アメリカ大学キャンパス見聞:留学生の視点から(1)

ここ数週間、カウンセラーの学校訪問レポートが続いておりましたが、今回の「留学ブログ」では、この秋からアメリカで大学生活を始める生徒さんの視点からの学校訪問レポートをお届けします。



この秋からIllinois州のリベラルアーツ大学に入学するSさんが、出願も落ち着いてきた3月末から4月初旬にかけて、合格をもらった(奨学金もかなり出ました)アメリカの大学を実際に訪問してきました。実際にこの訪問をして、自分が入学する学校を決めたSさん。
秋学期が始まる前の準備として、今はオハイオ州のサクセス講座に参加しています。


そのSさんが学校訪問後に書いてくれたレポートをみなさんとシェアしたいと思います。


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まず最初は、Maryland州にあるWashington College から。
Washington Collegeは全米で最も歴史のある大学のひとつ(創立1782年)で、Maryland州のChestertownという所にあります。可愛い田舎町といった雰囲気ですがWashington D.C.やBaltimore という大都市に近く、住みやすいところだなと感じました。

D.C.から車に乗ること約3時間……


ここの橋は海の上高くにかけられている橋で古いそうです。道路の幅も狭くてスリリングでした。


学校には奇麗な芝生があってお昼休みなどは学生がここで遊ぶそうです。



ここはAdmissions Officeのある建物です。中にはここの大学を訪れた著名人の写真がたくさんありました。印象的なのはJ.F.ケネディ大統領。



道を挟んだ反対側にあるこの建物は学生が住む寮です。


Washington Collegeについての感想として、まず過ごしやすそうな気候だなと思いました。それと先生や案内をしてくれた学生さんがすごく親切でした。治安はいいし、先生方がよく面倒を見てくれる感じもしました。それと、日本に興味がある学生さんがたくさんいるそうなので、たくさん友達を作れるのではないかと思いました。



続いてPennsylvania州のCollegevilleという町にあるUrsinus Collegeです。
私が訪問したのは、Admitted Student Day という、すでに合格をもらっている生徒やその家族が集まるイベントの開催日だったので、すごくワイワイ賑わっていたのを覚えています。

Philadelphiaから電車に乗り、バスに乗り換えて2時間程度で到着。門はこんな感じです。





キャンパス内にあるChurch



Churchの中です。合格をもらった親子が集められ、学長の話を聞きました。この学長は珍しく中国系アメリカ人の方で、なんだか親近が湧きました。



Libraryの中です。たくさんの勉強机があって環境がとても良かったです。



とても新しい講義室です。この建物に限らず最新の設備が整っている感じでした。


Ursinusは、学生に活気がある学校だなと思いました。留学生の数は少なめですが、そこが逆にいいのかなとも思いました。スポーツが盛んで学校にあるジムもすごく充実していました。キャンパスはとっても広かったです。移動が大変ですかきれいで新しい感じのする学校でした。Philadelphiaに簡単に繰り出せるのもいいところだと思いました。


3校目はWisconsin 州のBeloit Collegeです。
Chicagoから車で2時間くらいでした。町は結構田舎なイメージでした。



Admissions Officeの建物。私のほかにも沢山訪問に来ている人たちがいました。人気の学校なのだと思います。


International Student Counselor の先生がすごく親切な方で、在学生とお昼ご飯を一緒に食べる機会を用意してくれました。私は日本で出願校をリサーチしている時、Beloit College に通う学生が書いているブログを読んでいたのですが、そのブログの著者の学生さんに会ってお話を聞くことができて、とても嬉しかったです。
日本人からの留学生のみなさんは、勉強は大変で夜は徹夜して宿題を終わらせることも多いと言っていましたがBeloitのAcademic Programには満足しているとも話していました。

(後半に続く)


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