出願者に求められること

合格をつかむための六つの要素

アメリカの大学は出願者を評価する際に、おもに六つの要素を考慮します。これは“The Significant Six”と呼ばれ、以下の要素のことをいいます。

  1. 高校・大学の成績
  2. エッセイ
  3. 推薦状
  4. 課外活動
  5. テスト(SAT®、ACT®、TOEFL®テスト)のスコア
  6. 面接

これらの要素のうちのただ一つのみで合否を決める、ということではなく、これらを総合的に評価して入学生を選抜するのがアメリカの大学です。

大学によっては、ほかに「州民であること」「レガシー(Legacy。その大学の卒業生の子女)であること」「人種」なども考慮します。

州立大学は基本的に州民を優先します。レガシーが優遇されるのはおもに私立大学です。たとえばハーバード大学の全体の合格率は6%ほどに過ぎませんが、レガシーの合格率となると30%ほどに跳ね上がります。

人種についていえば、黒人やヒスパニック系といった特定の人種の人への教育に力を注いでいる大学があるほか、マイノリティ優遇措置(Affirmative Action)をとっている大学は少なくありません。こうした大学では、マイノリティ(白人以外)の受け入れについて特別な措置をとっています。

なお1年生として入学する場合に比べて、編入をめざすほうが合格の確率が下がるのではないかと心配する人もいるかもしれませんが、アメリカ全体で見ると、1年生として出願する場合と編入生として出願する場合の合格率はほとんど変わりません。1年生の定員に比べると、編入生の定員のほうが少ないというのはたしかですが、出願者の数にも差があるため、合格率としてはほとんど同じになるのです。したがって「編入のほうが不利」ということはありません。

キーワードは「多様性」と「バランス」

アメリカの大学がおもに上記の六つの要素を総合的に評価するとはいっても、すべてにおいてすぐれていなければ不合格になるというわけではありません。大学の成績がよいことは非常に重要ではありますが、勉強とかかわりのないことでも、何か得意なことがある、とか感性や視点にユニークなところがある、といったことをアメリカの大学は評価します。

アメリカの大学は多様性とバランスをとても大切にしています。

多様性というのは、いろいろなタイプの学生を集めたいということです。バランスというのは、「バランスのとれた人」というよりも、個性豊かな学生たちを入学させて「入学生全体としてバランスのとれたグループにしたい」ということです。同質の学生ばかりを集めるのではなく、一人ひとり個性の異なる学生たちを入学させることで、お互いを刺激しあい、違いを認めあう環境をつくることに、アメリカの大学は力を入れているのです。

大学にアピールできる自分像を明確にしよう

できるだけ個性豊かな学生を入学させようというアメリカの大学への出願にあたっては、「いかに自分の魅力や個性を大学にアピールするか」ということが大切になります。高校・大学生活を通じて、勉強に、課外活動に、力と個性を発揮し、それを成績表やエッセイ、推薦状などによって大学にアピールするのです。このアピールのしかたによって合否が左右されますので、まずは出願者本人が、自分像を把握することが欠かせません。たとえば、

  • 得意なこと、特技
  • 印象に残っている出来事、経験
  • 自分の長所、短所
  • 好きな本や映画
  • 好きな科目、嫌いな科目
  • 長く続けている趣味
  • 家族や友達から指摘される自分の性格

こういったことを手がかりとして、自分の個性、アピールできるポイント、魅力についてよく考えてみるとよいでしょう。このような自己評価をすることで、アメリカの大学に対して効果的な自己アピールの手だてを講じられるようになるはずです。



留学のご相談は、こちらからお問い合わせください
電話 東京03-3224-0777 電話 大阪06-6367-0205
月曜日~土曜日 10:00~18:00 ※木・日曜日及び祝日はお休みです。
留学相談 資料請求
留学のご相談は、こちらからお問い合わせください
電話 東京03-3224-0777 電話 大阪06-6367-0205
月曜日~土曜日 10:00~18:00 ※木・日曜日及び祝日はお休みです。
留学相談 資料請求