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留学すること、とくにアメリカの高校に留学することの意義って何ですか?

留学したいという思いがありますが、ふと「留学の意義って何だろう?」と考えると、よくわからなくなってしまいました。とくに高校から留学するのは「早すぎる」とか「無謀だ」とも言われてしまい、ますます留学の意義をたしかめる必要を感じています。


留学は、自分らしく自信をもって世界を生きていく第1歩です

高校留学の意義は人それぞれです

アメリカの高校に留学する。それは大きな勇気と決断が伴います。留学する本人の意志はもちろん、ご家族の協力がなくては実現しません。

そして「留学したい」となると、「その意義は?」「目的は?」と周囲から問われます。意義や目的がしっかりしていないと、留学すべきではないという人もいるでしょう。日本の高校に進学するときには、そんなに問われない意義や目的も、留学となるとそうはいかないようです。

しかし、留学の意義といっても、それを何に見いだすかは人によってさまざまです。留学を終えて振り返ってみて初めて気づく意義だってあるでしょう。このことを踏まえたうえで、ごく一般的な留学の意義について述べたいと思います。


世界の共通言語としての英語を身につける

まず留学して身につく英語力というのは、真っ先に思い浮かぶ留学の意義になるでしょう。英語「を」学ぶのではなく、英語「で」読み・書き・聞き・話すというのは、留学してこそ得られる大きな力です。

好むと好まざるとにかかわらず、英語が世界共通のコミュニケーションツールになることはほぼ間違いありません。日本を飛び出してアメリカに留学するということは、世界という大きな舞台で生きていくことの大きなきっかけになります。


ものごとを世界的な視野で考えられるようになる

留学は、そんな世界に通用するコミュニケーションツールとしての英語を身につけるだけでなく、世界的な視野でものごとを見る観点を養うことでもあります。

アメリカの高校(とくに寮制の高校=ボーディングスクール)は、全米各地そして世界中から生徒が集まります。キャンパスはさながら世界の縮図です。

さまざまなバックグラウンドや価値観をもった、さまざまな人種・国籍の生徒たちが、お互いの個性や意見を尊重しながら、違いを認めていく過程で、よりよい社会を世界規模で築き上げていく努力をすることが、アメリカの高校では大切だとされています。


自分とは何か? を考えて、自信をもって生きていく力を身につける

留学中は、そうやってお互いの個性と違いを認めていく中で、それでは「自分の個性とは何だろう?」と考える機会がたくさんあります。

授業ではディスカッションが盛んに行われ、そこではつねに「なぜ?」と問われます。正しいとか間違っているとかではなくて、自分なりのアイデアや意見を述べて、それについて「どうして自分はそう思うのか」を考えるのが、高校留学における日々の勉強です。それは結局のところ、「自分とは何なのか?」をつねに考え、その考えを掘り下げていく作業でもあります。

そうして自分について考えを深めていくうちに、やがて「自分らしさ」というものが浮かび上がってくるでしょう。自分らしさを大切にして、自信をもって将来の人生を切り開いていく、そんな態度と行動力を身につけることも、また高校留学の大きな意義になりうるでしょう。

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