アメリカの大学でスポーツを学ぶ:アスレティック・トレーニング

   

アスレティック・トレーニングとは

NATA(National Athletic Trainers’ Association)という団体が認可する“Athletic Trainer, Certified(ATC)”つまり「公認アスレティック・トレーナー」の資格を得るための分野です。人気急増中の分野で、アメリカの大学でアスレティック・トレーニングを学びたいという日本人留学生は増えています。

スポーツを医学の面から学ぶ分野です。とくにアスリートの怪我(打撲、骨折、肉離れなど)の予防と治療に対して科学的にアプローチします。スポーツを医学・生理学の面から研究するので、スポーツ医学(Sports Medicine)の一分野として考えられています。

アスレティック・トレーナーの役割

アスレティック・トレーナーは、スポーツの現場で医師の活動を助け、選手の健康管理や受傷者の競技復帰を補助する専門家です。怪我をしないための体力づくりのノウハウや、テーピングなどの高度な技術が求められます。

現在、NATAが公認しているATCの役割は以下の六つです。アスレティック・トレーナーをめざす学生たちは、この六つの役割を正確に理解して確実に実践するために、大学で勉強し、実習を重ねます。

  • アスリートの怪我の予防
  • アスリートの怪我の評価
  • アスリートの怪我の処置と管理
  • 怪我をしたアスリートを競技に復帰させるためのリコンディショニング
  • アスリートへの教育とカウンセリング
  • アスレティック・トレーニングルームの管理と運営

アスレティック・トレーニングを学ぶために

アメリカの大学でアスレティック・トレーニングを学ぶためには、CAAHEP(The Commission on Accreditation of Allied Health Education Programs)という団体の認定を受けた大学に入学し、通常は2年生の終わりに「セレクション」と呼ばれる選抜試験をパスする必要があります。大学に入学したことがアスレティック・トレーニングを専攻できることを約束するわけではないので、あらかじめ注意しておきましょう。

セレクションが行われる前までに履修しておかなければならない必修科目(解剖学や生理学など)と一般教養科目を、規定以上の成績で修める必要があるほか、アスレティック・トレーニングルームやチームの練習・試合における現場での「見習い」としての態度や姿勢が評価されます。このセレクションに合格してはじめて「アスレティック・トレーニングを専攻する学生」になり、学生トレーナーとしての実習を積んでいくことになります。

どんな人に向いているのか

スポーツが好きであることは第一の適性ではありますが、運動能力はとくに求められません。実習を通して人の体に触れたり、実際の生傷の応急処置をしたりしますから、そうしたことに抵抗がない人に向いています。テーピングは日常的に行われます。いろいろな人と分け隔てなくコミュニケーションをとるのが得意な人、性格がオープンで前向きな人にとくに適しています。

      

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