留学のお問い合わせの際、フォーム入力ミスにご注意ください

こんにちは。
栄 陽子留学研究所 ITチームのスタッフです。

栄 陽子留学研究所のホームページには「資料請求」「講演会・セミナー申し込み」「お問い合わせ」等の各種フォームがあります。これらのフォームには必要事項を記入していただく必要がありまして、入力必須の内容が入力されていなかったり、入力内容の書式が間違っているとエラーとなって入力のやり直しが必要になります。
また、入力後に「入力内容の確認画面」が出て、そこで改めて入力内容を確認・修正していただくことができるのですが、それでも入力内容が誤ったまま情報が送信されてしまう場合が少なくありません。

よくある間違いのひとつとして挙げられるのは「メールアドレスの入力間違い」です。
実際にあった例をご紹介します。

****@docomo.ne.jo
****@yahoo.ne.jp
****@hotmail.cp.jp
****@ezweb.jp

それぞれ、正しくは「****@docomo.ne.jp」「****@yahoo.co.jp」「****@hotmail.co.jp(または****@hotmail.com)」「****@ezweb.ne.jp」です。

他にも「明らかに実在しないであろうメールアドレスを入力している」という場合や、「迷惑メールフィルタに引っかかってメールが送信されない」ということもあります。前者の例としましては、「a.com」のように、ドメイン名が1文字のものです。


技術的な話になりますが、ドメイン名では使用できる文字や文字数のルールが決まっており、例えば「.com」では運用ルールとして1文字のものは使用しないことになっています(2文字のものの新規登録も受け付けないことになっていますが、歴史的経緯上、hp.com等の既存ドメインは継続使用可能としております。なお、技術的には1文字でも使用可能ですので、インターネットに接続しない環境ではそれを使用するケースもあるようです)。
他にも細かいルールは沢山あるのですが、本筋から外れてしまいますので割愛します。

もし、フォームで情報を入力したのに連絡がない、メールが来ない等の事象がありましたら、入力された内容を改めてご確認いただけますと幸いです。

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ここからは余談です。

電子メールを使用する方であれば一度は遭遇するであろう「迷惑メール」。
意外と知られていないことですが、電子メールの送信者メールアドレスは簡単に詐称できます。
また、送信元を隠すことも比較的容易で、受け取ったメールの内容だけでは発信元を特定できないことが少なくありません。

迷惑メールの内容も色々ありますが、例えば偽物ブランド品や得体の知れない薬物の販売であるとか、著名SNSからのメッセージを詐称して詐欺サイトにアクセスさせようとするといった内容が多いようです。

前述のドメイン名に関する話であれば、ドメイン名の有効期限が近付いているという内容で詐欺サイトにアクセスさせて更新手続料の請求と称してクレジットカード番号を入力させようとするというものもあります。唐突に得られた情報を鵜呑みにせず、その内容を疑う姿勢が必要なのは、電子メールに限らず、他のことに対しても同じように言えるでしょう。


食品に関しても、実は色々なルールがあって、そのルールを利用して誤認や詐称を狙っているものもあります。また、その一方で、「自然物」であるが故に正確な情報を出せないという物もあります。

後者については、例えば、最近では当たり前のように書かれている「カロリー表示」ですが、これが必ずしも実際に口に運ぶ物と全く同じ内容であるとは限りません。工業製品であればともかく、自然にできるものであれば品質にばらつきが出るのは当然であり、その差異は最大で20%ほどになります(商品に表示されている数値の±20%までは実際の商品のカロリー幅として認められています)。ちなみにカロリーや成分表示については、検査機関を利用したり、業務用のカロリー計算機を使ったり、文部科学省が出している「日本食品標準成分表」を使用したりして表記しているとのことです。

前者については、例えば魚が獲れた場所が違っても、加工する場所が一か所であれば、その加工した場所を産地として表記する事ができます。また、加工食品(例えば二種類以上の刺身の盛り合わせ)とすれば原産地等の表示をしなくて良いというルールもあります。これについては実際にスーパー等に行ってラベルを確認してみるといいでしょう。

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背景や、技術的な事柄、運用ルール等、目には見えないものによって色々な制約があったり、一般的な感覚とは乖離した内容になっている事柄は少なくありません。日本国内のルールや常識が外国では通用しないことも少なくなく、海外留学ともなれば現地の文化や生活事情に触れてそれを改めて認識するシーンも多いでしょう。
できることならば、「これはこうであるのが当たり前だ」とするだけに留まらず、「これは実際にはどうなんだろう」という疑問を抱いて、それに対して思いを巡らせたり、実際に調べたりする姿勢は常に持ち続けたいものです。冒頭のメールアドレスの入力間違いについても、「うっかり」という可能性もありますが、「ちゃんと書いてあるはずだ」という先入観によって、目の前に見えている間違いを認識できないこともありますから。


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