コロナ禍でアメリカの名門大学への出願が急増した、その理由とは

アメリカでは、コロナ禍でなぜか名門大学への出願者がとても増えています。

ハーバードは初めて57,000人(前年比42%増)もの人が願書を提出。UCバークレーは112,000人(前年比28%増)が願書を提出。優秀さと、他の出願者より自分をとるべき自分のユニークさをはっきりと示して初めて合格を勝ち取れるため、非常に敷居が高いとされてきた名門大学に何があったのでしょうか? その状況はいまだけなのでしょうか?

アメリカの名門校出願に求められる学力テストの変化と、試験や学力についてのアメリカ高等教育での考えかたについて、栄 陽子が解説していきます。

 

アメリカの名門大学への出願が急増! その理由は?

アメリカの名門大学への出願者数が増えた要因の一つが、SAT®︎というテストが免除になったことです。

SAT®︎というのは、全米の高校生が受ける学力テストで、日本の共通テストのようなものですが、年に何回か受けられます。同様のものにACT®︎というテストがあります。大学進学を希望するアメリカの高校生は、このSAT®︎かACT®︎のどちらかを受けます。大学側は、これらのテストのスコアを、合否の判定において考慮します。

それがコロナの影響で、SAT®︎の受験がむずかしくなったので、名門大学を含めてSAT®︎のスコアを求める大学が減ったわけです。

アメリカの大学はさまざまな書類を審査して総合的に判断して合否を決めますから、SAT®︎のスコアもそんな書類の一つに過ぎませんが、実際に名門大学に合格しているような人たちは、SAT®︎でも満点近くのスコアを出しています。

SAT®︎は日本でも受けることができます。ただ多くの大学は留学生に対してSAT®︎のスコアの提出を求めていません。学力は、学校の成績によって判断します。したがってアメリカの大学への留学を考えている人は、ともかく在学校でいい成績をとるようにしましょう。

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