留学相談にお越しいただいた方から大学院留学に関して、実際に受けた質問の一部をご紹介します。

当研究所の留学相談は、留学を希望される方に最も適した留学を考えます。人生の転機になる留学を、ご本人と一緒に、ご本人の立場に立って真摯に取り組みます。

「こんな質問をするのは不適当では」と遠慮せず、ちょっとした事柄でもいいのでお気軽にご相談下さい。

もくじ


英語はどのくらいできればいいの?

アメリカの大学院に進学するにあたっては、TOEFL®テストのスコアの提出は必須で、一般に 80点以上が必要とされています。

そもそもTOEFL®テストのスコアで最低でも61点くらいないと、GRE®(大学院進学者のためのテスト)やGMAT®(経営学専門の大学院に進学する人のためのテスト)を受けること自体が難しいでしょう。修士号を取得する大学院への進学を考えるならば80点以上のスコアが望ましいといえます。

ただし、このTOEFL®スコアのみで合格・不合格が決まるわけではありません。大学の成績やエッセイ、推薦状やバックグラウンドなど、さまざまな要素が総合的に考慮され合否の判断がなされます。大切なことは、出願する大学院に「ぜひ学生として迎え入れたい」と思ってもらうように自己アピールすることです。

英語のエッセイや推薦状を作成・提出するための具体的なポイントやノウハウについては留学相談でお聞きください。

栄陽子留学研究所のアメリカ大学進学プログラムでは、留学前に英語に慣れるために、インターネットで公開されている英語での講義を、生徒のレベルに合わせて受講するよう指導しています。また、自分の行く予定の大学の授業を前もって調べ、その授業の予習を「日本語」で学ぶ指導も行い、渡米後に授業についていけなくなることのないように万全の対策を行っています。


大学院の選考はどんなものか?

アメリカの大学院の入学審査は書類審査が主で、場合によって面接があります。大学の成績、エッセイ、課外活動、推薦状、テストスコアなどさまざまな観点から評価が行われます。

じっくり時間をかけて、一人ひとりの出願者を複数の観点から総合的に評価します。多角的で丁寧な審査をすることによって、個々の出願者の魅力や人間像をきちんと捉えようとします。

アメリカの大学・大学院は多様性とバランスを重視しています。その大学を卒業した学生を優先的に大学院に進学させるということはありません。授業はディスカッションを中心に展開されますので、できるだけさまざまな価値観や意見、バックグラウンドをもった学生を入学させ、ディスカッションを活発にさせようと考えます。そのため、テストや成績といった数字だけではなく、エッセイや推薦状などからにじみ出る人間性や個性に注目するのです。

書類は具体的にどう書けばよいのか、自分の行きたい大学院に入るにはどの程度の成績や英語力テストのスコアがあればよいのか、エッセイや推薦状にはどのような内容を盛り込めばよいのか。疑問をお持ちの方、不安な方は当研究所にご相談ください。


大学の成績はどれくらい必要か?

大学の成績は合否を決める最も重要な要素です。大学院に進学するためには、GPAという成績評価法で最低でも3.0以上の成績を修めている必要があります。

GPA評価では、日本の大学の優・良・可がそれぞれアメリカの大学のA、B、Cになります。そして、A、B、Cそれぞれに 4.0、3.0、2.0のポイントが割り当てられ、それぞれの科目の単位数とポイントをかけて、その結果の合計ポイントを科目数で割った値がGPAの値になります。

GPAが3.0を下回っている場合でも大学院進学が不可能と決まったわけではありません。推薦状やエッセイといった、成績以外の要素が優れていればまだ可能性があります。また、一旦アメリカの大学に編入して、大学院で学ぶ分野の基礎となる科目を取って良い成績を修めたてから大学院にチャレンジするという道もあります。

GPAの算出方法について、あるいはご自分の大学の成績で大学院留学が可能なのかどうかについてなど、お聞きになりたいことがある方は当研究所のカウンセラーにご相談ください。


どんな書類が必要か?

願書の他に大学の卒業証明書・成績証明書、推薦状、エッセイ、レジメ、TOEFL®テスト・GRE®・GMAT®のスコア、財政能力証明書などが必要です。

推薦状は大学の先生や、働いている方は上司などから 2、3通書いてもらいます。エッセイは自己紹介文、レジメは履歴書のことです。GRE®は大学院進学者のための基礎学力テスト、GMAT®は経営学専門の大学院に進学する人のための適性テスト(英語・数学・論文)になります。

いずれの書類も英文で用意します。また書き方にはノウハウがあり、大学院の入学審査担当者に対して自分を最大限アピールするという観点から各書類を作成する必要があります。独力で行う書類作成は膨大な時間が必要な上、さらに試行錯誤の連続という大変な作業になります。当研究所では、この書類作成をカウンセラーと大学院留学希望者が二人三脚で乗り切り、毎年多くの合格を勝ち取っています。


費用はいくら必要?

アメリカの大学院留学では、学費と寮・食費、そのほか交通費や教材費、お小遣いなどさまざまな費用を含めて、年に250~500万円くらいかかります。

都会にある私立の大学が最もお金がかかります。また生活費も都会のほうが割高です。都会には日本人向けのスーパーやお寿司屋さんなどもあるので、ついつい余計なお金を使いがちです。いっぽう田舎の州立大学では年間の費用が2万ドルくらいのところもあります。生活費用も田舎の方が一般的に割安です。

留学を希望者には「留学したいけれどお金がない」という人が多いのですが、日本では学生のアルバイトで1時間1000円以上稼ぐことが可能です。実際、当研究所から留学を果たした人には自分で必死に働いて、親の助けなしに留学した人が沢山います。夢を持っているならそれを実現するため努力を惜しまない。そうした強い気持ちで留学に臨めるよう、栄陽子留学研究所はみなさんのお手伝いをいたします。

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