アメリカの大学の種類を知ろう

アメリカ留学を成功させるためには、自分に適した大学を選ぶことが大切です。とはいえ、アメリカには4,000もの大学があり、それぞれの大学がそれぞれの特徴をいかして、個性的なキャンパスをつくりあげています。

では、そんなバラエティに富んだアメリカの大学の中から、どうすれば自分に合った大学を選び出せるのでしょうか?

まず大切なのが、「アメリカの大学を知る」こと。日本と異なるアメリカの大学の種類とそれぞれの特徴を知れば、大学選びの手がかりがつかめます。

アメリカの大学は、私立大学と州立大学とに大別されます。このページでは、それぞれの特徴と違いについてお話ししましょう。

アメリカの私立大学と州立大学の一般的な違い

私立大学 州立大学
学費
(2016年度の平均)
33,480ドル 24,930ドル
(州外出身者)
規模 小〜中規模が多い 大規模が多い
入学基準 留学生を含めて
多様な学生を受け入れる
州内出身者を優先する
奨学金 留学生にも支給する 留学生にはあまり支給しない
学生へのサポート 行き届いている あまり行き届いていない
教授への接しやすさ 接しやすい 接しにくい場合もある
設備 よく整っている 必ずしも整っていない
寮 vs 通学 寮生が多い 通学生が多い
おもな運営資金 学費と寄付金 州の税金

アメリカの私立大学の特徴

アメリカの私立大学は、おもに学費と寄付金で運営されています。州や国からの規制を受けることなく、それぞれの大学が個々に理念をかかげて、個性豊かな教育を行っています。

州立大学に比べると規模の小さい大学が多いのも特徴です。とくにリベラルアーツ・カレッジという種類の大学は学生数が1,000~2,000人くらいで、フレンドリーで留学生でも親しみやすいキャンパスをつくりあげています。

ハーバード大学やスタンフォード大学、イェール大学やコロンビア大学など、世界に名だたる一流大学の多くが私立大学です。アメリカでは一般的に、私立のほうが州立よりレベルが高いのです。

また私立大学のほうが州立よりも歴史が古く、アメリカで最も「大学らしい」といえる教育は、州立ではなくて私立大学のほうに見いだせます。

たとえば、アメリカの大学には、「豊かな自然に抱かれたキャンパスで学生たちは寮生活を送る」という伝統的な特徴があります。この特徴は、州立よりも私立大学のほうによく当てはまります。とくに「寮生活」は、アメリカの大学では教育の一環としてとても重視されています。

私立大学によっては莫大な額の寄付金が集まります。それが奨学金として活用されています。留学生が奨学金を得られるチャンスは、州立よりも私立のほうが大きいといえるでしょう。

アメリカの私立大学は、四年制の私立総合大学リベラルアーツ・カレッジ、そして二年制のジュニア・カレッジに大きく分類されます。

アメリカの私立大学をもっと知る!

アメリカの美大・音大について

アメリカにも、日本の美大・音大と同じような、アートや音楽の専門大学があります。そのほとんどが私立大学です。

ニューヨークのジュリアード音楽院やプラット・インスティチュート、ペンシルバニア州のカーティス音楽院、カリフォルニア州のサンフランシスコ芸術大学などがよく知られています。

これらの大学はだいたい都市部にあって、つねに刺激的なアートの現場や音楽シーンに接するチャンスがあります。美術館やギャラリー、ライブやコンサートに日常的に通うことになるでしょう。個性豊かなアメリカの大学生の中でも、とりわけユニークな学生たちが集まるのが、こうした美大や音大です。

アメリカの州立大学

アメリカの州立大学は、州の税金によって運営されています。そのため、学費や入学基準の面で、その州に住んでいる人を優先します。

その州に住んでいる人にとって、州立大学の魅力は何といっても学費の安さにありますが、留学生を含めて州外出身者は、その州の住民に比べて、はるかに高い学費を支払わなければなりません。

たとえば、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の年間の学費は、カリフォルニア州民であれば約13,500ドルですが、留学生など州外の学生の場合は、約41,000ドルにはねあがります。これではほとんど私立大学と変わりません。

また州によって、「在学生の7割以上を州内出身者が占めなければならない」といった決まりがあるので、州内の人よりも州外出身者のほうが、より合格がむずかしいというのも州立大学の一般的な特徴です。

ただ最近では、州外の人のほうがよりたくさんの学費を支払ってくれるので、州外の人をどんどん合格させようという州立大学も増えています。そのかわり留学生にはなかなか奨学金を出してくれません。私立大学のほうが、留学生への奨学金支給に寛大です。

各州にたくさんの州立大学があり、レベルもピンからキリまで、さまざまです。UCLAとかUCバークレーといった、日本でもおなじみの名門州立大学もあれば、その地域の人であればだれでも入学できるコミュニティ・カレッジもあります。

州立大学は私立に比べると規模が大きな大学が多く、たとえばセントラルフロリダ大学は約54,000人、オハイオ州立大学は約45,000人もの学生を抱えています。このため、一人ひとりの学生へのサポートがなかなか行き届かないときもあります。

また州立大学には、いわゆるアカデミックな学問(文学、哲学、経済学、数学など)よりも、より職業に結びついた実学(会計学や看護学、教職課程など)に力を入れているところもたくさんあります。州立大学は、その地域の雇用促進にも大きな役割を担っているのです。

州立大学は、その州や地域と密着していますので、近隣から通学する学生が多く、寮生はそんなにいません。働きながら通っている成人学生の割合が大きいのも、州立大学の特徴の一つです。

アメリカの州立大学は、大きく分けて四年制のコミュニティ・カレッジがあります。

アメリカの州立大学をもっと知る!

アメリカの国立大学について

アメリカの国立大学は、「ウェストポイント」として知られる陸軍士官学校や、通称「アナポリス」と呼ばれる海軍兵学校といった、連邦政府が運営している軍事学校など特殊なものしかありません。しかも全米で12校しかないので、いずれも留学先として候補にのぼることはないでしょう。



留学のご相談は、こちらからお問い合わせください
電話 東京03-3224-0777 電話 大阪06-6367-0205
月曜日~土曜日 10:00~18:00 ※木・日曜日及び祝日はお休みです。
留学相談 資料請求
留学のご相談は、こちらからお問い合わせください
電話 東京03-3224-0777 電話 大阪06-6367-0205
月曜日~土曜日 10:00~18:00 ※木・日曜日及び祝日はお休みです。
留学相談 資料請求