留学講演会で寄せられたご質問から:留学準備スケジュールについて

栄 陽子留学研究所で行っている留学講演会では、ご参加いただいた方にアンケートのご記入をお願いしておりますが、そのアンケートの中で複数の方にご質問いただいた「留学スケジュール」についてお答えします。

アメリカの大学の新年度は9月です。翌年5月までを1学年度(Academic Year)としています。

この「9月入学」をめざしての留学準備は、前年の夏休みくらいにスタートさせるのが理想的です。遅くとも半年前にはスタートさせたいところです。

留学準備には、志望校選びだけでなく、数々の出願書類を作成し、それらによって出願校に「自己アピール」する手だてを講じることも含みます。いずれも、留学するご本人の適性や希望、ユニークな個性を
探り出すことからの第1歩です。

アメリカの大学は、日本の大学のような一回の入学試験で合否を決めることはありません。さまざまな書類を多角的に、時間をかけて審査し、合否の判断をします。

アドミッションズ・オフィス(Admissions Office)という入学審査を専門に行う部署がそれぞれの大学にあって、このオフィスが一人ひとりの出願者について丁寧に、フェアに審査して、入学生を選んでいくのです。

そのため、いかにアドミッションズ・オフィスの心を揺さぶる書類を作成するかが、合格のカギを握ることになります。

多くの大学が1~3月を出願期限としています。早い大学ともなれば前年の11月に期限を設けています。また“Rolling”といって、定員が空いているうちはとくに期限を定めていない大学も少なくありません。だいたい3~5月に合否の結果が出ます。


この出願期限に向けてさまざまな書類を完成させていくとともに、出願校選びも入念にしなければなりませんので、やはり留学準備には半年~1年くらいかかるものといえます。

今年の9月入学が不可能かといえばそうではありませんが、志望校の選択はかなり限定されます。また来年の9月入学をめざすのであれば、いまから準備を始めても決して早すぎることはありません。

留学講演会(無料)は、毎月、東京と大阪で行っています。まだご参加いただいたことがない方は是非、足をお運びください。

詳しくは以下のURLをご参照ください。
http://www.ryugaku.com/lecture/


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