留学すると身近に感じる「ボランティア活動」

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みなさんこんにちは! 

今回は、アメリカのボランティア活動について、最近バークレー大学(University of California, Berkeley)でのイベントに参加した経験と、大学留学中に参加したsoup kitchenでの体験をまじえてお話しします。

アメリカはボランティアがとても盛んな国です。アメリカの大学に留学すると、ボランティアに参加する機会にきっとめぐりあうことと思います。また大学への出願においても、ボランティアに参加していることが評価されますから、これから留学しようという方は、できるだけボランティアに参加できるといいですね。

 

バークレー大学での学生主導のボランティアイベント

昨年のハロウィンに娘と、バークレー大学の学生寮で催されたtrick or treatに行ってきました。

近年改装されたようでとてもきれいな学生寮で、どの棟にも1階には学生が集えるレクリエーションルームがある住み心地がよさそうな環境でした。

このtrick or treatは、バークレー大学の学生さんたちがボランティア活動の一環として開催してくださっている、地域の子どもたちのためのイベントです。

何よりも感心したのが、皆さんがとても親切でしっかりとしていたことです。

担当の学生さんが子どもたちに優しく付き添い、trick or treatをしてもよい部屋番号を丁寧に確認しながら連れて行って下さったのが印象的でした。また“Trick or treat!”と言って部屋をノックしたときに出てきてくれた学生さんも、お菓子を子どもたち一人ひとりに優しく渡してくれました。レクリエーションルームでは、ミニゲームやフェイスペインティングなど、2時間にも渡って一生懸命に子どもたちと遊んでくれました。

 

クリスマスは“A Time for Giving”

クリスマス前には、お店の前で鈴を鳴らしながら貧しい人々や退役軍人へ寄付を呼びかけるボランティアの人たちをよく見かけます。「クリスマスの一番大切なこと=Giving(“他の人々に与えること”)」という意識がこうした活動を支えています。

町のあちこちには、コートとおもちゃの寄付を受け付けるための箱があります。コートには「すべての人に暖かい衣類を」というメッセージが、そしておもちゃには「すべての子どもたちに幸せを」というメッセージがこめられているのです。

寄付されたコートとおもちゃはホームレス・シェルターや教会、地域の団体に配送され、そこから貧しい人々に配られることになります。このような活動は、「ホリデー・ボランティア」と呼ばれています。

 

社会で生きること=ボランティア活動にたずさわること

アメリカでは誰もが何かしらのボランティアに参加している、という印象を強く受けます。「社会で生きる=ボランティア活動にたずさわる」と言っても過言ではありません。

娘が通う公立小学校の運営資金の一部は、保護者ボランティアによる様々なFund Raiser (資金集め)によってまかなわれますし、子どもたちの習い事の発表会の際は、チラシに「保護者ボランティアできますか」と聞く欄が必ずあります。

アメリカの大学に出願する際に提出する願書には「ボランティア活動歴」を記入する箇所が必ずあり、中高生はボランティア活動を非常に重視しています。夏休み中に海外ボランティアに参加する高校生もたくさんいます。

このように、地域でのイベント・地域と海外とをつなぐイベントを開催する際には、様々なかたちでボランティアが募集され、皆で協力し合ってイベントをつくり上げるのです。アメリカ社会の基盤は、ボランティア活動によって形成されているのです。

 

Soup Kitchenでのボランティア

私も大学留学中に、何かボランティアに参加したいと思い立ち、近くのsoup kitchen(低所得者やホームレスの人のための食料提供、衣服の調達などをする場所)で週3回ほどボランティアをしていました。

キッチンでの夕食の準備と寄付された服の整理を担当しました。Soup kitchenに来る人々は大変貧しい方ばかりでしたが、soup kitchenに来ると安心して穏やかな表情になり、笑顔でいろいろな話をしてくださいました。道で出会うホームレスの人々の疲れた顔とは全く違った表情でした。私は夕食の準備をしながら、いつも会うおじさんたちと仲良くなり、いろいろなお話を聞くことで、アメリカ社会とその問題について様々なことを考えるきっかけを得ました。

 

無料の英会話プログラム

図書館や教会、ボランティア団体は、ネイティブによる無料英会話グループなど英語が得意でない人のためのいろいろなプログラムを提供しています。

その中でも私が特に良いと思ったプログラムは、地域のお年寄りや時間に余裕のあるボランティアの方たちとの英会話です。

このプログラムは、英語を習う・教えてもらうというよりも、1対1での会話の時間を楽しむというもので、英語についてだけでなく、アメリカ社会についても気軽に質問しながら英語能力を伸ばすことができます。以下、私が試したプログラムのホームページです。ご自身の留学先でもぜひ探してみて下さい。

 

アメリカのボランティア精神

アメリカにはキリスト教の“隣人を助けよ”という教えが深く根付いています。困っている人々を助けようとする精神と活動がアメリカの伝統の最も重要な部分になっているように見受けます。

特にアメリカの田舎で古典的自由主義(=「小さな政府」の思想)を支持する人が多いのは、地域住民で助け合うというボランティア精神が根付いているからです。

高い税金を支払って政府に頼るのではなく、自分たちで助け合う自立的な地域生活こそがアメリカ社会の理想のかたちだと、アメリカの人々は考えているのです。

アメリカに留学すると、ボランティアをとても身近に感じることと思います。ぜひ留学生のみなさんも、チャンスがあればボランティアに参加してみてくださいね。



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