アメリカの大学のシステム

アメリカの大学の学期制

アメリカの大学は、9月から翌年5月までの約9か月間を1年度としています。この1年度のことを「アカデミックイヤー(Academic Year)」といいます。多くの大学は、アカデミックイヤーを

  • 9月から12月までの秋学期(Fall Semester)
  • 翌年1月から5月までの春学期(Spring Semester)
これら二つの学期で分けるセメスター制をしいています。それぞれの学期は15~16週間ほどです。

セメスター制の大きな特徴は、秋学期と春学期がそれぞれに独立しているということです。秋学期に履修する科目については、学期の半ばごろに中間テストを受け、12月には期末テストを受けてレポートを提出し、成績がついて単位を取得し、それで完結します。春学期にはまた別の科目をとって、中間・期末テストを受けレポートを提出し、単位を得ます。ほぼ8週間ごとに大きなテストを受けなければならないという「短期決戦」型です。

入学時期も9月と1月の、年に2回あるということになり、卒業についてもやはり5月と12月の年に2回あることになります。とはいえアメリカの高校の卒業時期が5月末~6月ということもあって、9月(秋学期)に入学するのが主流です。日本から留学する場合は、3月に日本の高校を卒業して、その年の9月にアメリカの大学に入学するのが一般的です。

アメリカの大学の学期制は、セメスター制のほかに、1年を四つに区切るクオーター制や、3学期に分けるトライメスター制などがあります。

アメリカの大学の単位制

アメリカの大学は、取得した単位の数で卒業までの期間が決まります。日本のように必ずしも4年間で卒業するというわけではありません。「単位制」であるため、卒業までに必要な単位を修めれば、3年や3年半で卒業することも可能です。また、単位をA大学からB大学へ移動することもできます。日本の大学の単位も認められますので、この単位制を利用して「編入留学」をする日本人もたくさんいます。最近ではこの編入留学生の増加が顕著です。

オバマ大統領は、オクシデンタル・カレッジ(Occidental College)というリベラルアーツ・カレッジから、単位をコロンビア大学(Columbia University)に移して、コロンビア大学を卒業しています。ハワイでおじいさん・おばあさんに大切に育てられたオバマ大統領にとって、ひとっ飛びに大都会のニューヨークの大規模大学に行くのはちょっと勇気が必要だったのかもしれません。まず家族的な雰囲気のリベラルアーツ・カレッジから独り立ちをスタートしたものと思われます。

セメスター制においては、1学期について15、16単位をとるのが一般的です。そのペースで単位をとれば4年で卒業できます。科目数でいえば5、6科目です。そのくらいが勉強量としては適当です。これは1年生でも4年生でも同じです。学年にかかわらず、毎学期15単位ずつくらいをとっていくことになるのです。

1科目につき、1週間に3時間の授業があって、3単位を取得するというのが一般的です。「単位数=1週間の授業時間」というのがおおよその目安です。1学期に15単位をとれば、1週間の授業時間は15時間です。授業時間だけを見ると少ない感じがしますが、毎回の授業で出される宿題と予習に費やさなければならない時間は授業時間の2~3倍になりますから、しっかりしたタイムマネジメントが欠かせません。

アメリカの大学の成績

アメリカの大学での成績は、A、B、C、D、Fの5段階でつけられます。このアルファベットを5、4、3、2、1、0の数字に換算したものをGrade Pointといい、その平均値をGrade Point Average、略してGPA(ジーピーエー)といいます。

アメリカの大学ではこのGPAが非常に重視されていて、その数値によって大学院進学や就職も大きく左右されます。

GPAの計算式は、

(履修した科目のGrade Point×それぞれの科目の単位数)の合計÷総単位数

です。たとえば、以下の科目と成績をとった場合のGPAは、ポイントの総計=52÷総単位数=16で、3.25ということになります。

アメリカの大学では、秋学期と春学期の二つの学期を続けてC平均=GPA2.0を割るようなことがあれば退学になります。成績に対しては非常にシビアな考えかたがされるのがアメリカの大学で、「アメリカの大学は卒業がむずかしい」といわれる大きな理由が、この厳しい成績措置にあります。将来、大学院への進学を考えているならば、最低でもGPA3.0(B平均)は必要になります。GPAが3.5以上であれば、優秀な成績を修めていると評価されるでしょう。

成績は、クラスでのディスカッションの内容や小テスト、中間・期末テスト、レポートの内容などを総合して判断してつけられます。たとえば「中間・期末テストがそれぞれ25%、レポートが30%、小テストが10%、ディスカッション参加が10%」などです。



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