アメリカの高校の種類

アメリカの公立高校

アメリカの公立高校は、それぞれの州の教育委員会によって運営されていて、「義務教育を修了させる」ことを第一の目標に掲げています。その学区に住む生徒であれば、だれでも無料で通うことができます。必ずしも大学進学のための指導をするのではなく、高校を卒業する時点で、最低限の読み書き・コンピュータ操作をできるようにさせること、そして社会に出てもとりあえず困らないようにさせること、これが公立高校の役割です。

公立高校に入るための試験はありません。その学区に住む子どもたちが小・中8年間の教育を終えさえすれば、無条件で入学できます。したがって、それぞれの公立高校の「レベル」というものは基本的には問われません。

アメリカは国土が広大で、それぞれの州や学区によって、住む人の教育に対する意識や経済状況、また話す言葉ですら異なることもめずらしくありません。公立高校の性格は、そんなさまざまな地区のありかたやそこに住む人によって大きく影響されます。名門大学へ卒業生をたくさん送り込んでいる高校もあれば、英語よりもスペイン語のほうがよく使われる公立高校もある、というのがアメリカです。

アメリカの私立高校

アメリカの私立高校は、その多くが大学進学校で、「準備をする」という意味で“Preparatory School(Prep School)”と呼ばれることもしばしばあります。こうした私立学校に通っている生徒たちを称して「プレッピー」といったりもします。州によって運営されている公立高校に対して、私立の高校は、それぞれの学校が独自の入学選抜を行い、独自の理念やカリキュラムをもって指導していますが、何よりもリーダーの育成に力を入れているのが特徴といえるでしょう。

一般的には、公立高校よりも私立高校のほうがレベルが高く、生徒の満足度も高いといえます。その理由として、以下のようなことが挙げられます。

  • 1クラスの人数が8~12人くらいで、個人指導が行き届いている。
  • だれでも入学できる公立高校と異なり、面接や学校の成績、推薦状など、あらゆる角度から入学生を選抜しているため、総体的なレベルが高い。
  • カリキュラムがしっかりしていて、大学進学のための準備にも力を入れている。
  • 公立高校の場合、学区によってレベルが左右されるが、私立学校ではそのようなことがない。
  • 特定の希望(女子校・男子校・アートに力を入れている学校など)が適う。

公立高校ではなく私立高校を選ぶ理由

大学進学に対する指導が行き届いているというのは私立高校を選ぶ大きな理由ではありますが、もう一つの理由として、私立高校の教育理念であるリベラルアーツ教育が挙げられます。

リベラルアーツ教育とは、ただ勉強さえできればいいというのではなくて、スポーツや芸術にも親しみ、自分で考え意見を言い、人の発言にも耳を傾ける、そのような「バランスのとれた人格をそなえた人」を育てようという教育です。このリベラルアーツ教育は、アメリカでは高校だけでなく大学でも中心的な理念として、とても重視されています。

日本の大学進学校のように受験に大きな比重を置くのではなく、リベラルアーツ教育を通じて豊かな人間性をはぐくもうというアメリカの私立高校に、その特徴ゆえに魅力を感じて留学したいという中学生や、わが子を留学させたいという親御さんもたくさんいます。



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