アメリカの大学への出願

アメリカの大学の編入審査

アメリカの大学は、日本の大学のような一回の入学試験で合否を決めることはありません。さまざまな書類を多角的に、時間をかけて審査し、合否の判断をします。アドミッションズ・オフィス(Admissions Office)という入学審査を専門に行う部署がそれぞれの大学にあって、このオフィスが一人ひとりの出願者について丁寧に、フェアに審査して、入学生を選んでいくのです。

一般的には、出願の際に以下の書類の提出が求められます。

  • 願書
  • 高校・大学の成績
  • エッセイ
  • 推薦状
  • TOEFL®テスト、SAT®などのスコア

これらに加えて、大学によっては面接が課されます。また芸術大学や音楽大学の場合、ポートフォリオと呼ばれる作品集や、オーディションに代わるものとしてCDやDVDの提出が求められることがあります。

出願の時期

アメリカの大学の多くは

  • 9月~12月の秋学期
  • 1月~5月の春学期

という2学期制をしいています。それぞれの学期は独立しているため、入学の時期としては9月と1月の年に2回あることになりますが、アメリカの高校の卒業時期が5~6月ということもあって、9月に入学するのが主流となっています。日本の大学から編入留学する場合は、3月に日本の大学の年度を終えて、その年の9月に編入するのが一般的です。

この「9月入学」にあたっては、多くの大学がその年の1~3月を出願期限としています。早い大学ともなれば前年の11月に期限を設けています。また“Rolling”といって、定員が空いているうちはとくに期限を定めていない大学も少なくありません。とはいえ遅くとも5~6月には出願を終えます。だいたい3~5月に合否の結果が出ます。

1~3月の出願に向けて、願書と共に提出する書類の準備をすることになりますが、たとえばエッセイなどはそのときの思いつきで書けるものではありませんし、推薦状にしても、だれに・何について書いていただくのがよいのか、よく検討しなければなりません。出願書類の作成には時間がかかる・時間をかけるべきである、ということを踏まえると、9月入学に向けての留学準備をスタートさせるのは、前年の夏~秋くらいが望ましいということになります。

「ベストマッチ」という発想

1回の入学試験で合否を決めるのではなく、数々の書類によってさまざまな角度から審査を行うアメリカの大学は、一人ひとりの出願者の全体像を把握し、評価しようと努めます。それだけフェアで、出願者にとっても納得できる審査がされるということです。

大学にとって、また出願者にとって、大事なことは「ベストマッチ」であるかどうかということです。双方にとってベストな選択がされることが、出願と入学審査において大きく問われるのです。

TOEFL®テストのスコアが高くても、その他の書類が魅力的でなければ合格のチャンスは小さくなりますし、逆にこのスコアが低くても、エッセイや推薦状がすぐれていれば、入学できるチャンスは高くなります。つまり「ありのままの自分」を出願にあたって提示し、それを評価してくれる大学が、「ベストマッチ」につながるのです。テストで高得点をとることがレベルの高い大学への入学に結びつく、という発想はありません。アメリカの学生は出願にあたっては自然体で臨みます。そうして自分の本当の能力に適した大学に入ることが、大学での生活が楽しく充実すると考えているのです。

自分のことを知ることから編入留学の準備は始まる

以上のことを踏まえてアメリカの大学への編入準備を始めるにあたっての最初の1歩が、セルフ・アセスメントです。セルフ・アセスメントとは、以下のような観点から自分の現状と自分らしさを探ることで、進路の方向性を見定める作業です。

○合否にかかわるポイント

  • 高校・大学の成績
  • 英語力
  • 課外活動
  • ユニークなところや強み、魅力

○進路にかかわるポイント

  • どうしてアメリカの大学に行きたいのか
  • アメリカの大学で何を学びたいのか
  • アメリカの大学に何を期待しているのか

このようなポイントを手がかりにして、編入留学の方向性を見定めます。またこれらのポイントについて思いをめぐらすことで、効果的な自己アピールの手だてを講じられるようになります。

編入留学の情報収集

アメリカの大学に編入するにあたっては、留学についての基礎知識や情報を身に付けることも、進学準備には欠かせません。

現在はインターネットでかなりの情報を得られるようになっていますが、大事なことは、その情報がどれだけ客観的に見て正確であるか、またその情報がどれだけ自分に当てはめてみて通用するかどうかを見きわめることです。出版物の情報についても同じことに注意します。とくに個人の体験談については、それがあくまでもその個人の体験と見聞の範囲に限られることに留意しましょう。

また留学機関などが主催するセミナーやフェアに参加することでも情報を得られます。日米教育委員会で各種セミナーやイベントを開催しているほか、栄 陽子留学研究所でも、毎月、無料の講演会を実施しています。

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