留学生のためのアメリカ大学キャンパス訪問記:Franklin Pierce University フランクリンピアース大学

皆さま、こんにちは! ボストンオフィスです。

早いもので10月も終わりに近づき、慣れない生活環境で全力疾走してきた新・留学生の皆さまにとっては疲れがピークに達する頃だと思います。想像を超える(であろう)勉強の量や質に対応していくことはとても大変だと思いますが、もう一息、11月末のThanksgiving Break (※)を目標に頑張って下さい! 

(※) 感謝祭のお休みシーズンのことで、多くの家庭では家族や友人と食卓を囲み、Turkey(七面鳥)やマッシュポテトを中心としたディナーを食べます(詳細はこのページをご参照ください)。この時期はどこの大学でも1週間ほどお休みとなります。この休暇中には、通常は寮にとどまることが許されず、アメリカ人の学生は帰省して、家族や地元の友人と過ごすことが多いと思います。留学生については、学校によっては寮に残ることを許される場合もありますが、旅行に行ったりアメリカ人の友人の実家に遊びに行ったりすることも多いようです。

 

ところで、今日は何の日かご存知ですか? そう、ハロウィンです! 映画などでも目にすることがあると思いますが、アメリカの大学生はハロウィンパーティがとても好きですね。皆さんそれぞれ思い思いに楽しむのですが、この日は誰でも堂々と仮装できる日なので、キャンパスや街で色々なキャラ?に遭遇します。

写真は、2014年10月31日のボストンでの風景です。暗くてわかりにくいですが、長い列はパーティ会場のバーに向かっています。この日のボストン中心街では、こうした長蛇の列があちこちにあり大混雑でした。

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回のキャンパス訪問記でお送りする大学は、ニューハンプシャー州のRindgeという街にあるリベラルアーツ・カレッジで、同州出身の大統領の名前にちなんで設立されたFranklin Pierce University (FPU)です。学生数約1,400人の小規模大学です。この大学へは、前回の訪問記でお送りしたKeene State College等と同じ時期(2015年1月)に訪問しました。

 

みんなが優しいキャンパス

ロケーションやキャンパスの雰囲気については、Keene State Collegeの訪問記と同様に、まずは東京スタッフがシェアしたレポートの総論部分を抜粋転記します。

「・・・キャンパスの雰囲気ですが、到着するまで、ここは・・・ちょっと・・というような、どうしようもない不便さを感じていて、『来たくない』と実際思ってしまったのですが、キャンパスツアーでイメージは変わりました。

教室の雰囲気は今回の訪問校で一番好きです。案内してくれた男子学生によれば、『教授は優しく、とてもフレンドリーできちんと学生の質問に答えてくれるので、非常に安心して教授を頼りにできる。とにかく、ここの人たちはみんな優しい!』とのことでした。図書館・カフェテリアは開放感があって綺麗です。何より、図書館で借りられるDVDが半端ない充実度!でも、立地は少し不便です。街までのシャトルは出ているようですが・・・。」

DVDのコレクション

 

図書館の内部

豊かな自然に抱かれたロケーション

ロケーションについては、ボストンの北西に車で2時間弱の場所に位置します。上のレポートにもある通り、人によっては不便を感じるかもしれませんが、都市部にある一部の大学を除いてアメリカの大学は田舎にあることが多いので、ロケーションの不便はあまり気にしなくてもよいのでは?と(個人的には)思います。

また、興味のある方には是非ともGoogle Earth や画像でチェックしていただきたいのですが、FPU のキャンパスは緑と湖で囲まれており、勉強に集中するにはとてもよい環境だと思います。湖ではカヌー等の水上スポーツを楽しむこともできるそうです(冬は凍っていますが)。

この写真の部屋はラウンジのようになっており、学生の休憩や談笑に利用されます。またこの部屋からは湖がよく見えます!

 

充実したスポーツ施設

また、FPU のキャンパスに関連して、充実したスポーツ施設について触れたいと思います。

広大な敷地には、野球場、サッカー場、テニスコート、バスケットコート等の屋外施設が備わっています。それに加えて、FPU にはインドア・テニスコート等を備えたドーム施設もあります。ニューハンプシャーの冬はとても寒いですが、インドア施設も充実しているので、冬に運動不足になることはなさそうですね。

なお、スポーツ施設ではありませんが、新たに劇場を建設中とのことでした。

 

サイエンス系とマネジメントに人気

アカデミック的には、数ある専攻のなかでも、アメリカ人学生、留学生いずれの間でも、心理学や健康科学などのサイエンス系とマネジメントの人気が高いそうです。また、MBA 5-year Program(5年間で四大卒の学位とMBAを取得できるプログラム)にも人気があるそうです。

その他にも、Social Media and Emergent Technologies(ソーシャルメディアと最新テクノロジー)という専攻は、まさに時代を反映した先端的な専攻ですね。伝統的な専攻も広くカバーしているので、きっと学びたい分野を見つけることができると思います。

 

留学生にも奨学金のチャンス

留学生情報については、正確な数字はわかりませんでしたが、訪問当時で、1学年平均で45人程度では? とおっしゃっていました。

また、FPUではESL の授業を提供しているので、学生の英語力によって、通常の授業とESLの授業を並行して履修することが可能とのことです。こうした制度を活用すれば、英語学校を経由してから大学に進学するよりも卒業までの時間を短縮できそうですね。

その他、条件を満たせば留学生にも奨学金が付与されます。

 

Franklin Pierce University に興味のある方は、大学に問い合わせてみて下さい。

 

 


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