留学生の就活:Boston Career Forum Report おまけ

読者の皆さま、こんにちは。

現在、栄 陽子留学研究所ボストンオフィスでインターンとして働いている、大学三年生の長岡です。今日は、先週末に行われたボストンキャリアフォーラムのレポートをしてみたいと思います。

ボストンキャリアフォーラムとは、世界最大級の日英バイリンガルを対象とした就職イベントのことで、北米全土やヨーロッパなどから多くの留学生が就職活動のためにここに集い、キャリアステップの第一歩を踏み出していきます。

今回僕は、某企業Rさんのブースでアルバイトとして働き、留学生の就職活動を企業側から見学するという貴重な体験をさせていただきました。一般参加者ではなくアルバイトとして参加した一番のメリットは、企業の内側の雰囲気を知ることができたことでした。

僕が一緒に働かせていただいたRさんは、ほんの数日しか一緒にいなかった僕ですら、社員同士の信頼関係が見てわかるほど、雰囲気が良かったのです。ベテランの方から若い方まで全員が連携をとり、混雑時にも冷静に対応していたところがとても印象的でした。さらに驚いたことは、社員の方々に僕と数年しか歳の変わらない若い方がいらっしゃったことです。自分とたいして年齢の変わらない人たちが、責任感を持ち、堂々と、生き生きと働いている姿を間近に見て、自分も数年後彼らのようになれるのだろうか、と思いました。

何が彼らの成長につながるのか考えたときに、やはり重要なのは企業や社員同士の信頼関係なのだと気づきました。ベテランの方は若い社員の成長を願い様々なアドバイスをし、若い方はベテランの方を敬いついていこうと思う、そういった信頼関係の雰囲気をRさんと一緒に働いていて、とても感じました。そして僕自身、社員の方々に尊敬の気持ちを抱き、また一緒に働きたいと思うようになったのです。

就職活動に漠然としたイメージしか持っていなかった僕ですが、今回の経験を通じて、自分の就職活動に具体的なイメージがわいてきました。

今回の感想をまとめると、就職活動の第一歩はまずは企業に興味を持つこと。そしてその企業の発展に貢献したいと思えるか、社員の方々と一緒に働きたいと思えるかどうか注目すること。その気持ちはやがて社員同士の信頼関係につながり、最終的には自分のさらなる成長につながるのではないかと思います。企業から内定をもらうことがゴールではありません。その先、自分のポテンシャルを引き出してくれるような企業かどうか、見据えることが大事なのだと思いました。


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