カテゴリー: 専攻 

大学留学を考えていますが専攻を決められません。人気の専攻って何ですか?

アメリカの大学に留学したいと思っていますが、何を専攻してよいか決められません。アメリカの大学ではどのような分野に人気が高いのでしょうか?


人気の専攻は時代によって移り変わりますが、ビジネス系は高い人気を保っています

アメリカの大学は、入学時に専攻を決めておく必要はありません。入学して最初の1・2年は一般教養科目を中心にとります。さまざまな分野に親しみながら、自らの適性を探り、だいたい2年次の終わりまでに専攻を決めることになっています。異なる二つの分野を専攻してもかまいませんし、途中で専攻を変更することもできます。

このように、専攻についてはとても柔軟な考えかたがされるアメリカの大学です。そうはいっても卒業するためには必ず一つ以上の分野を専攻しなければなりません。ここではUSA Todayの記事にしたがって、アメリカの大学で人気の専攻分野トップ10をご紹介しましょう。

1位 ビジネス
2位 心理学
3位 看護学
4位 生物学
5位 教育学
6位 犯罪学
7位 会計学
8位 リベラルアーツ
9位 英語・英文学
10位 歴史学

さらにもう一つ、今度はPrinceton Reviewによる「最も有望な」専攻分野トップ10をご紹介します。「有望な」とは、就職率や収入、人気などを指しています。

1位 コンピュータサイエンス
2位 コミュニケーション
3位 政治学
4位 ビジネス
5位 経済学
6位 英語・英文学
7位 心理学
8位 看護学
9位 化学工学
10位 生物学

いかがでしょうか? 人気の専攻と有望な専攻とがいくつか重なっていますが、そうでないものもありますね。とくに有望な専攻の1位:コンピュータサイエンスと2位:コミュニケーションは人気の専攻分野トップ10には入っていません。ちょっと興味深いところではありますが、アメリカのIT業界のトップのプレゼンテーション能力の高さを見ると、有望であることにはうなずけますね。

ビジネス系は久しく高い人気を保っています。日本から留学する人も、ビジネスを専攻する人は多いですね。心理学も伝統的に人気の高い分野です。犯罪学というのは意外かもしれませんが、法曹界への就職に結びつくという考えかたが根っこにあるようです。

留学する前に専攻を決められないことを、気にする必要はまったくありません。アメリカの大学は「自分探し」の場所にたとえられます。在学中に本当に自分がやりたいことを見つけ出せばよいのです。きっと心から打ちこめる分野に出会えるはずですよ!

出典
http://college.usatoday.com/2014/10/26/same-as-it-ever-was-top-10-most-popular-college-majors/
http://www.princetonreview.com/college-advice/top-ten-college-majors

このページが気に入ったら→ 

Facebook

Twitter


同じカテゴリー内の質問

Q. アメリカの大学留学では授業にどのように対処したらよいですか?

スピードが速いといわれる大学の授業への対処の仕方はありますか? 回答を見る

Q. アメリカの大学で「学ぶ科目」はどのように分類されていますか?

日本の大学入試は専攻の学部で受験しますが、アメリカの大学では専攻は3年次までに決めればよいことになっていると聞きます。専攻の科目と一般の科目の切り分けがよくわかりません。 回答を見る

Q. アメリカの大学に出願する際に提出する成績証明書はどのように用意するのですか?

アメリカの大学に留学するにあたっては、成績証明書が必要になると聞きました。どのような書式で提出するのですか? 回答を見る

» 「専攻」についてよくある質問一覧に戻る