アメリカに留学する際によく目にする・耳にする用語を集めました。
アルファベット別・カテゴリー別に用語を検索できます。
ご自身の留学にぜひお役立てください。
アメリカの高校生を対象とした標準テスト。英語(アメリカの国語)と数学が問われます。
アメリカの大学は、出願者に対して、このSAT®もしくはACT®というテストのスコアの提出を求めています。
留学生のための試験ではないので、英語はなかなか日本人には太刀打ちできません。よって、留学生にはあえてSAT®の受験を課さない大学も多く、また、SAT®を受けるよう求める大学でも、英語力についてはTOEFL®テストもしくはIELTS(TM)のスコアで判断するところもたくさんあります。数学のほうは、日本人にはそれほどむずかしいものではありません。
奨学金。各大学から支給されます。
Scholarshipには、大きく分けてneed-based scholarshipと、merit-based scholarshipとがあります。
Need-based scholarshipは、その大学で勉学するのに十分な学力と資質をもっているのだけれども、経済的な理由でその大学に進学することができない人に与えられる奨学金です。
Merit-based scholarshipは、成績優秀者やスポーツ、芸術、ボランティア等で活躍した学生などに与えられる奨学金です。
いずれも留学生でも対象になり、返済不要です。
学士課程学位であるBachelor's Degreeをすでに取得した人が、異なる大学で新たな分野の専攻を修め、卒業要件を満たした場合に授与される2つ目のBachelor's Degree。
日本の四年制大学を卒業し、そこで専攻した学問分野と異なる分野をアメリカの大学院で勉強したい場合、アメリカの大学に編入してSecond Bachelor's Degreeの取得をめざす人もいます。
二学期制(Semester System)の1学期。
9~12月の秋学期(Fall Semester)と、1~5月の春学期(Spring Semester)とがあります。
Semester Systemの大きな特徴は、各学期がそれぞれに独立していることです。つまり、Fall Semesterに履修する科目は、9~12月の約16週間に、中間・期末試験を受け、レポート(Paper)を提出してそれで完結、Spring Semesterにはまったく別の科目をとって、やはり5月に完結します。
ですから、入学機会が年に2回、9月と1月にあり、同様に卒業機会も年に2回、12月と5月にあります。アメリカの大学の約7割がこの二学期制をしいています。
そのほか、三学期制のTrimester System、1年を4学期に分けるQuarter Systemがあり、それぞれの学期を独立させているのは、Semester Systemと同じです。
アメリカ東部の伝統的な有名私立女子大学7校:Barnard College(ニューヨーク州)、Bryn Mawr College(ペンシルバニア州、津田梅子の母校)、Mount Holyoke College(マサチューセッツ州)、Radcliffe College(マサチューセッツ州、Harvard Universityの一部となり、現在はRadcliffe Institute for Advanced Studyという研究機関)、Smith College(マサチューセッツ州)、Vassar College(ニューヨーク州、現在は共学。大山捨松の母校)、Wellesley College(マサチューセッツ州)の総称です。
Student and Exchange Visitor Information Systemの略。
アメリカの国土安全保障省(Department of Homeland Security) が留学生のデータをオンラインで管理するシステム。
留学生は在学している学校から発行されるI-20やDS-2019の右上に記載されているNで始まるSEVIS番号を基に、このシステムで情報を管理されています。
ざっと目を通す読みかたのこと。
動詞は"skim"。たとえば、"skim this article"は、「この記事にざっと目を通す」という意味。
アメリカの大学では膨大な量を読まなければなりませんので、このskimmingのスキルがとても大切になります。
喫煙場所。
“Smoking seat”は「喫煙席」のこと。
これに対して、「禁煙場所」、「禁煙席」は、それぞれ“Non-smoking area”、“Non-smoking seat”。
社会保障機関(Social Security Administration)で使われる9ケタの番号。日本のマイナンバーに近いものです。
一般的に留学生はこの番号をもちません。
スポーツ医学。
スポーツ、医学、科学、ヘルスケアなどの分野を統合した比較的新しい分野です。基本的には大学院で学びます。
運動を科学的にとらえ、スポーツにおける医療と科学の役割を考えたり、コーチやトレーナーになるための知識を得たり、スポーツクラブでインターンとして実習をしたりします。
学生による教授の評価。
教授とその授業を、学生が採点することです。
学期末に教授からアンケート用紙のようなものが配られ、学生は、匿名で、自分がいかに教授の教えかたや言葉づかい、授業そのものに満足したかを、5段階で評価したり、それについての意見を書いたりします。
典型的なアンケートの設問は「教授の講義はわかりやすかったか」「出された課題は授業内容に沿ったものであったか」「レポートやテストの点数は妥当であったか」「教授に接しやすかったか」「教授に偏見はなかったか」といったもので、学生の評価があまりに低いと、大学側は、その教授との契約を更新しない、賃上げをしないなどの手段をとることもあります。
テストの問題形式の一種で、「主観的な問題」のこと。
学生の意見や分析能力を問うもので、文章で答えさせる問いが多いため、essay questionともいいます。1問につき数段落~数ページによる文章で答えます。
アメリカの作文においては、①結論を述べ、②それを立証する事例をいくつか挙げ、③結論を再確認する、という3部構成が基本です。
アルコール、タバコなどの嗜好品を使用することが禁じられて状態のこと。
Substanceは「物質」「薬物」。Freeは「自由な」ではなく、「~がない」のこと。