留学生活のヒント:ローカルサイト「Craigslist」の紹介

みなさんこんにちは!

これから不定期で、ボストン在住15年のMiya(栄 陽子留学研究所ボストンオフィスディレクター)が、アメリカに住んでいて思うこと、便利なサイト、生活習慣など、留学生に役立つ話題をランダムに紹介していきたいと思います。

 

アメリカの「売ります・買います」サイト

秋学期の始まり。

この時期に賑わっているのが『Craigslist(クレイグス・リスト)』です。

皆さん、聞いたことがありますか?

いわゆる、個人間で行われるクラシファイド広告。「売ります・買います」のローカルサイトです。

アメリカ中の、大学が所在する学生街には必ずあります。アメリカの都市で知っている名前+“Craigslist”と、Googleで検索してみて下さい。必ず、その地域のCraigslistサイトが存在するでしょう。

 

Craigslistの利点1:ローカルなので、受け渡しが便利・早い・簡単

Craigslistは、人が住む地域別にサイト内が整理されています。

たとえばボストンのURLは http://boston.craigslist.org/ です。

その中で、以下の5つの地域に分類されています。

 ・Boston/camb/brook:Boston, Cambridge, Brookline市。学生や住民のアクセスがいい中心地

 ・Northwest/merrimack:北西部(移民も多い住宅地)

 ・Metro west:西の郊外(高級住宅街、ビジネスタウンを含む地域)

 ・North shore:北の海岸沿い

 ・South shore:南の海岸沿い

 

Craigslistの利点2:短期滞在者には、使い勝手がよく、安い

ボストンは特に大学や研究機関が多い街。

英語学校に通う短期の留学生、1年〜2年の会社派遣・駐在組、大学生・院生は2〜4年、期間もまちまちの研究者などなど・・・。

引っ越しは5月の学期末〜9月前と、年度末の3月終わりがシーズン。

出る人は、持っているものを早く処分したいので、無料か安い値段で出品し、入る人は、短期なのでとりあえず生活するのに困らない最低限のものを求めたい。そんな需要と供給がマッチする便利サイトなのです。

 

さまざまなニーズのマッチングも

ものの売り買いだけでなく、いろいろなニーズのマッチングをしています。

 ・For Sale:売ります・買います

 ・Community:音楽家、芸術家、ボランティア、ペットラバーなど

 ・Personal:いろいろな種類の友達募集

 ・Discussion Forum:語りたい人:アップル、歴史、自転車、ダイエット、などなど

 ・Housing:アパート賃貸、短期(Sublet)、ルームメイト募集、駐車スペース

 ・Services:車の修理、家事手伝い、マッサージ、法律関係

 ・Jobs:仕事探し

などなど・・・。引っ越しが大好きなアメリカ人ならではですね。

東海岸から西海岸へ、南部から中西部へ、いろいろな所に仕事、家族、夢、学業など、様々な理由で移動する民族・アメリカ人。

ただCraigslistは個人間のディールで成り立っている非営利のサイトなので、犯罪まがいな広告も存在します。そのため、利用が禁止されている学校もあります。慣れていない場合には、アメリカ人の友人や先生、長く住んでいる人のアドバイスをもらいながら、メールや電話でのやり取りを進めていくのが得策です。

ボストンオフィスも、秋入学の生徒さんを送り出し、オフィスを掃除。長年、部屋の隅に追いやられていた机をクレイグス・リストに出品しました。


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