留学相談にお越しいただいた方から、高校留学に関して実際に受けた質問の一部をご紹介します。

当研究所の留学相談は、留学を希望される方に最も適した留学を考えます。人生の転機になる留学を、ご本人と一緒に、ご本人の立場に立って真摯に取り組みます。

「こんな質問をするのは不適当では」と遠慮せず、ちょっとした事柄でもいいのでお気軽にご相談下さい。

もくじ


英語はどのくらいできればいいの?

留学の許可をもらうのに必要な英語力はTOEFL®テストなどの英語試験の結果で判断されます。高校留学に必要なTOEFL®テストのスコアは30~35点からが目安です。

アメリカの高校に留学するにはまず日本の中学校で習った英語の基礎をしっかり身につけておくこと。中学校で学ぶ英語は文法も含めて英語の基礎となるものです。中学校の教科書を繰り返し読み、復習を重ねることが欠かせません。そうすれば、アメリカの高校での授業にもついていけます。

授業で問われるのは英語力そのものではなく、その科目についての自分なりの考えかたです。英語があまり得意でなくても、やる気を示すことが評価されます。アメリカの高校は少人数制ですので、英語が母国語でない留学生へのサポートはきめ細かく、とても行き届いています。 英語のせいで留学が失敗することはありません。大切なのは英語力の不足をカバーするための前向きな姿勢と行動力です。

当研究所の留学相談では英語の勉強の仕方や留学へ臨む心がまえなどについてもアドバイスを行っています。


入学試験ってどんなもの?

アメリカの高校には一斉の入試はありません。合否は書類審査で決められます。出願する際には願書と一緒に、中学校の成績と卒業証明書、エッセイや推薦状などを提出します。

日本のような入学試験の一発勝負ではないので、中学校の成績をできるだけあげておくのはもちろん、エッセイ(自己紹介文)の内容を考えたり、先生になるべく良い中身の推薦状を書いてもらったり、書類作成もけっこう大変なものです。

自分一人ではもちろん、ご家族の協力だけでも全ての書類をきちんと用意するのは難しいものです。栄陽子留学研究所では、大変な入学のための手続きを留学希望者・そのご家族と一緒になって進めていきます。


成績はどれくらい必要?

アメリカの高校が合否を決める際に最も重視するのが中学校の成績です。アメリカのボーディングスクールへの留学をめざす人は、英語だけでなく、すべての教科で良い成績を修めるようにしましょう。

中学3年間、全教科の成績が評価対象となります。中1より中2、中2より中3、というように成績が少しずつでも上がっていれば、その努力やモチベーションが認められアメリカの高校に好印象を与えます。また最近の成績ほど、高校でやっていけるだけの学力があるかどうかを示す目安になるので、重視されます。

ご自分の現在の成績で留学できるのかどうか不安な方、ぜひ一度カウンセラーにお尋ねください。


どんな書類が必要?

必要な書類は、願書、中学の成績証明書(高校生の場合は高校の成績証明書も)、推薦状、エッセイ、財政能力証明書(預金残高証明書など)、英語力テストのスコア、などです。

推薦状は学校の先生に書いてもらいます。たいていは担任の先生、数学の先生、英語の先生に依頼します。自分の良い点をできるだけ具体的に「褒めて」書いてもらいましょう。エッセイでは自分の意見や価値観・経験などを述べます。アメリカの高校に自分のことを知ってもらい、その高校に入学したい熱意を伝えるための、自己紹介文です。

英語力テストはTOEFL®テストとSSAT®テストのスコアを提出するのが一般的です。TOEFL®テストは外国語としての英語能力を測るテストで、SSAT®テストではアメリカの高校生も受ける数学と英語の学力テストです。

どの書類も効果的に作成するにはノウハウが必要です。具体的な内容・書き方・準備手順については当研究所にご相談ください。


いつから準備すればいいの?

入学の1年前くらいから留学の準備を始めるのが理想的です。9月にアメリカの高校に1年生として入学する場合、中学3年生の夏休みから2学期の始めくらいのスタートです。

遅くとも入学の半年前には準備を開始します。出願書類を揃え始めるのは秋頃からです。12月までに志望校を絞り込み、どの高校に出願するかを決めます。願書などの必要書類を送るのは翌年1月からです。出願の期限は、早いところでは1月10日くらいですが、最も多いのが2月1日で、その後3月まで続きます。定員に空きがあるうちは出願を受け付ける“Rolling”というシステムをとっている高校もあります。

合否が出るのは3月中旬くらいです。遅いところでも3月までに願書を出しておけば、4~6月には合否が決まります。

高校選びについては、客観的な情報に基づいて留学生本人にとって最適な学校にすべきです。安易に留学エージェント(留学の斡旋会社)などが勧める提携校へ進んだり、自身の体験のみで語る留学経験者のアドバイスに盲目的に従ってはいけません。高校留学は本人の一生を左右するほど大事なもの。私たちはアメリカ進学指導の専門家として、あくまでも本人の意志と状況に合わせたベストな選択肢を提案します。じっくりと学校選びや準備に時間をかけられるように早めのスタートをお勧めします。


費用はいくらかかるの?

一般的に、日本からの留学生が通うことになるボーディングスクール(寮制高校)で、1年間(9月~6月)にかかる費用は、学費と寮費、食費を全て含めて50,000~80,000ドルが目安となります。

少人数制を徹底し、最新の設備を整え、1日24時間生徒を見守り、一人ひとりの将来に向けて個別の指導をするボーディングスクールでは、相応の費用がかかることになります。

「教育は投資である」と考えるアメリカ人は、それだけの価値があるとボーディングスクールを認め、その金額に見合った教育・指導を子供が受けられることを期待しています。

留学先の高校や場所によって、費用には変動があります。詳しい情報については留学相談でお尋ねください。

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