UCLAはアメリカの東大なのか?――名門大学の意外な数字

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みなさんこんにちは!

今回の「留学ブログ」では、留学生に人気の高いカリフォルニアの州立大学:UCLAについて、ちょっと意外なデータをご紹介します。UCLAに留学したい! という人は、ぜひ参考にしてみてください。

アメリカでトップを競う州立の名門大学

UCLAとは、University of California, Los Angelesの略で、「カリフォルニア大学ロサンゼルス校」のこと。アメリカの西海岸、カリフォルニア州最大の都市ロサンゼルスにある州立大学です。大学生・大学院生あわせて4万人以上の学生が学んでいます。

カリフォルニア州の州立大学の中では、UCバークレー(University of California, Berkeley)と並び称される名門大学です。日本でもとても名の知れた大学で、「UCLAに留学したいのですがどうすればいいですか?」というご相談をたくさんいただきます。

UCLAは世界に名だたるエリート大学ですから、なかなか合格するのはむずかしいのですが、それでもUCLAの入学審査を知れば、対策をたてることは可能です。

UCLAに合格するための対策については別のページで詳しく書きましたので、そのページをご参照いただくとして、この記事では、そんなUCLAの「意外な」数字についてお話ししたいと思います。

あわせて読みたい関連ページ:UCLAに入るには?

 

UCLAは東大より難関!?

UCLAの2015年度の合格率(編入生は除く)は17%です。出願者の数は約93,000にものぼります(www.ucla.edu/より)。4,000以上もあるアメリカの大学の中で、最も人気の高い大学です。

東大の倍率はおよそ3倍ですから、倍率だけを比較すると、UCLAのほうが難関ということになります。

ところが別の数字に目を向けると、東大とUCLAとでは大きく異なる事情が浮かび上がってきます。

その数字とは、「歩留まり率(Yield Rate)」と呼ばれるものです。

歩留まり率とは、合格者のうち、実際にその大学に入学した学生の割合のことをいいます。

東大の歩留まり率はほぼ100%です。つまり東大合格者は、みんな東大に入学しているということです。このことに疑問を抱く人はそんなにいないかもしれませんね。せっかく東大に受かったのに東大に入学しないなんていう人は、まずいないのが当たり前です。

ところがUCLAの歩留まり率は、なんと35%です。せっかく厳しい競争を勝ち抜いてUCLAに合格したのに、じつに65%の合格者がUCLAを蹴って別の大学を選んでいるのです。信じられますか?

 

UCLAを「蹴る」理由とは?

日本の大学のレベルは東大を頂点としたピラミッド型になっています。一方で4,000もの大学があるアメリカでは、進学先を選ぶ基準もじつにたくさんあります。「UCLAよりもA大学のほうがたくさん奨学金を出してくれるから」とか「B大学のほうがこぢんまりとして落ち着いて勉強できそうだから」とか、UCLAを蹴る理由も人それぞれです。

とくに「卒業がむずかしい」のが特徴のアメリカの大学では、入学しても成績が悪ければすぐに退学になってしまいます。したがって、「よい成績を修めて卒業できる大学かどうか」というのも、進学先を選ぶ大きな基準になるのです。

ちなみにUCLAと双璧をなすUCバークレーでも、歩留まり率は37%に過ぎません。

 

ハーバードでも2割の合格者が入学を辞退

アメリカで最も歩留まり率が高い大学はハーバード大学です。それでも80%ですから、2割の人はハーバードへの入学を辞退していることになります。

アメリカでは、大学の名前にこだわるという発想はありません。大学の名前よりも、その大学で自分らしく充実した学生生活を送れるかどうか、ということのほうを大切にします。「プレッシャーを感じることなく自分らしい大学生活を送れそうだから」ということでUCLAを蹴ってUCサンタバーバラ(※)を選ぶ学生だっているのです。

※「UC」はUniversity of Californiaの略。カリフォルニア州には、UCLAやUCバークレー、UCサンタバーバラなど、UCと名のつく州立大学が10校あり、あわせてUniversity California System(カリフォルニア大学群)という。

留学する大学を選ぶとき

アメリカの大学の歩留まり率には、「他の選択肢がどれだけあるか」ということが大きく関係しています。選択肢が多ければ多いほど、歩留まり率は低くなります。

その意味において、UCLAはもちろん、ハーバードだって「アメリカの東大」ではないのです。たくさんの選択肢の中から、自分にとって最も適した進路を、自分自身で判断して選ぶというのが、アメリカの大学進学のありかたです。

逆にいえば、東大の歩留まり率が高いのは、「他の選択肢がない」ということになります。歩留まり率がほぼ100%の東大なんて、アメリカ人からすると、ちょっと異様に見えるのではないでしょうか。

とはいえ数字だけをとりあげてUCLAと東大を比較するのは、あまり意味のないことです。「UCLAの偏差値はどれくらいですか?」という質問もよくいただくのですが、そもそも「偏差値」というものがアメリカの大学には存在しません

アメリカの大学に留学にするにあたっては、せっかくたくさんの選択肢や可能性があるのですから、最初からUCLAだけに進路を限定する必要はありません。自分自身がハッピーな大学生活を送れるかどうか、さまざまな選択肢を比べて考えてみるといいと思いますよ! もちろん考えてみた結果、やっぱりUCLAに行きたい! ということであれば、チャレンジし甲斐のある大学であることは間違いありません。

 

・・・ということで今回は、留学生に大人気のUCLAの意外な数字についてお話ししました。アメリカ留学の夢をかなえたいという人に参考にしていただければ嬉しいです!



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