同じです。
また、銀行口座には、Checking Accountのほかに、普通預金口座(Savings Account)、定期預金口座(Time Account)、そして、小切手を切ることもでき、利子もつくナウ口座(Now Account)などがあります。

Chemistryケミストリー

化学。
物質・生物の構成や行動を学びます。化学変化のプロセスや、それらの現象に関する理論の構築と実験も含まれます。

Circulation Counterサーキュレーション・カウンター

図書館の貸し出しカウンター。
"No Circulation"の表示があるものは、「貸し出し禁止」の図書・資料を意味します。

Circulation Deskサーキュレーション・デスク

図書館にある貸出・返却デスク。
"Circulate"は「循環する」「循環させる」の意味。
本を循環させる役目を果たすことから、このように呼ばれます。

Citationサイテーション

引用。
「引用する」という意味の動詞"cite"の名詞形。
レポート(paper)を書く際は、他の文献から引用した文章は、クォーテーションマーク(" ")で括り、引用元を必ず明記するようにします。

Classクラス

1.授業に参加する学生の集まり。科目名や授業そのものを指すこともあります。
2.その年度に卒業する学年。たとえば、"A Class of 2025"は「2025年度に卒業する学年(一般的には2021年度の入学生)」を意味します。

Class Participationクラス・パーティシペーション

授業参加。
ディスカッションに積極的に参加したり、意見を述べたり、質問をしたりして、授業に「貢献すること」をいいます。成績評価にも大きく影響します。

Class Rankクラス・ランク

在学する高校の同学年の全生徒のなかでの学業成績の順位。
アメリカの大学の入学審査において評価の対象となるものですが、日本の高校生には必ずしも求められません。

Class Sizeクラス・サイズ

1つの授業を受けている学生の人数。
入門の科目はclass sizeが大きいのが通例。大規模大学では、一般教養の入門科目のclass sizeが500人なんてこともあります。

CLEP®クレップ

College-Level Examination Programの略でCollege Boardが主催する36種のテスト。
テストの分野はビジネス、作文・文学、外国語、社会科学・歴史、科学・数学。各テストで一定以上のスコアを達成すると、大学の単位として認められます。

Co-edコエド

Co-education(al)の略で、「共学(の)」という意味です。
たとえば、"Co-ed dorm"は「男女共用の寮」のこと。それに対して、「一方の性のための」は"single-sex"といいます。

College Placementカレッジ・プレースメント

大学に入学させること。進路指導。
アメリカの各高校にはcollege placement専門のカウンセラーがいて、生徒たちの進路指導を行います。

Combined Majorコンバインド・メジャー

二つの関連した学科を組み合わせて一つの専攻(major)としたもの。
たとえば、哲学(philosophy)と宗教学(religion)を組み合わせて、"philosophy and religion"として一つの専攻と考えます。

Commencementコメンスメント

卒業式、学位授与式。
アメリカの大学は入学式がありませんが、卒業式は盛大に催されます。
Commenceは「始める」「開始する」という意味の動詞で、アメリカの卒業式とは、つまり「新しい旅立ち」の式でもあります。

Common Applicationコモン・アプリケーション

“Common Application”という非営利組織が提供する共通願書。
900以上の大学に共通して使えるもので、オンラインで記入します。ハーバード大学やイェール大学などのアイビーリーグ校をはじめ、多くのリベラルアーツ・カレッジや私立総合大学がこの共通願書を採用しています。

Communicationsコミュニケーションズ

コミュニケーション。
個人、マスメディア、ジャーナリズム、放送などいろいろな形のコミュニケーションを全般的に学びます。
スピーチコミュニケーション、マスコミュニケーション、ジャーナリズム、ブロードキャスティングといった専攻を設けている大学もあります。

Community Collegeコミュニティ・カレッジ

アメリカの公立二年制大学。
コミュニティ、つまりその地域の住民への教育提供を主目的としていて、その地域に住んでいるアメリカ人なら、だれでも入学できる大学です。そのため、学業レベルは普通の大学よりかなり低く、授業やカリキュラムの内容も日本人が考えるいわゆる大学のものではなくて、職業訓練所やカルチャースクールに近い性格をもちます。
コミュニティ・カレッジに通う学生の多くが、働きながら夕方のクラスを週に二つとったり、週末のクラスだけをとったりするPart-time Studentで、年齢層もぐんと高くなります。卒業を目的としない学生もたくさん学んでいるため、コミュニティ・カレッジの卒業率は非常に低くなります。
学費の安さが魅力のように考えられがちですが、コミュニティ・カレッジには寮がないところがほとんどで、アパート暮らしをして家具・生活必需品をそろえ、車を買ってそのための保険に入って、という具合に、かえって高くつく結果に陥りがちです。
したがって、日本の高校を卒業した人が正規の学生としてコミュニティ・カレッジへ留学することは、よく考えなければなりません。

Community Serviceコミュニティ・サービス

ボランティア活動。
高校・大学によっては必修になっています。

Computer Educationコンピュータ・エデュケーション

コンピュータ教育学。
コンピュータとりいれた教育方法と、コンピュータについて教える方法を学びます。

Computer Scienceコンピューター・サイエンス

コンピュータ・サイエンス。
実際のシステムデザインやソフト開発を含む、コンピュータをつくったりデザインしたりするためのコンピュータ言語に関する科学的、数学的な学問。
さらに、コンピュータ設計、製造、コンピュータ言語のプログラム、数字的分析、コンピュータ・システム理論、人口知能、人工頭脳研究、シミュレーション・モデルの分野までを含みます。

Computer/Information Sciencesコンピュータ/インフォメーション・サイエンス

コンピュータ/インフォメーション・サイエンス。
ハードとソフトの両方を含む、IT全般について学びます。

Consortiumコンソーシアム

同じ地域にある数校の大学がグループとして形成された大学連合組織(大学コンソーシアム)。
学生はそのコンソーシアムに属する他大学で科目を履修することができ、単位互換も可能。コンソーシアムに属する大学が州の広範囲または州外にまたがる場合もあります。

Contractコントラクト

契約。
たとえば、入寮の際に交わす"housing contract"は「居住契約」、また、"break a contract"は「契約を破棄する」という意味です。

Cooperative Educationコーポラティブ・エデュケーション

コープ教育。大学と企業の提携による、企業研修を主体とした教育で、より実践的な分野でこの教育形態がよく用いられます。

Copyrightコピーライト

著作権。
著作権で保護されたメディアを"copyrighted material"といいます。

Core Courseコア・コース

必修科目。
"Core"は「核」という意味。Required courseやrequirementとよく似た意味ですが、通常"core"がつくと、その分野の中核となる科目になります。

Corequisiteコリクイジット

特定の科目を履修する前に、あらかじめ履修しておかなければならない科目がprerequisiteと呼ばれるのに対して、その科目と同じ学期に同時に履修しなければならない科目をcorequisiteと呼びます。

Courseコース

科目。
日本語の「コース(課程)」とは意味が違うので注意しましょう。
一つひとつの科目には、通常科目名(course title)と科目番号(course number)がつきます。指定された必修科目(required courses)と選択科目(elective courses)をとり、必要な単位数を満たすことで卒業できます。
アメリカの大学では、1科目につき3単位得られるのが一般的です。

Course Descriptionコース・ディスクリプション

講義概要(講義要綱)。
個々の科目の授業内容が簡単に記されたもの。その大学の「カタログ(catalog)」に記載されています。単位数と"prerequisite"(その科目をとる前に履修していなければならない科目。「先修科目」と訳されます)も併記されるので、自分の専攻分野の科目については、course descriptionsを注意して読みたいところです。

Course Loadコース・ロード

勉強量。
「勉強のキツさ」のようなもの。

Course Numberコース・ナンバー

科目番号。
大学では100~400番台の、大学院では500~800番台の3ケタで表記され、数字が大きくなるに従ってその科目の難度も高まります。100番台の科目は1年生レベル、400番台の科目は4年生レベル、というように、全米で統一した理解が成り立っています。それが大学間の単位の移行(編入)を容易にしている一因です。
一般教養課程のcourse numberは100~200番台で占められます。
専攻によっては、300番台以上の科目を一定数以上、履修することが求められることもあります。

Cover Letterカバー・レター

大学に書類(documents)を送るときに添える手紙。

Creditクレディット

単位。
"Unit"とか、(セメスター(二学期)制の場合)"Semester Hour"といわれることもあります。
アメリカの大学はすべて単位制で、定められた履修単位を取得すれば、年数に関係なく卒業できます。
通常、二年制大学を卒業するのに必要なのが60単位、四年制大学だと120~130単位、修士課程で30~60単位、博士課程では90単位が必修単位数です。1科目につき3単位取得できるというのが一般的で、セメスター制の場合、1学期に取得するのは5科目、すなわち15単位くらいが標準です。

Criminal Justice Studiesクリミナル・ジャスティス・スタディーズ

刑事裁判学。
刑事裁判システム全般について学びます。
刑法の内容や、その実施のプロセス、警察や刑務所、裁判所の運営から、刑事裁判などが学習範囲です。

Cross Registration Systemクロス・レジストレーション・システム

別の大学で授業を受け、その単位を自分の大学の単位に加算できるシステム。
アメリカではこのシステムが広く行き渡っています。

Culinary Schoolカリナリー・スクール

調理師専門学校。

Cum Laudeカム・ロード

学業成績優秀者に対して卒業時に与えられるMagna Cum Laudeに次ぐ名誉。

Cumulative GPAキューミュラティブ・ジーピーエー

これまでに履修したすべての科目のGPA(成績の平均値)。
"Cum GPA"と略されることもあります。
それに対して、その学期(semester)だけのGPAは、"Semester GPA"といわれます。

Curriculum/Instructionカリキュラム/インストラクション

カリキュラム/指導法。
教育レベルや科目に適したカリキュラムを組む方法を学びます。
カリキュラム理論や教材のデザイン、カリキュラムの評価なども含まれます。

Danceダンス

ダンス。
バレエやモダンジャズ、フォークダンスといったジャンルのダンスを通して、感情や思い、心的情景を表現することを学びます。
文化としてのダンスを分析したり、振り付け法を学んだりもします。

Dance Therapyダンス・セラピー

ダンスセラピー。
身体障害や情緒問題を克服したり、他者とのコミュニケーションを促進したりするのを助ける手段として、ダンスを用いるセラピーの理論や実践を学びます。
セラピー系の分野はほかにもArt Therapy、Music Therapy、Recreational Therapy、Physical Therapy、Occupational Therapyなどがあります。

Deadlineデッドライン

締切日・提出日・期限。"Due date"ともいいます。
たとえば、"application deadline"は「出願期限」、"When is the deadline?"は「締切日(提出日)はいつですか」という意味です。

Dean's Listディーンズ・リスト

優秀な成績を修めた学生のリスト。
毎学期このリストが公表されます。通常、GPAが3.5以上の学生が対象となります。
"Dean"は「学部長」のことです。

Deferred Admissionディファード・アドミッション

合格した学生に、1学期間または1年間その合格を有効とする措置を与えること。
何かの都合でその年に入学できない場合、入学延期の要望を学校に伝え、その許可をもらいます。
Deferred admissionを許可するか否かは大学の方針によります。

Degreeディグリー

学位。
その大学の卒業要件(academic requirements)を満たして取得できる称号のことです。
一般的に四年制大学を卒業して得る学位は、文学士号(Bachelor of Arts)と理学士号(Bachelor of Science)です。

Degree Programディグリー・プログラム

学位(degree)を取得するために設定されたカリキュラム。

Degree Requirementsディグリー・リクヮイアメンツ

(pl.)必修科目や必要単位数などを含む、その大学で学位(degree)を取得するために必要な事柄。

Departmentデパートメント

いわゆる「学科」にあたります。
たとえば「音楽学科」であれば"Music Department"、「物理学科」であれば"Department of Physics"などといいます。
たいてい、一つひとつのdepartmentがいくつかの専攻(major)課程を設けていて、たとえばUniversity of VirginiaのArt Department(芸術学科)では、History of Art(美術史)とStudio Art(美術制作)の二つの専攻課程を設けています。
なお、百貨店の意味で用いられる「デパート」は、"Department Store"といいます。

Depositデポジット

1.合格通知(acceptance letter)を受け取った後に、その大学に入学の意志を示すために納めるお金。通常200ドルから500ドルくらいで、学費の一部として扱われます。なおアメリカの大学には入学金がありません。
2.敷金。

Diplomaディプロマ

学位を取得したことを証明する書類で、いわゆる「卒業証明書」のこと。

Discussionディスカッション

議論。アメリカの大学の授業では、このディスカッションがひんぱんに行われます。

Discussion Leaderディスカッション・リーダー

ディスカッション中心の授業を教師の代わりにリードする学生のこと。
3、4年生や、大学院生は、1学期に1度、discussion leaderとなるように求められることがあります。

Dissertationディサテーション

博士号(Doctoral Degree)を取得するために必要な研究論文。

Distance Learning ディスタンス・ラーニング

インターネットなどを通じて学ぶ、遠隔学習のこと。

Diversityダイバーシティ

文化、人種、エスニックグループ、宗教、社会層、ジェンダーなどの差異がもたらす多様性。
学生の多様化は、アメリカの多くの大学が大切にしている理念です。

Doctoral Degreeドクトラル・ディグリー

博士号。
大学院の博士課程を修了して得られる学位。その最も一般的なものがDoctor of Philosophy(Ph.D.)です。分野にかかわらず多くの課程でこのPh.D.が授与されます。
博士号にはこのほかDoctor of Education(Ed.D.:教育学博士)、Doctor of Psychology(Psy.D.:心理学博士)など、いくつかの種類があります。

Dormitoryドミトリー

寮。"Dorm"と略されたり"Residence Hall"といわれたりもします。
アメリカの大学は寮制のところが多く、入寮を義務づけているところも少なくありません。寮生活を通じて、人との付き合いかたや共同作業への取り組みかたを学ぶことが、大学教育の一環と捉えられているのです。ハーバード大学でもほとんどの学生が寮生活を送っています。
最低限の生活環境が整っていて、また友だちもつくりやすく、治安の配慮もされているので、留学生が安心して勉学に励むためには、寮生活をするのが望ましいといえるでしょう。

Double Majorダブル・メジャー

二つの専攻をもつこと。
それぞれの専攻の必要条件を満たさなければならないので勉強はたいへんですが、アメリカの大学生の2割ほどが、ダブルメジャーにチャレンジしています。留学生でもダブルメジャーを選択する人は少なくありません。
"I double-majored in English and History."は、「英語と歴史学の二つの専攻をもっていた」という意味。なお、専攻を三つもつことを"triple major"といいます。

Driver's Licenseドライバーズ・ライセンス

運転免許証。
免許を取得できる年齢は州によって異なりますが、だいたい17、18歳くらいです。日本と比べて、アメリカで運転免許を得るのは簡単に済むため、アメリカで免許をとる留学生もたくさんいます。基本的に国際運転免許証(International Driver's License)をもっていればアメリカでも車を運転できますが、州によって法律が異なるので注意が必要です。

Drop a Courseドロップ・ア・コース

いったん科目を登録した後に、その登録をキャンセルすること。
通常、学期が始まってから2週間以内であれば、dropしても成績には支障がなく、成績表にも記録は残りません。
逆に、科目を追加登録することは、"add a course"といいます。

Dropoutドロップアウト

大学を中途でやめること。中退。

Drop/Add Periodドロップ/アド・ピリオド

いったん科目を登録した後に、その科目の登録をキャンセルしたり、新たに科目を追加したりできる期間。
通常、2週間以内であれば、dropとaddができますが、2週間近くなってdropしたりaddしたりするのは避けたいところです。

DSO

(ディーエスオー>
Designated School Officialの略。
移民法に関連する留学生の書類を扱うアドミッションズ・オフィスや留学生オフィスのスタッフのスタッフ。
I-20にもDSOのサインが必要です。

Dual Enrollmentデュアル・エンロールメント

アメリカの高校生が大学にも在籍し、大学の科目を履修すること。
多くの州で、高校と大学が提携していて、高校生が大学で科目履修をするという二重在籍を認めています。

Dueデュー

締切・提出期限。
"This paper is due March 10th."は「このレポートは3月10日が提出日」という意味。

Ecologyエコロジー

エコロジー。
生態系について学びます。個体群生物学、大小の生態系、進化と絶滅についてや、環境が有機体にどのような影響を及ぼすかといった問題も含まれます。

Economicsエコノミクス

経済学。
資源の生産、保護、分配、さらにこれらのプロセスに関する組織のフレームワークを学びます。
マクロ・ミクロ経済理論、比較経済システム、銀行理論、数学的・分析的理論なども学習範囲です。

Educationエデュケーション

教育学。
基礎的な教育理論、心理学、計画、関連事務、社会的構造との関連のほか、具体的な教授法などを学びます。

Electiveエレクティブ

選択科目。自由に選んでよい科目のことです。
必修以外の科目で、その大学で提供されている科目すべてがelectiveになります。
ただし、科目番号(course number)が300番台以上のものは先修科目(prerequisite)をとらなければならないのが普通です。

Elementary~エレメンタリー~

科目名で「初級~」のこと。
"Elementary Chinese"は「初級中国語」を意味します。"Introductory~"とも表記されます。

Englishイングリッシュ

英語、イングリッシュ。
英語を話す人々の文学と文化、歴史、言語などを学びます。

Enrollmentエンロールメント

登録または登録者数。在学という意味もあります。
たとえば、"course enrollment"は「科目登録」、"maximum enrollment"は、その科目の「定員」を意味します。

Environmental Science/Conservationエンヴァイロンメンタル・サイエンス/コンサベーション

環境科学・保全。
環境を生物学的、物理学的観点から学びます。水、空気、土、魚、野生生物など天然資源の保護や改善、環境公害の制御などを含みます。

Episcopalエピスコパル

キリスト教の一派で「英国国教会の」「米国聖公会の」という意味。

ESLイーエスエル

English as a Second Languageの略。
英語が母語でない学生のために設けられた英語プログラム。ESLを設置している大学と設置していない大学があります。

ESL Teacher Educationイーエスエル・ティーチャー・エデュケーション

第二言語としての英語教授方法。
英語を母語としない人に対する英語教育の理論と実践を学びます。
第二外国語の教育に重点を置いている分野にはほかにTESLやTESOLがあります。

Essayエッセー

1.自分の進学目的や出願の理由をつづった作文で、出願の際に提出する書類の一つ。合否審査において重要視されます。
2.作文。レポート(paper)よりも短い分量のもので、アメリカの大学に在学中は、このエッセーをたくさん書くことになります。

Examinationイグザミネーション

試験。"Exam"と略されます。

Excursionエクスカーション

遠足。
Field tripよりも、遊びの感覚が強いものを指します。

Exercise Scienceエクササイズ・サイエンス

運動科学。
人の動作を解剖学、生理学、生化学の知識を用いて科学的に学び、運動や治療的リハビリテーションに応用します。

Expenseエクスペンス

費用。たとえば、"living expense"は、「生活費」を意味します。

Extensionエクステンション

1.延長。たとえば、レポート(paper)が期日(due date)に間に合わないときに、"Can I get an extension?"というと、「提出期限を延ばしてもらえますか」の意味になります。
2.公開講座。その大学の正規の学生でなくても受講できる科目。

Extracurricular Activityエクストラカリキュラー・アクティビティ

スポーツやクラブ活動、ボランティア活動などの課外活動。アメリカの大学に出願する際には、この実績が審査項目の一つになります。

F-1 Visaエフワン・ビザ

F-1ビザ。
留学生に発行されるビザ。
なお、F-2ビザは、F-1ビザを保有する留学生の配偶者と子どもに発行されるビザのことです。

Facilitiesファシリティーズ

(しばしばpl.)設備。施設。

Facultyファカルティ

教授陣。
Professor(教授)、associate professor(准教授)、assistant professor(助教授)、instructorまたはlecturer(講師)が、アメリカの大学におけるfacultyを構成する人たちです。
アメリカの大学では、教授陣を公募するのが常で、教育関係の新聞や雑誌上には「教授募集」の広告がよく見られます。

FAFSAファフサ

Free Application for Federal Student Aidの略。
アメリカ人学生が連邦や州の奨学金を得たい場合、入学する年の1月1日以降にオンラインで記入する申請書。
留学生には当てはまりません。

Fashion Businessファッション・ビジネス

ファッション・ビジネス。
洋服やアクセサリーのファッションを始めとして、宝石やインテリアのデザインから仕入れ・販売に至るまで、ファション・ビジネスにかかわるさまざまなことを学びます。

Feeフィー

料金。
"Application fee"は「願書審査料」、"membership fee"は「会費」を意味します。

Field Tripフィールド・トリップ

遠足、研修旅行。
寮制の高校では、ほぼ毎週末field tripが企画されます。町の美術館、博物館、ショッピングモール、遊園地、観光地などへ行くのが典型。
授業の一環としてのfield tripもあります。

Film/Video/Cinematography/Productionフィルム/ビデオ/シネマトグラフィー/プロダクション

映画/ビデオ/撮影/製作。
脚本執筆から撮影、演出、編集にいたるまで、映画・ビデオ製作の理論と実践を学びます。
理論や評論に重点を置いた分野としてCinema Studies があり、ラジオとテレビの製作を学ぶ分野にRadio/Television があります。

Finalファイナル

期末試験。
"Final examination"の略称。Finalのスコアが成績に大きく反映するので、学生はみんな必死になって勉強します。
"How many finals do you have?"は、「きみはいくつ期末試験を受けなきゃならないのかい?」という意味です。

Financial Aidファイナンシャル・エイド

財政援助。
さまざまな種類の財政援助があって、いわゆる奨学金(scholarship)もこの一つです。留学生に適用される奨学金もあります。

Financial Statementファイナンシャル・ステートメント

財政能力証明書。
出願時とビザ申請時に提出する書類の一つ。留学中の学費、生活費を支払えるだけの経済力を証明する書類。銀行などの預金残高証明書がこれにあたります。

Five-year Programファイブイヤー・プログラム

5年間で学士号と修士号を取得するプログラム。
通常6年間かかる大学・大学院教育を集中的に5年間の一貫教育にして、短時間で修士号を取得できるプログラムです。

Floor Meetingフロア・ミーティング

寮の各階ごとに行われるミーティング。
普通、RA(Resident Assistant:寮長のアシスタント)がまとめます。

For-profit Collegeフォープロフィット・カレッジ

営利目的の私立大学。
アメリカでは、営利目的の大学もけっこうあります。

Foreign Language Educationフォーリン・ランゲージ・エデュケーション

外国語教育。
外国語そのものを学ぶ場合と、外国語を教えようという人が学ぶ場合とがあります。

Foreign Student Advisorフォーリン・スチューデント・アドバイザー

留学生のためのアドバイザー。"International Student Advisor"とも呼ばれます。
ビザのことをはじめ、留学生特有のさまざまな問題の相談にのってくれます。"FSA"と略されることも。

Forensic Technologiesフォレンジック・テクノロジー

法医学テクノロジー。
病理学者や法医学者などのもとで、犯罪の現場や物証の分析を行う技術を学びます。
病理学や実験技術の原理のほか、散粉や指紋法、復元法なども学びます。

Fraternityフラタニティ

アメリカの大学にある、男子学生で構成される社交組織。種類や性格はさまざまで、Fraternityによっては、メンバー同士を「兄弟」(brother)と呼び合い、強い結束力をもちます。
たんなる「酒飲み同好会」のようなものから、優秀な成績をとった人だけで構成されるアカデミックなものまで、さまざまなタイプのfraternityがあります。
そのメンバーになるためには、それぞれに基準やルールがあり、そのための修行期間(pledge period)を設けているのが普通です。Fraternityの中には、専用の寮をもち、brotherたちはそこで共同生活するところもありますが、パーティばかりしていて、とても勉強できる環境でないことも多いため、留学生がfraternityに入る際には、そのfraternityの性質をよく見きわめるのが賢明です。
これと同じ組織で、女子学生で構成されるものをソロリティ(sorority)といいます。
個々のfraternityとsororityにギリシャ文字2文字から3文字の名称がつくことから、"Greek Organization"と総称されます。

Frenchフレンチ

フランス語、フランス学。
フランス語を話す人々の言語、文学、文化、歴史などを学びます。

Freshmanフレッシュマン

大学における1年生。

Freshman Retention Rateフレッシュマン・リテンション・レート

新入生が2年生になるときに、その大学での教育を継続する率。
その大学に対する学生の満足度や、学生の勉学に対する熱意を反映するともいわれていて、大学の質を示す指標になっています。

Freshman Seminarフレッシュマン・セミナー

1年次の最初の学期に履修するセミナー形式の授業。
大学の勉強がどういうものかを新入生が学ぶとともに、大規模な大学では大人数の講義形式の授業以外に、少人数のセミナー形式の授業を経験することが目的です。

Full-time Studentフルタイム・スチューデント

いわゆる「正規の学生」のこと。
大学では1学期に12単位以上、大学院では9単位以上取得している学生のことを指します。
これら未満の単位をとっている学生のことをpart-time studentといいます。
通常、大学においては、1学期につき12~18単位の学費は一律で、それ未満、1~11単位までは、「1単位につきいくら」というように学費を支払います。
留学生は、正規の学生、つまりfull-time studentとして学生ビザ(F-1ビザ)を発給されてアメリカに滞在するので、「今学期は少しラクをしたいから、単位は少なめにしておこう」などといって12単位を満たさないと、Full-time studentと見なされず、ビザが失効しますから注意しましょう。

GEDジーイーディー

General Educational Developmentの略。
高校を修了していない生徒の学習成果を高校卒業同等と認定するための試験。日本の高等学校卒業程度認定試験(高認)に相当します。

General Studiesジェネラル・スタディーズ

一般教養科目の総称、または一般教養課程。

General ~ジェネラル~

科目名で「~総論」「~概説」のこと。
"General Psychology"は「心理学総論」を意味します。

Germanジャーマン

ドイツ語、ドイツ学。
ドイツ語を話す人々の言語、文学、文化、歴史などを学びます。

Gerontologyジェロントロジー

老年学。
青年期以降の加齢、老齢化の過程に伴う現象を社会学、心理学、生物学などの観点から学際的に学びます。

GMAT®ジーマット

Graduate Management Admission Testの略で、経営学専門の大学院(business school)に進学する人のためのテスト。作文、英語、数学の3セクションから成ります。

GPAジーピーエー

Grade Point Averageの略で、成績平均値のこと。
アメリカの大学では、ABCDFの5段階で成績がつきます。このアルファベットをそれぞれ4、3、2、1、0の点数(ポイント)に換算し、それにそれぞれの科目の単位数を掛けて足した合計を総単位数で割ったものが、GPAです。
たとえば、ある学期に英語(3単位)、数学(3単位)、心理学(3単位)、絵画(4単位)、体育(1単位)の5科目を履修し、英語でC、数学でA、心理学でB、絵画でA、体育でAの成績をとったとします。
その場合、「英語:C(2ポイント)×3単位=6」+「数学:A(4ポイント)×3単位=12」+「心理学:B(3ポイント)×3単位=9」+「絵画:A(4ポイント)×4単位=16」+「体育:A(4ポイント)×1単位=4」=「47ポイント」を「取得単位14」で割った「47÷14=3.36ポイント」が、この学期のGPAになります。
アメリカの大学では、2学期続けてGPAで2.0ポイント(70点平均)を割ると、退学になるので、みんな必死になって勉強します。

Gradeグレード

1.学業成績。一般的にはアルファベットで表記され、A(優秀)、B(平均以上)、C(平均)、D(平均以下)、F(不可)となっています。
2.中等教育(小中高校)における「学年」。たとえば、"Which grade are you in?"は、「何年生ですか」という意味。

Graduateグラジュエイト

1.「大学院の~」「大学院生」の意味。"Grad"と略されます。
2.学位を取得して卒業した人。"I am an NYU graduate."は「私はNYUの卒業生だ」という意味です。
3.動詞で、「卒業する、卒業させる」の意味。2の例と同じく、"I graduated from NYU."は、「私はNYUを卒業した」の意味になります。

Graduate Programグラジュエイト・プログラム

大学院のカリキュラム。

Graduate Schoolグラジュエイト・スクール

大学院。"Grad school"と略されます。四年制大学を卒業した後に、さらに専門的、実践的なことを学ぶ機関。
ここでは、修士号(Master's Degree)と博士号(Doctoral Degree)、専門学位(Professional Degree)を取得できます。

Graduate Studentグラジュエイト・スチューデント

大学院生。"Grad student"または単に"grad"と略されます。

Graduation Thesisグラジュエーション・シーシス

卒論。単に"thesis"といわれることもあります。

Graphic Designグラフィック・デザイン

グラフィック・デザイン。
イラストや活字メディアを通して、芸術的技術を用いながら、消費者に情報を効果的に伝えることを学びます。
コンセプト・デザインのほか、リトグラフィやエッチング、コラージュやコンピュータ・グラフィックなどの技術についても学びます。

GRE®ジーアールイー

Graduate Record Examinationsの略で、大学院進学者のための共通テスト。
英語・数学・作文の能力を問うGeneral Testと、科目別のSubject Testの2種類がありますが、多くの大学院ではGeneral Testのみ課しています。
日本では東京と大阪で受けられます。

Gymnasiumジムネイジアム

体育館。"gym"と略されます。

Health Certificateヘルス・サーティフィケート

健康診断書。入学が決定した後、大学に提出します。

Health Education/Physical and Health Educationヘルス・エデュケーション/フィジカル・アンド・ヘルス・エデュケーション

体育学。
保健体育を教える人が学びます。。

Health Service Centerヘルス・サービス・センター

保健室。

Health System Administration/Health Care Administrationヘルス・システム・アドミニストレーション/ヘルス・ケア・アドミニストレーション

健康システム管理。
医療やヘルスケアに関するサービスやシステムの企画・管理を学びます。
企画からコーディネーション、財務管理、資金集め、マーケティング、広報、人事管理、健康法までの分野をカバーします。

Historic Preservation/Conservationヒストリック・プリザベーション/コンサベーション

史跡保護。
史跡を建築的に研究したり、その保護や修復について学びます。
建築の歴史、不動産、土地の利用、税法や法律なども学習範囲です。

Historically Black Colleges and Universitiesヒストリカリー・ブラック・カレッジズ・アンド・ユニバーシティズ

アフリカン・アメリカン(黒人)の学生への大学教育を目的として設立された大学。HBCUsと略されます。

Historyヒストリー

歴史学。
過去に起こった出来事について全般的に学びます。史料編集も含まれます。

Honor Studentオーナー・スチューデント

学業優秀生。

Honor Systemオーナー・システム

学生の人格と道徳観念を尊重し、大学側が学業面の不正についての規則を強制しないシステム。

Hookフック

大学が理想とする学生集団を形成するために、学生の特定の能力、スキル、特技などを入学審査において特別に考慮すること。
たとえば、生物学科を強化したいという大学の意向がある場合、生物学専攻希望ということが入学審査に有利にはたらくことがあります。

Horticulture Scienceホーティカルチャー・サイエンス

園芸学。
果物、野菜、花や苗木など、庭園を飾る植物の栽培法や、植物の生態サイクルに沿った園芸法を学びます。

Host Familyホスト・ファミリー

ホストファミリー。ホームステイする際のステイ先。

Hotel/Motel/Restaurant Managementホテル/モーテル/レストラン・マネジメント

ホテル/モーテル/レストラン経営学。
ホテルやレストランなどの経営に関するあらゆることを学びます。この学科を設けている大学の多くが、キャンパス内にホテルやレストランの施設をもっています。

Housing Officeハウジング・オフィス

寮の事務をとりしきるオフィス。

Human Servicesヒューマン・サービス

福祉事業学。
福祉事業にかかわる人材を育成します。
顧客へのインタビュー、情報収集、ワーカーやエージェントへのコンサルティングなども学びます。

I-20アイ・トゥエンティ

学生ビザを取得するために必要な、外国人向けの入学許可証。
入学後は在学証明書となり、アメリカ入国のときに提示を求められます。

I-538アイ・ファイブスリーエイト

アメリカ滞在の期間延長を求めるときや、就労の許可を求めるときに提出する書類。

ID Cardアイディ・カード

Identification cardの略で、身分証明証、学生証のこと。学生証のことは"Student ID"といいます。
オリエンテーション(日本の大学でいうガイダンス)の期間中に、このID Cardをつくります。図書館で本を借りるときや寮に入るとき、食堂に入るときなどにこのID Cardを提示します。
学生証は、大学内でのみ有効で、学外ではIDとして認めてもらえないこともあります。
アメリカは飲酒規制が厳しく、アルコール類を購入する際には必ずID Cardの提示を求められますが、その際には学生証ではなくて運転免許証(driver's license)を主に用います。
留学生の場合、国際運転免許証やパスポートをIDとして代用することもあります。

IELTS(TM)アイエルツ

International English Language Testing Systemの略。
日本においては日本英語検定協会とブリティッシュ・カウンシルが共同で運営している英語力テスト。多くの大学・大学院が、英語力テストとしてTOEFL®テストもしくはIELTS(TM)のスコア提出を求めています。

Incompleteインコンプリート

何らかの理由で、その学期中に科目を修了できなかった(期末試験を受けられなかったりペーパーを作成できなかったりした)場合に、一時的に与えられる成績。
Incompleteには、"Incomplete Pass"(IPと略される。学期末の時点で「可」)と"Incomplete Fail"(IFと略される。学期末の時点で「不可」)の2種類があります。やり残した分を次学期に終えると、最終の成績が出ます。科目や先生によってはincompleteを認めてくれない場合もあります。

Independent Studyインディペンデント・スタディ

学生が個別・主体的に学び(独自のカリキュラムを組み立て)、単位を取得する方法。

Industrial Designインダストリアル・デザイン

産業デザイン。
芸術的原理や技術を商品開発に応用する学問です。

Insurance Waiverインシュランス・ウェイバー

アメリカの大学では医療保険に加入することを学生に義務づけています。すでに他の健康保険に加入しており、大学が推奨する保険プランに申し込まないことを、”Insurance Waiver”といいます。
大学が定めるinsurance waiver formという書類に必要事項を記入し、学校が推奨する保険プランの補償内容と同等またはそれ以上ということを示す証明書とともに提出することによって、insurance waiverが成立します。

Interdisciplinary Majorインターディシプリナリー・メジャー

学際専攻。
その大学で提供されていない専攻を、複数の学科の科目を組み合わせてつくる専攻のことです。
その代表的な例が老年学(gerontology)。学問として確立されてから日が浅いので、老年学の専攻を設けている大学はまだ数少ないのが現状です。ところが、老年学の専攻課程を設けていない大学でも、社会学、生物学、ソーシャルワーク、心理学、遺伝学、統計学といった分野の科目を組み合わせて、interdisciplinary majorとして、老年学の専攻をつくることができます。
それが「専攻」として認められるかどうかは大学によりますが、交渉次第で自由なカリキュラムが組めます。New York Universityでは、interdisciplinary majorばかりを扱う学部(Gallatin School of Individualized Study)すら設けています。

Intermediate~インターメディエイト~

科目名で、「中級~」のこと。
"Intermediate Spanish"は「中級スペイン語」を意味します。

International Relationsインターナショナル・リレーションズ

国際関係学。
国際政治や国際機関、外交、政策、国際法、安全保障などを学びます。大学院レベルでよく学ばれるものです。

International Student Officeインターナショナル・スチューデント・オフィス

直訳すると「留学生オフィス」。
"Foreign Student Office"といわれることもあります。
異文化交流イベントを運営したり、留学生が直面するさまざまな問題の予防・対処をしたり、留学生だからこそ踏まなければならない手続きに関してのアドバイスや情報を提供したりするオフィスで、留学生は在学中に何度もお世話になります。たとえばビザやプラクティカルトレーニング(practical training:学生ビザでも1年間は職に就くことができるシステム)といった留学生特有の手続きについての情報や必要書類を得るのがこのオフィスです。
オフィスによっては、休暇中の滞在先としてホームステイ先を紹介してくれたり、ホームシックにかかってしまった留学生へのカウンセリングをしたりしてくれます。

International Student Organizationインターナショナル・スチューデント・オーガニゼーション

留学生のクラブ。
たいていどこの高校・大学にもあり、食事会や文化交流会などのイベントを行います。ISOと略されます。

International Student Orientationインターナショナル・スチューデント・オリエンテーション

アメリカ人学生も含めた新入生全員を対象に開かれるorientationに対して、留学生のみを対象にしたものがinternational student orientationです。
通常、一般的なOrientationよりも前に行われることが多く、履修登録、寮生活、移民法、銀行口座の開設、アメリカの文化などについての説明があります。

Interviewインタビュー

面接。アメリカでは、入学審査にあたって面接を課す場合があります。留学生の場合は、渡米して面接を受けるのがむずかしいので、オンラインで面接を受けるのがほとんどです。

Intramural Sportsイントラミューラル・スポーツ

他校と試合をする本格的なスポーツチームではなく、校内で対抗試合をする同好会的なスポーツチーム。

Introduction to~イントロダクション・トゥ~

科目名で「~概論」のこと。
"Introduction to Natural Science"は「自然科学概論」を意味します。

Ivy Leagueアイビー・リーグ

アメリカの、伝統ある名門私立大学8校:"Brown University"(ロードアイランド州)、Columbia University(ニューヨーク州)、Cornell University(ニューヨーク州)、Dartmouth College(ニューハンプシャー州)、Harvard University(マサチューセッツ州)、Princeton University(ニュージャージー州)、University of Pennsylvania(ペンシルバニア州)、Yale University(コネチカット州)の総称。どこもレベルは高く、超難関校ぞろいです。これら8校からは、あわせて250名以上のノーベル賞受賞者が誕生しています。
そのほか、州立の優秀な大学群を"Public Ivy"、同様に優秀な小規模私立大学群を"Mini Ivy"と俗称します。

J-1 Visaジェイ・ワン・ビザ

J-1ビザ。
アメリカの政府が承認した教育研修プログラムに参加する人に発行されるビザ。交換留学生などがこれに含まれます。

Japaneseジャパニーズ

日本語、日本学。
ドイツ語を話す人々の言語、文学、文化、歴史などを学びます。

Jazzジャズ

ジャズ。
ジャズの歴史、形態や演奏の特徴を学びます。
楽器の演奏からボーカル法、アレンジや作曲も含まれます。

Job Huntingジョブ・ハンティング

就職活動。

Juniorジュニア

大学における3年生。

Junior Collegeジュニア・カレッジ

私立二年制大学の総称。四年制大学の一般教養課程にあたるカリキュラムを設けていて、卒業生の多くが四年制大学に進学します。

Kick outキック・アウト

退学させること。Expelともいいます。
たとえば、"Steve got kicked out of school."は、「スティーブが学校から退学処分を受けた」という意味になります。

Laboratory Courseラボラトリー・コース

講義ではなく、実験中心の授業。"Lab"と略されます。

Latin American Studiesラティン・アメリカン・スタディーズ

ラテン・アメリカ学。
メキシコ、カリブ、南・中央アメリカの経済、文化、政治、社会、歴史などを学びます。

Learning Centerラーニング・センター

キャンパス内にある施設で、勉強の仕方を教えてくれたり、学業の手助けをしてくれたりするところ。チューター(tutor)の申請もここでできます。留学生がとてもお世話になるところです。
"Academic center"と呼ばれるところもあります。

Leave of Absenceリーブ・オブ・アブセンス

休学。
病気などの理由で、大学から許可をもらって、一定期間休学することをいいます。この間は、学費を支払う必要はありません。

Lectureレクチャー

講義、講演。講義形式の授業。

Legacy Admissionレガシー・アドミッション

その大学の卒業生の子どもを優先して合格させる入学審査のシステム。
有名校においては、全学生の10~25%、卒業生の子どもが占めているともいわれています。

Letter of Recommendationレター・オブ・リコメンデーション

推薦状。アメリカの大学の入学審査書類の1つ。
通常、大学に入学する人は高校の先生から2通、大学に編入する人は高校の先生と大学の先生から1通ずつ、大学院に入学する人は大学の先生と、職歴があれば上司から、都合3通、書いてもらいます。
合否判定において重視される書類で、出願者がどのように客観評価されているかを示す文書です。
「明るくて」「優しく」「人当たりがよい」といった漠然とした書きかたではなくて、活躍が目ざましかった出来事、果たした役割などを、できるだけ具体的な例を挙げて書いてもらいます。
自分のことをよく知っている人に書いてもらうのですが、とにかく褒めるのが当り前のアメリカ。実例を挙げて、熱意をもって褒めちぎり、出願者の魅力を最大限に引き出す推薦文を書いてもらえるように、推薦者といい関係を築く努力を日ごろから怠らない姿勢が大切です。推薦状の内容が審査にマイナスに作用することはありません。

Liberal Artsリベラル・アーツ

一般教養科目の総称。General educationともいいます。
なお「リベラルアーツ」という専攻もあります。幅広くさまざまな分野を学んで、1つの専攻と考えます。

Liberal Arts / Humanitiesリベラル・アーツ/ヒューマニティ

一般教養/人文学。
文学、芸術、哲学といった人文学や歴史、外国語、数学、社会科学、自然科学を総合的に学びます。
全般的な知識を身につけながら、類推する力を養います。

Liberal Arts Collegeリベラル・アーツ・カレッジ

専門的・実践的な教育よりも、さまざまな分野の学問を広く浅く教え、全人教育、つまり幅広い視野をもち教養の豊かな人を育成することを理念とする私立四年制大学群の総称。
全米に約600校あり、アメリカの大学教育の中心的役割を担っています。

Libraryライブラリー

図書館。
アメリカ留学生活において、最も長い時間を費やす場所といってもいいほど、留学生がお世話になるのが図書館です。本を借りたり資料を閲覧したりはもちろん、寮の部屋よりも落ち着いて勉強できる場所としても活用されます。コンピュータやオーディオ&ビジュアル機器を設置していたり、喫茶コーナーがある図書館もめずらしくありません。
図書館の質は、大学の質そのものを測る1つの尺度でもあり、レベルの高い大学ほど図書館の設備も充実しています。

Library Scienceライブラリー・サイエンス

図書館学。
本をはじめ、書類やフィルム、音声、電子データなど、さまざまな形態の情報を利用しやすいようにまとめ、保存し、管理、提供するための知識や技術を身につけます。

Library Tourライブラリー・ツアー

新入生のオリエンテーションに必ずといっていいほど含まれる「図書館ツアー」。
本の検索方法、書棚の分類、スタッフ紹介、貸し出し期間などの諸ルールの説明が含まれます。

M-1 Visaエム・ワン・ビザ

M-1ビザ。
デザイン学校や美容学校、飛行機操縦訓練学校などの職業訓練学校(専門学校)へ留学する人に発行されるビザ。

M.M.R.エム・エム・アール

麻疹、おたふく風邪、風疹の3種混合ワクチン。
アメリカの大学のほとんどが入学に際してM.M.R.の2回の接種を求めています。
日本ではM.M.R.が一般的でないため、麻疹、おたふく風邪、風疹の予防接種を別々に接種します。その場合、麻疹は2回の接種が必要になります。
麻疹、おたふく風邪、風疹それぞれの抗体検査をして規定以上の抗体数値があれば、その数値を提示することによって予防接種が不要となります。

Magna Cum Laudeマグナ・カム・ロード

学業成績優秀者に対して卒業時に与えられるSumma Cum Laudeに次ぐ名誉。

Majorメジャー

専攻。
たとえば「心理学専攻」を"Psychology Major"といい、「私は哲学を専攻しています」を"I am majoring in philosophy."といいます。アメリカの四年制大学を卒業するためには、何らかの分野を専攻するのが原則となっています。
アメリカの大学は、入学時に専攻を決める必要がありません。入学して最初の2年間は幅広くいろいろな分野の教養を積み、自分の適性を探った上で、2年次の終わり頃に専攻を決める学生がたくさんいますし、それがよい結果を生むと考えられています。
また専攻を決めた後でも変更ができますし、異なった分野の専攻を2つもつこと(double major)もできます。

Makeupメイクアップ

追試。埋め合わせ。

Master's Degreeマスターズ・ディグリー

修士号。大学院修士課程を修了して得られる学位。
代表的なものがMaster of Arts:M.A.、Master of Science:M.S.、Master of Business Administration:M.B.A.。

Mathematicsマセマティクス

数学。
代数、幾何、整数論、論理学、位相幾何学、関数解析、微積分学などを学びます。

Matriculationマトリキュレーション

学位取得をめざすための入学、入学許可。
"Admission"と同じ意味ですが、一般的には"admission"のほうがよく使われます。

Meal Plan ミール・プラン

大学の寮に入り、学食で1週間に何回の食事をするかを決めるプラン。
1週間に19食というプランが一般的。月曜日から金曜日まで1日3食、土・日曜日は朝・昼兼用のブランチと夕食の2食をとります。

Medical Records Technology/Medical Technologyメディカル・リコーズ・テクノロジー/メディカル・テクノロジー

医療事務技術。
医療記録の専門家の指導のもと、医療についての情報分析や記録手法などを学びます。

Metal/Jewelry Artsメタル/ジュエリー・アーツ

貴金属/宝石アート。
宝石や貴金属を用いて装飾品などをつくることを学びます。
金属細工、石細工、鋳造、デザインなどを含みます。

Mid-term Examinationミッドターム・イグザミネーション

中間試験。"Mid-term"と略されます。
セメスター(二学期)制の秋学期(9〜12月)の場合、10月中・下旬にmid-termが、そして12月半ばに期末試験(final examination)が行われます。
つまり、9月に入学してわずか8週間後に、最初に受ける大きなテストがあるわけです。アメリカの大学の成績は、中間・期末試験、paper(論文)、小テスト、授業における積極性などで多角評価されますが、中でも中間・期末試験とpaperはその大きな比重を占めます。Mid-termでつまずいてしまうと、その後に影響を及ぼしかねませんので、留学する前に、アメリカの大学の「スピードの速さ」を知っておくことが大切です。

Mid-term Gradeミッドターム・グレード

中間成績。
中間試験(mid-term examination)の結果が出た時点での成績。

Mid-year Admissionミッドイヤー・アドミッション

年度の途中の学期からスタートする学生のための入学審査のこと。

Military Technologies ミリタリー・テクノロジーズ

軍事技術。
軍事について全般的に学びます。軍に特有の責任やリーダーシップも身につけます。
テクノロジー、諜報、戦略なども学習範囲です。

Minorマイナー

副専攻。
「ミニ専攻」のようなもので、卒業するために必ずminorを選ばなければならないわけではありません。自分の興味ある分野や、専攻(major)の知識を広げることができる分野をminorとします。
たとえばコミュニケーションをmajorとしてビジネスをminorにしたり、経済学をmajor、地理学をminorとしたりすることは、専攻分野の知識を広げるに適した組み合わせの例といえるでしょう。
Majorほど必修条件が厳しくないので、minorを選ぶ留学生もたくさんいます。

Multiple-Choice Questionマルティプルチョイス・クエスチョン

選択肢方式の問題。

Museum Studiesミュージアム・スタディーズ

美術館学。
美術館の歴史や理論的な位置づけなどの分析、また美術館の管理・経営等の実務的なことも勉強します。
美術館でのインターンシップを中心にした、経験重視のカリキュラムが組まれていて、かなり専門的で職業に密接した内容になっています。基本的に大学院で学ぶ分野です。

Musicミュージック

音楽。
音楽の実技と理論、歴史などを学びます。ジャズ、ミュージカル、音楽ビジネスなどを学ぶこともあります。

NAIAエヌエーアイエー

National Association of Intercollegiate Athleticsの略。
小規模大学が加盟する大学体育協会。アメリカ以外の大学も加盟することができ、カナダの大学も数校加盟しています。

Need-blind Admissionニードブラインド・アドミッション

奨学金の申請が入学審査において影響しないこと。
大学によっては、奨学金を申請することが入学審査に不利にはらたくことがあります。

NJCAAエヌジェーシーエーエー

National Junior College Athletic Associationの略。
二年制の大学が加盟する全米二年制大学体育協会。

Non-matriculatedノンマトリキュレーティッド

学費を支払って授業に出てはいるけれど、学位を取得して卒業することを目標としていない学生のこと。"Non-degree"ともいいます。

Objective Questionオブジェクティブ・クエスチョン

テストの問題形式の一種で、「客観的な問題」のこと。
Objective questionsにはmultiple choice(選択肢問題)、 matching(組み合わせ問題)、short answer(1語か2語、もしくは1文から2文で解答する形態の問題)、true/false(正誤問題)が含まれます。

Office Hoursオフィス・アワーズ

教授が教授室(office)にいて、学生の質問や相談を受け付ける時間。Office hours内であれば、学生はあらかじめ予約せずに教授と会うことができます。
このOffice hoursは、最初の授業で配られるシラバス(syllabus:授業進行表)に「火曜日3:00~5:00」というように明記されています。各教授は、自分が教えるすべての科目ごとにoffice hoursを設けることが義務づけられているので、どの教授のどの科目をとっても、必ずOofice hoursがあります。留学生はぜひ、このoffice hoursを活用したいものです。
このoffice hoursにおいて、たとえば「英語のハンデがあるのでレポート(paper)の提出期限を延ばしてほしい」「今度のテストで電子辞書を使わせてほしい」「今日の授業で発言が少なかったのは、昨日の晩、徹夜で教科書を読んだために疲れていたからです」といった交渉やアピールをしながら、留学生活を乗り切っていくのです。

On Reserveオン・リザーブ

図書館で、特定の本が貸し出しできない状態で、保管されていること。
授業で使われる本は、多くの学生が図書館で借りたいと思うため、担当の教師が、閲覧のみができる状態にしておくことがあります。そうすれば、多くの学生が図書館で読むことができるからです。

Open Admissionオープン・アドミッション

学校が規定する最低要件を満たせば入学が可能という無選抜方式の入学制度。
ほとんどのコミュニティ・カレッジがこの制度をとっています。

Open Book Examinationオープン・ブック・イグザミネーション

教科書を見ながら受ける試験。

Optional Practical Trainingオプショナル・プラクティカル・トレーニング

自分の専攻と関連した分野であれば、1年間は就労ビザ(H-1ビザ)なしで働けるシステム。OPTと略されます。だいたい、「卒業後1年間アメリカで働けるシステム」と理解され、このシステムを活用する日本人留学生が多くいます。なおSTEM(理工系)分野を専攻した場合、この期間が3年になります。

Oral Examinationオーラル・イグザミネーション

口頭試験。
大学ではあまり見られず、どちらかというと大学院(とくに博士課程)で行われることの多い試験形態です。

Organizational Behavior Studiesオーガニゼイショナル・ビヘイビア・スタディーズ

組織的行動学。
組織の中での個人の行動やモチベーションを学び、ビジネスや産業の場に応用します。
組織理論や産業心理学、社会心理学、組織の社会学などを学びます。

Orientationオリエンテーション

オリエンテーション。
新入生を対象として、新学期が始まる前に3日ほどかけて大学が行う、大学生活全般についての説明会のこと。日本の大学の「ガイダンス」にあたります。
オリエンテーション期間中に、アカデミックアドバイザーの紹介、キャンパス内外の案内、寮のルールや図書館、体育館などキャンパス内にある設備の使い方の説明、IDカード(学生証)の作成などが行われます。
新入生同士、新入生と上級生、新入生と先生の親睦イベントがあったり、大学によってはこの期間中に履修登録の機会があったりします(オリエンテーション前後に科目登録をする大学もあります)。
だいたい、大学に指定された日に入寮して、その翌日からオリエンテーションが始まり、オリエンテーションが終われば、翌日から授業です。アメリカの大学には入学式はありません。

Paperペーパー

レポートのこと。
教授や科目によってpaperの分量や提出頻度は異なりますが、だいたい学期末に、大学では5枚~15枚、大学院では20~30枚くらいのpaperを科目ごとに提出します。
テーマに沿って、大量の文献を参照・引用しながら、自分の考えや意見、アイデアを盛り込み、論理的にテーマを発展させるのが、アメリカのpaperです。
成績査定の材料として、中間試験(mid-term examination)や期末試験(final examination)同様、あるいはそれ以上の比重を占めるので、留学生も必死に取り組みます。ただ時間さえかければ、留学生でも完成度を高めることができます。

Parks/Recreational Facilities Managementパークス/レクリエーショナル・ファシリティーズ・マネジメント

公園/レクリエーション施設管理/インドア/アウトドアのレクリエーション。
レジャー施設の管理、運営について学びます。
スタッフを指導、監督する方法、安全基準の設置、広報活動からビジネスやマーケティングの基礎まで幅広く学びます。

Part-time Studentパートタイム・スチューデント

Full-time studentではなく、働きながら通学したり、必要な科目だけ履修したりする学生のこと。授業料は一括して支払わずに、「1単位につきいくら」という形で支払います。
通常、1学期の取得単位が12単位に満たないとpart-time studentと見なされます。
留学生はfull-time studentとして学生ビザを得て渡米しますので、part-time studentになることはできません。

Pass/Fail Grading Systemパス/フェイル・グレーディング・システム

A、B、C、D、Fのアルファベットで成績を評価するのではなく、Pass(可)かFail(不可)で成績を査定するシステム。GPAには直接は関係ありません。学生の、成績に対するプレッシャーを軽減するために、このシステムをとっている大学もあります。

Pell Grantペル・グラント

まだ学士号を取得していないアメリカ人学生が対象となる連邦政府支給の奨学金。
留学生は支給の対象になりません。

Periodicalペリオディカル

定期刊行物。
新聞や雑誌などがこれに含まれます。

Petitionペティション

嘆願(書)。
ビザ申請の際に大使館・領事館に提出することがあります。

PGピージー

Post Graduateの略で、高校卒業後、すぐに大学進学をしないで、学校に残り準備をする生徒のこと。

Philosophy/Religionフィロソフィー/リリジョン

哲学・宗教学。
哲学と宗教をセットで学ぶ場合と、別々に学ぶ場合があります。

Physical Therapyフィジカル・セラピー

運動療法。
四肢の運動機能の障害を正常に回復させるための理学療法のことで、基本的には大学院レベルで学ぶものですが、学部レベルで5 年間のプログラムを提供しているところもあります。
原則的には薬や外科的処置を用いませんが、医療に関する専門的な知識が要求されます。解剖学、臨床医学、生理学、物理療法、機能障害に関して学び、実習も加わります。
また、神経学および神経科学やマネジメントなどを学ぶこともあります。実習も行われます。

Physicsフィジクス

物理学。
物質とエネルギー、または物質とエネルギーの間の継続的な活動について学びます。核エネルギーや量子、宇宙などもテーマです。

PINピン

Personal Identification Numberの略で、クレジットカードなどの暗証番号のこと。

Placement Testプレースメント・テスト

学生の学力レベルを査定するテストで、このスコアによって履修する科目のレベルが決められます。
通常、入学してから科目の登録をする前に実施され、数学や、とくに留学生の場合、英語のplacement testを受けなければなりません。渡米前にオンラインで受けるケースも増えてきました。

Plagiarismプレイジャリズム

盗作、つまり他人の文章や語句を、断りもなく自分の文章のようにして用いること。
アメリカは、知的所有権の保護にとても厳格です。とくに学界では、盗作や剽窃(ひょうせつ)は、絶対にしてはならないことであり、それをした場合は、厳しく罰せられます。
レポート(paper)を作成する際は、plagiarismにならないように、引用したり参照したりした文献(ネット上のものを含む)は、必ず「出典」の形で明示しなければなりません。

Political Science/Governmentポリティカル・サイエンス/ガバメント

政治学。
政治機関とその原理・行動を学びます。
政治哲学、政治理論、政府・政治の比較学、政党、利益集団、公論などが学習範囲です。

Pop Quizポップ・クイズ

抜き打ちの小テスト。

Prerequisiteプリリクィジット

先修科目。
特定の科目をとるために、あらかじめ履修しておかなければならない科目。科目番号が300番以上のものには、prerequisiteの科目を受けなければならないことが多くあります。

Presidentプレジデント

(大学の)学長、総長。
小中高校の校長は"Principal"といいます。

Principles of~プリンシプルズ・オブ~

科目名で「~原論」のこと。
"Principles of Education"は「教育学原論」を意味します。

Private~プライベート~

「私立~」のこと。
"Private school"は、「私立学校」を意味します。同じ意味で"independent"が用いられることもあります。

Probationプロベーション

成績不良や不正行為などによって、警告(warning)を受けている状態。
大学側が要求する条件(たとえば「次学期までにC平均以上の成績をとること」)を満たさなければ、退学になる状態をいいます。決してこの事態を招かないようにしましょう。

Professional Schoolプロフェッショナル・スクール

専門職大学院。
医科大学院(medical school)や法科大学院(law school)、経営学大学院(business school)など、専門的な分野を学ぶ機関の総称。

Professorプロフェッサー

教授。
"Prof"と略記されます。Faculty(教授陣)の中では最も権威の高い地位。ほかに、associate professor(准教授)、assistant professor(助教授)がいます。
先生のことを呼ぶときは、"Professor 苗字"といいます。

Professor Emeritusプロフェッサー・エメリタス

名誉教授。

Proofreadプルーフリード

「校正する」こと。
日本人留学生は、レポートを提出する際に、チューターなどにproofreadしてもらうことが多くあります。

Psychologyサイコロジー

心理学。
個人と集団の行動を、心理の側面から学びます。

Public~パブリック~

「公立~」のこと。
"public organization"は「公共団体」を意味します。

Quarterクォーター

1学年度を四分する、「四学期制(quarter system)」の大学の1学期分のこと。
カリフォルニア州の大学には、クォーター制のものが多く見られます。

Quizクイズ

小テスト。
だいたい5~10問ほどのテストで、語学系の科目では、ほぼ毎回の授業でこれが行われます。抜き打ちのquizを"pop quiz"といいます。

RAアールエー

①Resident Assistantの略。
寮長(Resident Director:RA)のアシスタント。学生によるアルバイトで、寮の各階にRAが割り当てられ、それぞれが受けもつ階において、寮生が安全に暮らせるよう注意を払ったり、寮生同士のトラブル解決にあたったり、規則が守られているかどうか監視したりします。
寮に住む学生の監督役といったところで、留学生の悩みや相談にも親身に対応してくれます。2年次以降は、留学生でもRAになることができます。RAになると寮費が免除されるため、RAになりたい学生はたくさんいますから、書類審査や面接などを通して選抜されます。

②Research Assistantの略。教授の研究の手伝いをする学生で、おもに大学院生がその任にあたります。やはり学費が減免されます。

Radio/Television Broadcastingラジオ/テレビジョン・ブロードキャスティング

ラジオ/テレビ放送。
ラジオやテレビなど放送媒体における娯楽番組や情報番組を企画、プロデュース、演出する方法と技術を学びます。編集、カメラ・マイクロフォン技術などのほか、放送法などについても学びます。
アナウンサーやディレクター、プロデューサーとして働きたい人はこの分野を専攻します。

RDアールディー

Resident Directorの略。
寮長。"Resident Head"とも呼ばれます。

Reach Schoolリーチ・スクール

出願を希望する学校のうち、自分の成績やテストスコアなどが、大学が公表している過去の合格者の数値に達していない学校のこと。すなわち、挑戦校。

Recessリセス

休暇。
"Vacation"と同じ意味。"Spring recess"は「春休み」を意味します。

Reference Bookリファレンス・ブック

参考図書。

Registerレジスター

「履修登録する」こと。アカデミック・アドバイザーの先生と相談し、許可を得たうえで、オンラインで履修する科目を登録します。

Registrar's Officeレジストラーズ・オフィス

履修科目の登録と、取得単位をとりしきるオフィス。成績証明書を発行するのもこのオフィスです。
編入する場合、認められる単位数の査定もこのオフィスが行います。より多くの単位を認めてもらうための交渉相手にもなります。

Registrationレジストレーション

履修登録のこと。
動詞で「科目を登録する」は"register (a) course(s)"、「履修登録を司るオフィス」を"registrar's office"といいます。
Academic advisorと相談して履修科目を決めたら、オンラインで履修登録をします。

Registration Periodレジストレーション・ピリオド

履修科目を登録(register)する期間。
履修登録は、一般的には上級生が優先されます。

Required Courseリクワイヤード・コース

必修科目。
学位を取得して卒業するためには、一般教養課程の必修科目と専攻分野の必修科目を、指定された成績以上で、履修しなければなりません。

Requirementリクワイヤメント

必要条件。
たとえば、"requirements for the major in psychology"は「心理学専攻で、卒業するための履修条件」となり、これには必修科目や単位数、成績などが含まれます。

Research Paperリサーチ・ペーパー

ある特定のトピックについて、自分なりに研究(research)した内容をまとめたレポート。
トピックは、教授から指定される場合と学生各自が決める場合があります。

Residence Hallレジデンス・ホール

学生寮。Dormitoryと同じ意味。

Residency Requirementレジデンシー・リクヮイヤメント

卒業に必要な要件を満たすにあたり、その大学に在籍してなければならない最低の期間・学期数・単位数など。
アメリカの大学は、他の大学で取得した単位を認めてくれますが、一定のresidency requirementを満たさなければ卒業が認められません。

Residentレジデント

その大学が位置している市や州出身の学生。
これに対して"non-resident"は、「他市・州あるいは他国からの学生」という意味で、留学生はおのずとnon-residentになります。
州立大学ではresidentとnon-residentの学費は異なり、non-residentの学生はresidentの学生の2〜3倍ほどの学費を支払うことになります。州立大学の学費を調べるときは、この違いに注意しましょう。

Resumeレジュメ

履歴書。
書きかたやフォーマットは、就職課(career service center)で教えてくれます。大学院に出願する際には、これの提出がよく求められます。
「学歴」は"Curriculum Vitae"といいます。

Returning Studentリターニング・スチューデント

新学期のために学校に戻ってくる学生。

Rolling Admissionローリング・アドミッション

特定の出願期限を設けず、随時入学審査を行う方式。

Room and Boardルーム・アンド・ボード

寮費と食費。
留学にかかる費用は、このroom and boardに学費(tuition)を足したものが基本になります。学費と寮・食費をセットで考えるといいでしょう。

Roommateルームメート

ルームメイト。アメリカの大学の寮の部屋は、だいたい2人部屋です。

ROTCアールオーティーシー

Reserve Officers’ Training Corpsの略。
アメリカ陸軍・海軍・空軍の協力のもとに、将校を養成するために大学で運営されているプログラム。
大学で通常の科目を一般学生とともに履修しながら、軍人教育も受けます。

Russianロシアン

ロシア語、ロシア学。
ロシア語を話す人々の言語、文学、文化、歴史などを学びます。

Safety Schoolセーフティ・スクール

出願を希望する大学のうち、合格の可能性が高い学校。すなわち、すべりどめ校。

SAT®エスエイティー

アメリカの高校生を対象とした標準テスト。英語(アメリカの国語)と数学が問われます。
アメリカの大学は、出願者に対して、このSAT®もしくはACT®というテストのスコアの提出を求めています。
留学生のための試験ではないので、英語はなかなか日本人には太刀打ちできません。よって、留学生にはあえてSAT®の受験を課さない大学も多く、また、SAT®を受けるよう求める大学でも、英語力についてはTOEFL®テストもしくはIELTS(TM)のスコアで判断するところもたくさんあります。数学のほうは、日本人にはそれほどむずかしいものではありません。

Scholarshipスカラーシップ

奨学金。各大学から支給されます。
Scholarshipには、大きく分けてneed-based scholarshipと、merit-based scholarshipとがあります。

Need-based scholarshipは、その大学で勉学するのに十分な学力と資質をもっているのだけれども、経済的な理由でその大学に進学することができない人に与えられる奨学金です。
Merit-based scholarshipは、成績優秀者やスポーツ、芸術、ボランティア等で活躍した学生などに与えられる奨学金です。

いずれも留学生でも対象になり、返済不要です。

School Calendarスクール・カレンダー

学校の年中行事を含む年間予定が記されたカレンダー。
"Academic calendar"ともいいます。

Second Bachelor's Degreeセカンド・バチェラー・ディグリー

学士課程学位であるBachelor's Degreeをすでに取得した人が、異なる大学で新たな分野の専攻を修め、卒業要件を満たした場合に授与される2つ目のBachelor's Degree。
日本の四年制大学を卒業し、そこで専攻した学問分野と異なる分野をアメリカの大学院で勉強したい場合、アメリカの大学に編入してSecond Bachelor's Degreeの取得をめざす人もいます。

Securityセキュリティ

警備。
"Security official"は、警備員のこと。
アメリカの大学はセキュリティがしっかり整っているので、寮生活を送る限り、治安の心配は要りません。

Semesterセメスター

二学期制(Semester System)の1学期。
9~12月の秋学期(Fall Semester)と、1~5月の春学期(Spring Semester)とがあります。
Semester Systemの大きな特徴は、各学期がそれぞれに独立していることです。つまり、Fall Semesterに履修する科目は、9~12月の約16週間に、中間・期末試験を受け、レポート(Paper)を提出してそれで完結、Spring Semesterにはまったく別の科目をとって、やはり5月に完結します。
ですから、入学機会が年に2回、9月と1月にあり、同様に卒業機会も年に2回、12月と5月にあります。アメリカの大学の約7割がこの二学期制をしいています。
そのほか、三学期制のTrimester System、1年を4学期に分けるQuarter Systemがあり、それぞれの学期を独立させているのは、Semester Systemと同じです。

Semester at Seaセメスター・アット・シー

1セメスターの期間、大型船に乗って生活し、さまざまな国を巡りながら科目を履修して単位を取得するプログラム。

Seminarセミナー

おもに上級生中心の授業で、講義ではなく、学生の議論(discussion)で構成される授業形態のこと。
日本の大学でいう「ゼミ」とはちょっとニュアンスが異なります。

Seniorシニア

大学における4年生。

Senior Capstoneシニア・キャップストーン

4年次または最後の学期に行う研究プロジェクト、研修、インターンシップなどの総称。
論文やプレゼンテーションなどの形で発表します。

Seven Sistersセブン・シスターズ

アメリカ東部の伝統的な有名私立女子大学7校:Barnard College(ニューヨーク州)、Bryn Mawr College(ペンシルバニア州、津田梅子の母校)、Mount Holyoke College(マサチューセッツ州)、Radcliffe College(マサチューセッツ州、Harvard Universityの一部となり、現在はRadcliffe Institute for Advanced Studyという研究機関)、Smith College(マサチューセッツ州)、Vassar College(ニューヨーク州、現在は共学。大山捨松の母校)、Wellesley College(マサチューセッツ州)の総称です。

SEVISシービス

Student and Exchange Visitor Information Systemの略。
アメリカの国土安全保障省(Department of Homeland Security) が留学生のデータをオンラインで管理するシステム。
留学生は在学している学校から発行されるI-20やDS-2019の右上に記載されているNで始まるSEVIS番号を基に、このシステムで情報を管理されています。

Short Answer Questionショート・アンサー・クエスチョン

1語か2語、もしくは1文から2文で解答する形態の問題。

Skimmingスキミング

ざっと目を通す読みかたのこと。
動詞は"skim"。たとえば、"skim this article"は、「この記事にざっと目を通す」という意味。
アメリカの大学では膨大な量を読まなければなりませんので、このskimmingのスキルがとても大切になります。

Social Security Numberソーシャル・セキュリティ・ナンバー

社会保障機関(Social Security Administration)で使われる9ケタの番号。日本のマイナンバーに近いものです。
一般的に留学生はこの番号をもちません。

Social Workソーシャル・ワーク

ソーシャルワーク。
弱い立場にある個人やグループへの支援について学びます。将来ソーシャルワーカーになる人がおもに学ぶ分野です。

Sociologyソシオロジー

社会学。
社会について全般的に学びます。社会の組織・構造・階層、社会変化、家族などがテーマです。

Sophomoreソフォモア

大学における2年生。

Spanishスパニッシュ

スペイン語、スペイン学。
スペイン語を話す人々の言語、文学、文化、歴史などを学びます。

Sports Medicineスポーツ・メディシン

スポーツ医学。
スポーツ、医学、科学、ヘルスケアなどの分野を統合した比較的新しい分野です。基本的には大学院で学びます。
運動を科学的にとらえ、スポーツにおける医療と科学の役割を考えたり、コーチやトレーナーになるための知識を得たり、スポーツクラブでインターンとして実習をしたりします。

Spring Breakスプリング・ブレイク

春休み。
通常3月の上~中旬。"Spring recess"ともいいます。

Standardized Testスタンダーダイズド・テスト

標準テスト。
SAT®、ACT®、TOEFL®テストなどを指します。

Student Evaluationスチューデント・エヴァリュエーション

学生による教授の評価。
教授とその授業を、学生が採点することです。
学期末に教授からアンケート用紙のようなものが配られ、学生は、匿名で、自分がいかに教授の教えかたや言葉づかい、授業そのものに満足したかを、5段階で評価したり、それについての意見を書いたりします。
典型的なアンケートの設問は「教授の講義はわかりやすかったか」「出された課題は授業内容に沿ったものであったか」「レポートやテストの点数は妥当であったか」「教授に接しやすかったか」「教授に偏見はなかったか」といったもので、学生の評価があまりに低いと、大学側は、その教授との契約を更新しない、賃上げをしないなどの手段をとることもあります。

Student Governmentスチューデント・ガバメント

学生自治会。

Student-Teacher Ratioスチューデント・ティーチャー・レシオ

その学校における、学生数と先生数の比。学校の教育の質を測る1つの指標になります。

Study Groupスタディ・グループ

勉強会。
同じクラスをとっている学生が、自発的に集まって行います。留学生は大いにこれに参加したいところです。

Study Hourスタディ・アワー

勉強時間帯。
その時間帯は静かにしなければなりません。“Quiet hour”ともいいます。

Subjective Questionsサブジェクティブ・クエスチョンズ

テストの問題形式の一種で、「主観的な問題」のこと。
学生の意見や分析能力を問うもので、文章で答えさせる問いが多いため、essay questionともいいます。1問につき数段落~数ページによる文章で答えます。
アメリカの作文においては、①結論を述べ、②それを立証する事例をいくつか挙げ、③結論を再確認する、という3部構成が基本です。

Substance Freeサブスタンス・フリー

アルコール、タバコなどの嗜好品を使用することが禁じられて状態のこと。
Substanceは「物質」「薬物」。Freeは「自由な」ではなく、「~がない」のこと。

Summa Cum Laudeサム・カム・ロード

学業成績優秀者に対して卒業時に与えられる最高の名誉。

Supervisorスーパーバイザー

教育内容を監督、チェックする人。
大学によっては学部長(dean)が兼務します。

Suspendサスペンド

成績不良や学則違反などの理由で、学生を停学処分にすること。

Syllabusシラバス

授業進行表、シラバス。
科目ごとに、授業初日に配られ、授業はこのsyllabusに沿って進められます。
Syllabusには授業進行スケジュールのほかに、科目の趣旨、授業時間、教授の名前とオフィスの電話番号、オフィスアワー(office hours:アポなしで教授と面会できる時間帯)、授業で用いられる教科書、成績のつけかた、宿題や課題など、その科目を受講するにあたってとても重要な情報が満載されていて、学期が終わるまで何度も参照することになります。ネットで読めることも増えてきました。

Take-home Examinationテイクホーム・イグザミネーション

宿題の形でやる試験。
教科書や文献を見ながら解いてよいもので、時間制限もありません(提出期限はある)が、作文(essay)形式の設問が多く、難問ばかりであることがほとんどです。

TBAティービーエー

To Be Announcedの略。
授業やイベントの案内において、"TBA"と書いてあれば、「決定次第、案内する」の意味です。

TD ティーディー

破傷風とジフテリア(Tetanus-Diphtheria)の混合ワクチン。
アメリカの大学の多くが入学に際して過去10年以内に接種したことを証明することを義務づけています。

Teaching Assistantティーチング・アシスタント

教授の助手。"TA"と略されます。
TAになるのは大学院生で、大規模な大学などでは、教授に代わってTAが授業をすることもめずらしくありません。

Teaching Licenseティーチング・ライセンス

教員免許。教育学などを専攻して必要条件を満たすと得られる資格。州ごとに要件がいくらか異なります。
"Teaching Certificate"と呼ばれることもあります。

Termターム

学期。
Semesterやsessionとほぼ同じ意味で用いられます。

Term Paperターム・ペーパー

直訳すると「学期レポート」で、その学期の集大成として、学期末に科目ごとに提出するレポート。
大学で1科目につき10枚前後、大学院では20~30枚。このレポートのできが成績に大きく影響します。

Textbookテキストブック

教科書。
アメリカのtextbookは分厚くて大きいのが特徴です。
キャンパス内の購買部(bookstore)で買うのが一般的ですが、ネット購入も普及しています。教科書そのもののデジタル化も進んでいます。

Theater History/ Criticism (Theater)シアター・ヒストリー/クリティシズム(シアター)

演劇学。
演劇の歴史と、劇の評価について学びます。
演技、演出、舞台効果、伝統芸能などもテーマになります。

Thesisシーシス

学位を取得するために書かなければならない論文で、いわゆる卒論に近いものですが、必ずしもすべての専攻課程で要求されるわけではありません。

TOEFL®テストトォフル・テスト

Test of English as a Foreign Languageの略で、英語を母語としない大学入学希望者を対象とした英語の試験。
読む、聞く、話す、書くの4つのセクションから成り、各セクション0~30、合計0~120の間でスコアが算出されます。
TOEFL®テストは入学試験ではありません。多くの大学で61から80を要求しているものの、アメリカの大学は書類審査で多角的に合否を決めるので、TOEFL®スコアのみで合格が決まったり不合格になったりすることはありません。
TOEFL®テストのほかに、IELTS(TM)というテストもあって、アメリカの大学に出願する際には、いずれかのテストのスコアを提出します。

Transcriptトランスクリプト

成績証明書。正式な成績証明書のことを"Official transcript"といいます。"Academic transctipt"ともいいます。
Official transcriptには、履修した科目名、単位、そして成績が記され、発行元の学校印(Official Seal)が押印されています。
大学進学の際には高校のOfficial transcriptの、大学から大学への編入の際には高校と大学のofficial transcriptの、大学院進学の際には大学のofficial transcriptの提出が、それぞれ求められます(いずれも英文のもの)。合否判定において最も重視される書類がこのtranscriptです。
将来、留学しようと思っている人は、ぜひ在学校でよい成績をとるようにしてください。

Transferトランスファー

編入。
ある学校から別の学校に籍を移すこと。アメリカでは、二年制大学を卒業して、四年制大学の3年次に編入したり、四年制大学を中途でやめて、別の四年制大学に編入したりすることは、まったく当り前に考えられていて、それまで取得した単位も、編入先の大学に認められます。
編入は、アメリカ国内の大学間のみならず、日本を含め諸外国の大学からでもOKです。
日本の短大を卒業してアメリカの四年制大学に編入する、あるいは日本の四年制大学を中退してアメリカの大学に編入するケースは、留学の1つのパターンとして定着しています。放送大学の単位も認められます。
なお、アメリカの四年制大学の卒業単位は120~130単位くらいですが、編入単位(transfer credit)として認められるのは、その半分、60単位までというのが一般的です。

Tribal Collegeトライバル・カレッジ

特定地域に住むネイティブ・アメリカン(アメリカ先住民)への高等教育を授ける大学。

Trimesterトライメスター

三学期制の1つの学期。アメリカでは三学期制の大学はそれほどありません。

True/False Examトゥルー/フォルス・イグザム

二択式のテスト(exam)で、正(true)か誤(false)かを選ぶ形式のもの。
わからなくても半分の確率で当たるので、重要なテストでこの形式がとられることはあまりありません。

Tuitionトゥイション

学費。
コミュニティ・カレッジで5,000~13,000ドル、州立大学で15,000~45,000ドル、私立大学で40,000~55,000ドルが、それぞれの1年度分にかかる学費の目安です。
一見すると高いように見えますが、日本の大学にあるような入学金や施設費はありません。また留学生でも返済不要の奨学金をもらえるチャンスがあります。
学費と寮・食費(Room & Board)、その他諸雑費を合わせたものが全体の留学費用ということになります。
アメリカでは、レベルの高い大学ほど学費が高く、反対にあまりに学費が安い大学ではそれなりのレベルの教育しか受けられないという傾向があります。

Tutorチューター

特定の科目について個別指導してくれる人。
通常は、その科目を専攻していて、よい成績を修めている上級生がtutorの任にあたります。
留学生はとくにこのtutorにお世話になることが多く、学内のlearning centerとかacademic center、あるいはtutoring centerと呼ばれるところで、自分が希望するtutorを斡旋してもらうことができます。場合によっては、教授やacademic advisorが「もし授業があまりに理解できないのであれば、tutorをつけてもらいなさい」とアドバイスしてくれることもあります。
Tutorをつけてもらうのは無料です。留学中はぜひ積極的に活用しましょう。

Undergraduateアンダーグラジュエート

「大学院(の)」に対する「大学(の)」という意味。
"Undergrad"、"UG"と略されます。
たとえば"Undergraduate Student"は「大学生」、"Undergraduate Admission"は、「大学への入学」を意味します。
これに対し、「大学院(の)」は"Graduate"といいます("Grad"、"GR"と略されます)。
大学によっては、undergraduateの4年生が、graduateの学生と一緒の授業を受けることもあります。

Undergraduate Programアンダーグラデュエート・プログラム

大学のカリキュラム。

Undergraduate Studentアンダーグラデュエート・スチューデント

大学生。
"undergrad"と略されます。

United Nations Semesterユナイテッド・ネーションズ・セメスター

1セメスターの間、ニューヨークにある国連でインターンをするプログラム。
その期間にニューヨークにある大学で科目を履修する人もいます。

USCISユーエスシーアイエス

United States Citizenship and Immigration Servicesの略で、米国移民局のことです。

View Bookビュー・ブック

学校の概要や特徴などが記された学校紹介のパンフレット。
出願校を検討するときの資料の1つになります。

Virtual Universityヴァーチャル・ユニバーシティ

すべての授業をインターネットを通じて行い、学位を授与する大学。

Visiting Hoursヴィジティング・アワーズ

寮にゲストを呼んでいい時間帯。
"Inter-visitation hours"ともいいます。

Vocational Schoolヴォケーショナル・スクール

職業訓練学校。

Wait Listウェイト・リスト

補欠合格。
正式に合格した人たちのうちかなりの人数が入学辞退した場合、繰り上げ合格となり、入学のチャンスが与えられる場合があります。
Wait listに名前が載りましたというお知らせが審査結果として届きます。その大学が第一希望の場合、wait listに名前を残してほしい旨を大学に知らせるとともに、出願時にはできなかった自己アピールや、その大学に入学したい熱意などを伝える方法を考え、実行するとよいでしょう。

Warningウォーニング

成績不良や学則違反などが原因で発行される警告書。

Washington Semesterワシントン・セメスター

1セメスターの間、ワシントンDCにある政府機関でインターンをするプログラム。
その経験が単位として認められたり、インターンをしている期間にワシントンDC近郊の大学で科目を履修する人もいます。

Withdrawウィズドロー

履修の途中で科目の登録を取り消すこと。
名詞は"withdrawal"。Withdrawしても成績には影響がないため、どうしてもその科目についていけない場合はこの方法をとることがあります。
ただし、withdrawしてもいい期限(deadline for withdrawal)があるので注意しましょう。また留学生は1学期に12単位以上を取得する必要がありますので、withdrawすることで取得単位が12単位未満にならないように気をつける必要があります。

Women's Studiesウィメンズ・スタディーズ

女性学。
個人または社会の一員としての女性について、歴史的、社会的、文化的、経済的な観点から学びます。

Yearbookイヤーブック

卒業記念アルバム。

Yield Rateイールド・レイト

合格者のうち、実際に入学した率。
ハーバードは例年8割ほどで、2割がハーバードを蹴って、別の大学に入学しています。


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