アメリカに留学する際によく目にする・耳にする用語を集めました。
アルファベット別・カテゴリー別に用語を検索できます。
ご自身の留学にぜひお役立てください。
宿題の形でやる試験。
教科書や文献を見ながら解いてよいもので、時間制限もありません(提出期限はある)が、作文(essay)形式の設問が多く、難問ばかりであることがほとんどです。
教授の助手。"TA"と略されます。
TAになるのは大学院生で、大規模な大学などでは、教授に代わってTAが授業をすることもめずらしくありません。
教員免許。教育学などを専攻して必要条件を満たすと得られる資格。州ごとに要件がいくらか異なります。
"Teaching Certificate"と呼ばれることもあります。
直訳すると「学期レポート」で、その学期の集大成として、学期末に科目ごとに提出するレポート。
大学で1科目につき10枚前後、大学院では20~30枚。このレポートのできが成績に大きく影響します。
教科書。
アメリカのtextbookは分厚くて大きいのが特徴です。
キャンパス内の購買部(bookstore)で買うのが一般的ですが、ネット購入も普及しています。教科書そのもののデジタル化も進んでいます。
ボーディングスクール(寮制学校)協会。
TABSと略されます。現在200余校が加盟。
演劇学。
演劇の歴史と、劇の評価について学びます。
演技、演出、舞台効果、伝統芸能などもテーマになります。
Test of English as a Foreign Languageの略で、英語を母語としない大学入学希望者を対象とした英語の試験。
読む、聞く、話す、書くの4つのセクションから成り、各セクション0~30、合計0~120の間でスコアが算出されます。
TOEFL®テストは入学試験ではありません。多くの大学で61から80を要求しているものの、アメリカの大学は書類審査で多角的に合否を決めるので、TOEFL®スコアのみで合格が決まったり不合格になったりすることはありません。
TOEFL®テストのほかに、IELTS(TM)というテストもあって、アメリカの大学に出願する際には、いずれかのテストのスコアを提出します。
交通信号。“Traffic signal”ともいいます。
赤信号、黄信号はそれぞれ“red light”、“yellow light”ですが、青信号は“green light”なので注意。
成績証明書。正式な成績証明書のことを"Official transcript"といいます。"Academic transctipt"ともいいます。
Official transcriptには、履修した科目名、単位、そして成績が記され、発行元の学校印(Official Seal)が押印されています。
大学進学の際には高校のOfficial transcriptの、大学から大学への編入の際には高校と大学のofficial transcriptの、大学院進学の際には大学のofficial transcriptの提出が、それぞれ求められます(いずれも英文のもの)。合否判定において最も重視される書類がこのtranscriptです。
将来、留学しようと思っている人は、ぜひ在学校でよい成績をとるようにしてください。
編入。
ある学校から別の学校に籍を移すこと。アメリカでは、二年制大学を卒業して、四年制大学の3年次に編入したり、四年制大学を中途でやめて、別の四年制大学に編入したりすることは、まったく当り前に考えられていて、それまで取得した単位も、編入先の大学に認められます。
編入は、アメリカ国内の大学間のみならず、日本を含め諸外国の大学からでもOKです。
日本の短大を卒業してアメリカの四年制大学に編入する、あるいは日本の四年制大学を中退してアメリカの大学に編入するケースは、留学の1つのパターンとして定着しています。放送大学の単位も認められます。
なお、アメリカの四年制大学の卒業単位は120~130単位くらいですが、編入単位(transfer credit)として認められるのは、その半分、60単位までというのが一般的です。
二択式のテスト(exam)で、正(true)か誤(false)かを選ぶ形式のもの。
わからなくても半分の確率で当たるので、重要なテストでこの形式がとられることはあまりありません。
学費。
コミュニティ・カレッジで5,000~13,000ドル、州立大学で15,000~45,000ドル、私立大学で40,000~55,000ドルが、それぞれの1年度分にかかる学費の目安です。
一見すると高いように見えますが、日本の大学にあるような入学金や施設費はありません。また留学生でも返済不要の奨学金をもらえるチャンスがあります。
学費と寮・食費(Room & Board)、その他諸雑費を合わせたものが全体の留学費用ということになります。
アメリカでは、レベルの高い大学ほど学費が高く、反対にあまりに学費が安い大学ではそれなりのレベルの教育しか受けられないという傾向があります。
特定の科目について個別指導してくれる人。
通常は、その科目を専攻していて、よい成績を修めている上級生がtutorの任にあたります。
留学生はとくにこのtutorにお世話になることが多く、学内のlearning centerとかacademic center、あるいはtutoring centerと呼ばれるところで、自分が希望するtutorを斡旋してもらうことができます。場合によっては、教授やacademic advisorが「もし授業があまりに理解できないのであれば、tutorをつけてもらいなさい」とアドバイスしてくれることもあります。
Tutorをつけてもらうのは無料です。留学中はぜひ積極的に活用しましょう。