ある留学生の物語。通信制の高校からアメリカの大学で表彰されるまで
日本の通信制の高校からアメリカの大学に留学した女の子。毎日泣きながら、英語漬けの日々を乗り切り、すばらしい成績を修めました。
栄 陽子がその悪戦苦闘ぶりを報告。本人から届いた成績表もこっそりお見せします。
ある留学生の物語。通信制の高校からアメリカの大学で表彰されるまで
12月になりました。アメリカの大学に留学中の人たちの成績表がだんだん出てきています。みんなけっこういい成績をとっているのでよかったなぁと思っています。
中でも一人の女の子は、日本ではいろいろな事情で通信制の高校を出たのですが、留学したい気持ちはあったものの、親御さんを説得するために、期間工として住み込みで働きながらお金を貯めて、その間、放送大学で単位をとりました。
放送大学の単位はアメリカの大学に移行できます。1年分の単位を移行できれば、3年でアメリカの四年制大学を卒業できることになります。留学期間が短くなれば、それだけ費用も節約できることになります。
こうして彼女は行動によって親御さんを納得させて、見事、たっぷりの奨学金をもらってアメリカの大学に留学しました。
でも、留学は入学してからが本番です。せっかくの奨学金も、成績が悪いと取り消されてしまいます。彼女はよくそのことを肝に銘じていて、毎学期に表彰されるほどのよい成績を修めています。
彼女のがんばりには親御さんもびっくり。私たち留学カウンセラーも、彼女の成長ぶりを喜んでいます。

