保護者の方へ
保護者の方へ 親としてのこころがまえ
留学は教育の選択肢です
アメリカの高校教育は、大自然にあふれた環境の中で、強い自立心をはぐくむようになっています。寮生活を通して、親離れをし、自分のことには責任を持ち、主体的にモノを考える子供になるのです。
お子さんを、若いうちから留学させようと考えるお父さんお母さんは、こうした教育を期待されていると思います。また、高校生というむずかしい年頃、親と遠く離れている方がかえってよい場合もあります。
今日では、留学も教育選択の一つであって、昔のように夢ではなくなってきています。日本の高校へ行くか、アメリカの高校へ行くかを真剣に悩む時代ではなく、冷静に選べる時代になりました。
したがって、現状をよく調べ、いつ、どのような方法で留学するのがよいのか、よく検討し、どのような形で留学するのか一番よいのか考えなければならなりません。
ただし、アメリカで一人で留学生活をするのですから、本人の熱意によって決められなければ留学での成功は成り立ちません。
アメリカで勉強するのも、つらい目にあうのも、泣くのも、笑うのも本人です。よく、お子様のお気持ちを考慮に入れて留学させるか否かを考えてください。
アメリカの高校で養われるもの
英語力ばかりではありません。人間としての大きな力が養われます。
留学して得られるのは英語力だけではありません。むしろ、英語力の向上には過度な期待をかけないほうがよいでしょう。
母国語である日本語以上に英語がうまくなるということはありません。
ここでは、留学の成果として大きく二つの要素をとりあげ、解説します。
自分の意見を言うことを訓練される
アメリカでは自分で考えて自分の意見を発表して、自分で行動するということがとても大切だと考えられています。創造力とパフォーマンス、分析力と判断力と決断力を養成しようというものです。
授業では「リンカーン大統領が奴隷解放をしたのはいつですか」という歴史的事実を暗記させるよりも、「あなたがもしリンカーンだったら奴隷解放をしましたか」を問います。
アメリカの勉強の方法は予習中心で、生徒はリンカーン大統領の奴隷解放について自分で予習をし、その上で先生の話を聞いたりディスカッションをしたりするのです。
ボーディングスクールに留学している日本人留学生のなかには、予習に時間がかかりすぎて消灯になってしまうため、懐中電灯を用意して、毛布をかぶってベッドの中で予習するという涙ぐましい努力をしている子もいます。
培われるパフォーマンス能力
自分の意見を上手に言うためにはパフォーマンスの能力が要求されます。
まじめに言う、人の気持ちを惹きつけるためにセンセーショナルなことを言う、冗談を言って皆を楽しませる、などいろいろな方法はありますが、いずれにしても自分なりにしっかり考えて自分の意見をもたなくてはなりません。
先生は自分の意見を押しつけてくることはしません。生徒たちに伸び伸びと意見を言わせます。
若いときに自分の意見を言ったり、パフォーマンスを上手にしたりという訓練を受けることは、大人になって仕事をしたり、ボランティアをしたり、社会の中で何か役に立つことをするときにきっと活かされます。
また「褒めて育てる」という教育ですから、何か少しでも光るものがあれば「ビューティフル」と言って褒めてくれます。
スポーツでも音楽でもアートでも、その生徒にとって何かすぐれたものを見つけてくれようとします。


