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寺川夕景の高校留学体験記

2003年11月4日

私がロスで起きている山火事のことを知ったのは毎朝かかさずチェックしている母からのメールでした。そのときは、カルフォルニアといっても広いしあんまり関係ないけど、こわいなぁーって思っていたくらいでした。うちの学校は2時間目の後に、毎日ミーティングがあって、校長先生が万が一何かあったら避難するからだいじょうぶ!なんて言っていて、そのときにやっと「火が近い」という実感がわきました。ちょうどその時はサマータイムが終わって、一時間遅くなっていて日が沈むのも早くて、なぜか月が赤くて、すごく不思議な気持ちでした。

そして、次の日・・・、なんて言っていいかわからないけど、まず朝から太陽がエジプトの夕日みたいになっていて(← よくわかんない 泣)、雲がしましまで、もわもわしていて空が煙でいっぱいでした。こげくさい匂いが漂い、しまいには灰がばんばん飛んできていて、“やばいな”と直感で危機を感じました。朝からカフェテリアのTVがばんばん燃えている山を生中継で放送していて、みんな大興奮でした。でも私は意外にも(?)小心者で、もしここまで火が来たらどうしよう・・・と心の中でおびえていて、早速お部屋に帰って、ちゃっかり小さめのかばんにパスポート(命の次に大切!)とI−20(パスポートの次に大事)とめがね(ないと見えないから困る。コンタクトは緊急時には必要ない!)とサングラスと何枚か着替えを入れ、ついでに食料も入れてこれで火が来たらこのかばんをもって逃げればオッケェさ!準備万端ではりきっていました。結局来なかったけれどね。しかも放火だったんですってね。知らなかったんだけれど。なんてことするのかしら。

うちの学校は山(高いところ)にあるので、煙がどんどん上がってきて、霧みたいになっています。あまりにも空気が悪いので、今日のスポーツは海の方に行って「おいしい空気を吸いましょう」ということでしたが、おいしい空気は年中吸っているので有難みもなかったし、やることがあったので行きませんでした。こんな何日もスポーツできないなんて体がなまるー。馬が心配だ・・・、きっと馬も怒っているに違いない。ごめんねっ・・・。でもまだまだ火に油断はできません!だって、少し離れたところだけれど、学校は燃えている2箇所の間にあるので、はさまれているのです。危険!まぁ、今のままだったらきっと大丈夫だと思うけれどまだドキドキしながら暮らしているゆーきでした。

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