2020年秋、コロナ過の学生ビザの発給とアメリカ大学留学
コロナ禍が続くアメリカ。それでも9月に向けて、留学生たちは出発しました。今回は、ビザ申請の状況と、渡米後の留学生の生活について、 最新情報をお伝えします。
(※2020年8月末時点の情報です。またコロナ対策についての大学の対応(隔離、PCR検査など)は、大学ごとに異なります)
新型コロナに負けるな! 2020年秋 留学生たちの旅立ち
コロナ禍のビザ申請
アメリカの大学に留学するためには、「学生ビザ」が必要です。これは領事さんの権限で発行されるものですので、たとえば東京では大使館の中に領事部というところがあって、そこに申請して、面接を受けて学生ビザを発行してもらうということになります。
今年はコロナのことで、あちらこちらでビザが下りなかったとか留学プログラムそのものが中止になったとかという話をたくさん聞きますけれども、私たちの研究所から留学する人は基本的にアメリカの大学・大学院を卒業することを目的としていますので、なんとか領事さんに面接してもらって、ビザをもらって渡米しています。
ただ、こういう時期ですので領事さんも少ないし、飛行機も昔のようにバンバン飛んでるわけでありませんから、アメリカの大学の授業に遅れるというようなこともどんどん起きるわけですよね。そういうときにはカウンセラーが学校に連絡したりして、大学側も慣れていますから、支障なくできています。
こうして、アメリカの4分の1ぐらいの大学がキャンパスをオープンして、留学生も迎えて授業を始めています。やっぱりアメリカって。エネルギーにあふれた国なんです。これから留学生たちもいろいろな困難を乗り越えて成長していくことでしょう。とても楽しみにしています。

