母が語る高校留学体験談(2):アメリカ流の自由と厳しさについて

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みなさんこんにちは!

今回の「留学ブログ」では、前回に引き続いて高校留学をなさった娘さんのお母さまによる、母の立場から見た高校留学体験談をお届けします。

今回は、アメリカのボーディングスクール(寮制高校)の校則にまつわるエピソードから、お母さまが感じたことを語っていただきました。

それでは早速お話をうかがってみましょう。

 

まるで公園のようなボーディングスクールのキャンパス(photo by Aofguy22/Wikimedia Commons)

日米の高校の「厳しさ」の違い

娘をボーディングスクールに送り出している間、日米のカルチャーギャップを感じることが何度もありました。中でも「厳しさのポイントが違う」点については、ドキッとさせられました。

学校や家庭にルールがあるのは日米問わず、ですね。

制服を例に挙げると、日本ではスカート丈はひざ下何センチと細かく決まっていて、先生が物差しで測ったりして厳格にチェックする高校もあるようです。また、お化粧をしたり髪を染めるのも禁止されていることが多いと聞きます。

娘のアメリカの高校にも制服がありました。

でも、シャツやセーター、スカートも何種類かあって、自分に合うものを選べる仕組みになっていました。

そして、お化粧や髪色は自由。娘も金髪にしていました。ちなみに、アメリカの先生がたに「表情も明るく見えて、断然お似合いよ~」と絶賛された髪色も、夏休みに帰国した際に会った幼い従妹たちには「ヤンキーねえさん」に映ったようで、怯えきられていたっけ(笑)。

 

制服のある学校でもアートの実習では服装が自由になります

携帯電話を持っていただけで卒業式に出られない!?

そんな風に、一見華やかで自由なアメリカ。でもある時、アメリカの厳格さに驚かされたのです。

娘の学校では、携帯電話は所有してもいいけれど、きちんと届けを出さねばならないし、平日は学校に預けねばならないルールになっていました。

でも、そのルールを破り、寮の自室に携帯電話を保管していた生徒がいたらしく、その子は自宅謹慎になってしまいました。しかも謹慎期間中に、自分自身の卒業式が行われ、卒業式に出席できなかったのです!

私が先生の立場だったら、「いくらなんでも卒業式だし」と特例で許していたでしょう。

私がその生徒の母だったら、「卒業式なのだし、今回だけは見逃してやって欲しい」と思ったことでしょう。

でも、「ダメなものはダメ」。そして、本人も親も友達も、当然のこととして処罰を受け入れたのです。

名門Choate Rosemary Hallの卒業式

アメリカの多様性と自由

この出来事から、私が考えたこと・・・。

島国ニッポンとは違い、アメリカの広大な大地には多様なルーツをもつ人々が集まっています。ゆえに、教育の場においても、多様性を尊重し自己裁量の幅も広く、それが私たちの目には「アメリカは自由」に見えます。

でも、その自由の枠を踏み越えてしまうと、厳格な処罰が待っています。それを高校生のうちに厳しく教育するのがアメリカ式なのかと。

こんな風に、親の私も、留学を通じていろんなことを考えさせられました。

 

以上、お母さまのお話でした! 「アメリカの自由には責任が伴う」とはよく言われることですが、こんな携帯電話のエピソードからも、その一端がうかがえますね。

 

前回と今回の留学ブログでは、母の立場から見た高校留学体験談をお届けしました。高校留学を考えていらっしゃるご家族に参考にしていただけますと幸いです。

名門The Hill Schoolのキャンパス(photo: Wikimedia)

最後に、お母さまにうかがったすてきなエピソードをご紹介しましょう。

 

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留学が始まって2~3か月経ったときのこと、娘の学校のKim先生が来日なさり、お会いする機会がありました。

 Kim先生は「お母さんにプレゼントですよ」と、学校のカレンダーをくれました。

アメリカのボーディングスクールの多くは静かな田舎町にあり、校舎はハリーポッターに出てくるような素敵な建物なのです。カレンダーを1枚ずつめくり、美しい校舎や景色にうっとりし、娘の誕生月まできたところで・・・そこには、友人と並んでほほ笑む娘の姿が! 久々に見る娘の姿に、思わず涙してしまいました。

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