母が語る高校留学体験談(1):アメリカのハロウィンは先生も仮装して授業!

みなさんこんにちは!

今回と次回の「留学ブログ」では、高校留学の体験談をお届けします。体験談といっても、留学したご本人ではなく、そのお母さまによる<親の立場から語る留学体験談>です。

思春期を迎えて「私の人生は私自分で拓いていきたい!」と主張する娘さんの意思と、それを尊重する親御さんの温かい理解があって実現したアメリカへの高校留学。

お母さまには、高校留学中のエピソードを二つお話しいただきました。一つはハロウィンのこと、もう一つはアメリカの高校の校則のことです。

今回はハロウィンについてのエピソードをお届けします。毎年10月31日に祝われるハロウィンは、日本ではすっかり仮装イベントとして定着しているようですね。

(photo by Toby Ord/Wikimedia Commons)

留学が始まった当初、お母さまは、親元を遠く離れてアメリカのボーディングスクール(寮制の高校)で生活する娘さんと手紙のやりとりをしながら、「どうせ手を貸してはやれないのだから」と、心配のそぶりを見せないようにしていたそうです。

ハロウィンは9月の新学期が始まってからやっと2か月ほど経った頃になります。娘さんにとって初めてのハロウィンは驚きに満ちた経験だったようですが、高校を卒業してアメリカの大学に進学したいまでは、ちょっと懐かしむような気分も抱いているようです。

それではお母さまのお話をうかがってみましょう。

 

先生たちが? 仮装して授業

娘に聞いたところでは、アメリカのボーディングスクールのハロウィンは、日本とは一味違うようです。

ボーディングスクールでは、ハロウィンの日は、生徒はもちろん先生がたも仮装して授業を行うのだとか。

いつもきちんとなさっている先生が、白塗りした顔に赤や青でペイントしているのを見たときには、娘は笑うよりもビックリしたそうです。

(photo by MatadorianGray/Wikimedia Commons)

先生がたは、厳しいときは厳しいのですが、ときには自室に生徒を招いてお茶会をしてくださったり、授業中に「差し入れよ」とドーナツを配ってくださったりするのだそうです。その上、こんなハロウィンでのはしゃぎっぷりを聞くと、日本で抱く「先生」のイメージとは随分違うなあ、と思います。

 

勉強以外でも相談できる、頼れる先生たち

ボーディングスクールでは、先生がたも寮の一室で暮らしたり、学校の敷地内の家にご家族で住んでいたりと、文字通り生徒たちと寝食をともにしてくださっています。

娘にとって、先生がたは、学業の師であった一方で、姉のように慕い、日々の生活や人生の相談に乗ってもらう存在でもあったようです。卒業してしばらく経ついまも、「またみんなとお祭り騒ぎをしたいなぁ。先生の部屋に遊びに行って、ペットの猫に会いたいなぁ」と忘れがたい思い出に浸っている様子。

そんな娘を見て、本場のハロウィンを味わえて羨ましいな~と思うのですが、ハロウィンにつきもののお菓子は激甘!だそうで、日本人の口にはキビシイらしいです(笑)。

(photo by Mack Male/Wikimedia Commons)

 

以上、お母さまから見た、高校留学中の娘さんのハロウィン体験をお届けしました。

先生が生徒と同じキャンパスで生活を共にしながら、勉強だけでなくさまざまな悩みや苦しみの相談に乗ってくれるのは、アメリカのボーディングスクールに共通する特長です。留学生本人にとってはもちろん、日本にいる親御さんにとっても、とても安心できる環境がボーディングスクールには整っています。

しっとりと落ち着いたボーディングスクールのキャンパス

 

次回の「留学ブログ」では、アメリカの高校のルールについてお母さまが感じたことをご紹介します。寮制の高校ではどんな校則が設けられているのでしょうか? お楽しみに!

アメリカのボーディングスクールについて詳しく知りたいかたはこちらのページをご覧ください。


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