「Community College」の解説

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<コミュニティ・カレッジ>
アメリカの公立二年制大学。
コミュニティ、つまりその地域の住民への教育提供を主目的としていて、その地域に住んでいるアメリカ人なら、だれでも入学できる大学です。そのため、学業レベルは普通の大学よりかなり低く、授業やカリキュラムの内容も日本人が考えるいわゆる大学のものではなくて、職業訓練所やカルチャースクールに近い性格をもちます。
コミュニティ・カレッジに通う学生の多くが、働きながら夕方のクラスを週に二つとったり、週末のクラスだけをとったりするPart-time Studentで、年齢層もぐんと高くなります。卒業を目的としない学生もたくさん学んでいるため、コミュニティ・カレッジの卒業率は非常に低くなります。
学費の安さが魅力のように考えられがちですが、コミュニティ・カレッジには寮がないところがほとんどで、アパート暮らしをして家具・生活必需品をそろえ、車を買ってそのための保険に入って、という具合に、かえって高くつく結果に陥りがちです。
したがって、日本の高校を卒業した人が正規の学生としてコミュニティ・カレッジへ留学することは、よく考えなければなりません。

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