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アメリカの高校でとる「AP科目」って何ですか?

アメリカの高校には「AP科目」という科目があると聞いたことがあります。これは何ですか?


上級レベルで、大学の単位として認められることもある科目をAP科目といいます

APとはAdvanced Placementの略で、AP科目とは上級レベルの科目のことをいいます。

カレッジボードという民間の機関が開発した科目で、この科目をとり、テストで良い結果を出せば、進学先の大学では、大学の単位として認めてくれることがあります。

カレッジボードがつくったAP科目は35科目あって、
芸術(美術史や実技など)
英語(作文など)
歴史・社会科学(政治学、経済学、心理学など)
数学(微分積分、統計学など)
科学(化学、生物学、環境学など)
外国語(フランス語、ドイツ語など)
などさまざまな分野に及びます。

高校によって、開講しているAP科目の数と種類は異なります。ボーディングスクールの中には20以上のAP科目を設けているところがありますが、これはかなり多いほうです。

AP科目をとるためには、初級レベルの科目で優秀な成績を修めておかなければならないといった規定が、個々の高校で定められています。また授業のレベルが高く、勉強もたいへんになるので、AP科目をとるにあたってはアドバイザーの先生などに事前に相談するようにしましょう。

大学の単位として認めるかどうかというのは、個々の大学の判断になりますが、AP科目を修めているということは、それだけでむずかしいレベルの科目をとっていることになるので、アメリカの大学に出願する際には、AP科目をとっていること自体がプラスに評価されます。積極的にチャレンジするといいでしょう。
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