【留学体験談】私は留学中こうして友だちをつくりました

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みなさんこんにちは!

今回は、アメリカの大学と大学院に留学した先輩に、留学中の友だちのつくりかたについて、ご自身の経験を踏まえてアドバイスしていただきましたので、そのお話をお届けします。

留学中に親しい友だちができれば、生活がより充実して楽しくなることは間違いありません。 でも、あなたは自分から積極的に声をかけて友だちづくりができるタイプでしょうか? それとも、自分からは声をかけることに躊躇してしまうタイプでしょうか?

せっかく留学することを決意しているのに、留学中に友だちが一人もできなかったらどうしよう・・・そんな心配している人もいるでしょう。 そこで留学中に友だちをつくるための方法を、私自身の経験を踏まえてお話しします。ぜひ参考にしてください!

  

もくじ

1.留学したら「新しい自分」で勝負しよう
2.異なる文化を尊重しよう
3.イベントやクラブ活動に参加しよう
4.チューター制度を活用しよう
5.キャンパスを飛び出そう
6.笑顔で明るく挨拶しよう
7.日本食をマスターしておこう
8.まさか私がホームシックになるなんて!

1.留学したら「新しい自分」で勝負しよう

アメリカの大学に留学するということは、なりたい自分になる自己実現の旅に出発するということです。だれも日本でのあなたのこと(日本での暮らしぶり、性格、友だちからの評判、しでかした大失敗!)を知りません。

留学とは、日本での自分をリセットして、新たな人生をスタートさせることでもあるのです。

留学中は、日本で簡単にできたことがうまくいかないこともあるでしょう。でも過度な期待を捨てて、そのままの自分を受け入れることも大切です。よい意味で開き直って、何でもやりたいことに挑戦してください!

たとえ失敗したとしても、恥ずかしい思いをしても、気にする必要はありません。後で振り返れば、よい人生経験になったと必ず実感できるはずです。

2.異なる文化を尊重しよう

アメリカで友だちをつくる上で大切なことは、自分とは違う価値観、文化や習慣の違いを受け入れ、尊重することです。

アメリカの音楽やファッションは日本でもおなじみです。アメリカ文化を身近に感じている人も多いでしょう。でもアメリカは、日本とは習慣も常識も違います。

そしてアメリカの大学には、アメリカ出身の学生だけでなく、世界各国の留学生も勉強しています。アメリカ留学によって、世界中に友だちをつくることも可能なのです。すばらしいですね。

日本ではこうだった、自分はこれまでこうしてきた、などと日本での常識を相手に押しつけるのではなく、文化の違いを尊重し、楽しみましょう。

3.イベントやクラブ活動に参加しよう

アメリカの大学では年間を通してさまざまなイベントが実施されます。そんなときは、人と知り合うチャンスです。私の同級生は大学主催のハロウィン仮装パーティや音楽イベントで彼氏をゲットしていました!

また、日本の大学と同じく、スポーツ系から文化系までさまざまなクラブ活動が行われています。

クラブ活動は、共通の興味や好みをもった人が集まります。自然と共通の話題も多くなり、気の合う仲間と出会う機会も増えることから、友だちづくりの大きなチャンスです。

自分から率先してクラブに加入しなくても、だれかに勧誘されることもあります。私は見知らぬ学生からランニング・クラブと化学クラブに誘われました。

実際どのように誘われたかといいますと、私は日本では高校から短大まで陸上部のマネジャーを務めていて、自分でも走ることが好きだったので、アメリカの大学でも授業の合間にキャンパス内をよくジョギングしていました。それを見ていたアメリカ人学生に「ランニング・クラブに入らない?」と声をかけられたのです。

化学クラブのほうは、私が図書館ではなく科学技術センターで日常的に勉強していたので、私の専攻を化学と勘違いした学生に誘われたのでした。

私は勉強との両立に自信がなかったので両方とも断りましたが、時間的・心理的な余裕があるなら、ぜひこうしたクラブ活動に参加してみるべきだと思います。 毎日勉強ばかりだと集中力が保てなくなり、かえって勉強が捗らなくなってしまいます。クラブに参加して息抜きし、好きなことを通して友だちができれば、大学生活がより充実したものとなるに違いありません。

とはいっても、一人でクラブに加入するのは勇気がいることで、人見知りの人にはハードルが高いかもしれません。アメリカの大学では勉強中心の生活を送るので、勉強以外の課外活動に参加する時間をつくるのはむずかしいという人もいるでしょう。

4.チューター制度を活用しよう

そういう場合は、大学のチューター制度を活用して見ましょう。

チューターとは、科目ごとの補講講師です。その科目を得意としている学生が1対1で勉強を教えてくれます。1度きりではなく定期的に会うことになるので、回を重ねるごとに親しくなれます。

大学がチューターを雇用しお給料を支払っているため、学生はこのチューター制度を無料で利用できます。

私は英作文と経済学のチューターを利用していました。チューターと会うのは大学の学習センターでしたが、別にスペイン語を教えているチューターがセンターにいて、何度も顔を合わせているうちにとても親しくなり、家に呼ばれるほどでした。そして現在に至るまで親友としてお付き合いが続いています。

チューター制度は授業の理解が深まり、宿題が片づくだけでなく、友だちもできる一石二鳥の制度といえるのです!

5.キャンパスを飛び出そう

キャンパス内だけでなく、学外の活動に参加すると、新しい人と出会うことができます。いくつか例を挙げましょう。

教会でボランティア

キリスト教徒でなくても、教会の行事に参加できます。

アメリカには敬虔なキリスト教徒も多く、教会へ通っている人もけっこういるので、教会は出会いの場とも呼べます。

私は宗派にかかわらず、キャンパス内外や旅先でいくつもの教会に顔を出し、幅広い年齢の人と交流を深めました。

たとえば、キャンパス内の教会では、日曜日の礼拝の後に、地域の問題を話し合う会議が定期的に催されました。私はこれに参加して、気の合った人と友だちになりました。

夏休み中に立ち寄ったワシントンDCの教会では、世界銀行に勤務する職員と知り合い、国際公務員の生活を垣間見ることができました。

春休みを過ごしたフロリダでは暇をもてあまし、近所の教会で行われていたボランティア活動に飛び込みで参加しました。他の高校生ボランティアとすっかり打ち解けて、いろいろ語り合った楽しい思い出があります。飛び込みボランティアにとても感激した教会幹部の女性から、ボランティア終了後に5ドル札をもらいました。もちろん、いまでも思い出の品として保管しています!

NGO・NPOでインターンシップ

アメリカにはたくさんのNGO(非政府団体)やNPO(非営利団体)があります。

国際協力に興味があった私は、ワシントンDCにあるNGOで経験を積むために、そこに通える範囲内の大学を選択したこともあり、毎年夏休みには複数のNGOでインターンとボランティアとして働きました。

そのうち一つの団体は、大学のキャリアセンター(就職課)の職員に履歴書を渡し、私の代わりに交渉してもらいましたが、残りの団体は私が直接コンタクトをとってポジションを獲得しました。

それぞれのNGOに、さまざまな大学からインターンの学生が働いていましたが、彼らとは共通の興味や価値観をもっていたので、すぐに打ち解けました。食事や映画にでかけたり、夏休みが終わってそれぞれの大学に戻った後も連絡をとり合ったり、友人関係は続きました。

6.笑顔で明るく挨拶しよう

まずは笑顔で明るく“Hi!”と挨拶しましょう。

笑顔を絶やさない人は印象がよく、話しかけやすいと感じますよね。ここで大事なのは日本人特有の恥ずかしさをごまかす照れ笑いはしないこと、そして意思表示は言葉で明確にすることです。

私が留学した当初、先生が話す英語は理解できたのですが、ルームメイトやクラスメイトの話すスラングはわかりませんでした。そんなとき笑ってごまかしたところ、クラスメイトに「笑っているとバカだと思われるから、何がわからないのか言葉で説明したほうがいいよ」とアドバイスされました。照れ笑いやごまかし笑いは、「笑顔」とはまったく別物なのですね。

アメリカでは、エレベーターの中やスーパーでレジを待つ列などで、知らない人と簡単な会話を交わすことがよくあります。その相手が未来のクラスメイトになるかもしれません。その短い会話が、友人関係に発展するきっかけになるかもしれません。

英語がうまく話せない、発音が悪くて通じない、と気後れする必要はありません! 日本人はどうしても正しい文法で英語を話そうと意識してしまいがちですが、恥じらいを捨て、思い切って話しかけてみましょう。

私がアメリカの大学院に通っていたときのことです。アクセントが強すぎて何を言っているのかわかりにくい留学生がいましたが、彼はひるまず積極的に話しかけていて、クラスメイトもその積極性を高く認めていました。「発音が」「文法が」と心配していた自分がアホらしくなりました。明るく、堂々としていればいいんです。

7.日本食をマスターしておこう

アメリカ人は親しくなると、家に招待してくれます。

私は留学前に料理の経験がたいしてありませんでしたが、いろいろ招かれた場所で、カレーや天ぷらをつくるように頼まれました。 カレーのルーが売っていなくて、パウダーで代用せざるを得なかったときは焦りましたし、天ぷらも揚げたことないのに、招待された家に到着すると大勢のお客さんがいて、2つの鍋で必死に天ぷらを揚げた思い出があります。両方ともたまたま成功しましたが、やはりある程度の料理はつくれるようにしておいたほうがよかったと思います。

留学前に習っていた生け花は役立ちました。知り合いの女性が「ガーデナーズ・ミーティング・グループ」を立ち上げて、ガーデニングに興味がある人が集まる場をつくっていましたので、その場で生け花を披露して、とても喜ばれました。

ちょっとしたことでも、日本文化を紹介できるようにしておくと、留学中に助かりますよ。

8.まさか私がホームシックになるなんて!

私は、日本ではだれともすぐに打ち解けることができて、友だちも多く、成績は上位で、英会話も仲間内では1番でした。だから留学しても授業にすぐに慣れ、友だちも簡単にできるものだと思っていたのです。

ところが、いざ留学してみると、友だちはできず、勉強にもついていけず、想像もしていなかったホームシックにかかってしまったのです。

辛くて寂しくて、周囲も気にせず泣きながらキャンパスを歩いていると、それを見かけた大学の副学長が、オフィスに連れて行ってくれました。私が泣きながら自分の思いをすべて打ち明けると、副学長は「きみはここに家族が必要だ」と一言つぶやき、その場である人物に電話をかけてくれました。

その翌週、学生寮まで私をベンツで迎えに来たのが、後に私を家族の一員として扱ってくれたアメリカ人夫婦で、いまでも親密な付き合いが続いています。副学長も、オフィスへはアポなしでいつでも入ることを許してくれて、勉強の進み具合や生活の状況を定期的に報告することとなりました。

心細い留学生活で、自分を本気で気にかけてくれる存在は非常にありがたいものです。

卒業後も副学長との付き合いは続いていて、つい先日大学院に出願した際にも、副学長が推薦状を書いてくれて、無事に合格できました。留学生活は楽しいことばかりではありませんが、すばらしい先生や友だちとの出会いは、かけがえのない一生の宝物になりますよ!



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