大統領選を制したバイデン氏とハリス氏。アメリカはどうなる? 大学のゆくえは!?
激戦の2020年アメリカ大統領選。どうやらバイデンさんが制した模様です。大学の反応はどうだったのか? これからのアメリカはどうなるのか? そして大統領選が示したアメリカの「強み」とは?
留学カウンセラーの栄 陽子が、独自の視点で語ります
大統領選を制したバイデン氏とハリス氏。アメリカはどうなる? 大学のゆくえは!?
アメリカの大統領選挙、結果が出ました。みなさんの予想はどうでしたか?バイデンさんに決まりましたがトランプさんだってすごい票を獲得しているわけですから、これはアメリカが分断されているって言われても無理はないですね。
基本的は若い学生たちは民主党が好きですね。今回はサンダースさんに人気が集まりましたね。
サンダースさんは学生たちのローンをなくすということで人気を集めた面もありました。
バイデンさんはUniversity of Delawareを出ています。これはごく普通の州立大学です。トランプさんがUniversity of Pennsylvania、オバマさんがColumbia University卒ですから、ちょっと異色といえるかもしれません。
副大統領になったカマラ・ハリスさん、急に出てきたという感じですが、私は彼女な笑顔がとてもチャーミングですごい素敵だなと思いました。
彼女の経歴は変わっていて、お父さんはジャマイカ出身、お母さんはインドの人です。彼女が卒業したのはHoward Universityという大学で、いわゆる黒人系の大学です。
アメリカの各大学は、学生の人種構成というものを発表しています。白人が70%、黒人が11%、ヒスパニックが8%、等です。でもこの人種の考えかたも、変わりつつあります。ゴルフのタイガー・ウッズ氏も、いくつもの民族の出自をもっています。
アメリカはこれまでもこれからも、多様性が大きなトピックであるのです。

