アメリカ留学体験談:栄陽子留学研究所
砂川 智(すながわ さとる)
St. John's University(ニューヨーク州) '02年1月卒業
スポーツマネジメント専攻、ビジネス副専攻


―僕にとっての海外留学の意義―
"訪れる"ではなく"その土地の人間になる" そしてその国を"知る"

[第1回] [第2回][第3回]



第2回

これが私の生きる術

この四年半の留学生活を振り返ってみると、私にとってマイナスとなるものなど何一つありませんでした。確かに渡米当初は言葉もろくに喋れずに、授業についていくのもやっとという感じであったし、本当に周りに何もない環境に初めて身を置いたときには、正直この先どうなってしまうことかと本気で悩んだことが何度もありました。しかし、当たり前のことですが、そのような状況を打破するにはそれらの問題を一つ一つじっくりと解決していくほかありませんでした。たとえば、英語が喋れないのは自分が悪いんだ、アメリカにいるのに英語が喋れないなんてとか、それなりに勉強しているのにそれでも授業についていけてないのはまだまだ勉強不足だからだ、などと、わざと自分自身に酷なことを投げかけるようにしていました。自分で言うのも何ですが、これらは決してネガティブな発想ではなく、アメリカで生活していく上でとても重要な姿勢であると思います。すべてがうまくいかず気が滅入ってしまったとき、周りの人間が励ましてくれるかもしれません。しかし、結局は自分自身の気の持ちようで事をうまく転がせることだってできるし、悪く転がることだってあります。そのような難しい状況が目の前に現れたとしても、なぜ自分がこうしてアメリカまで来て勉強しているのかということを自分自身に問いただしたとき、そう易々とそのような状況から逃げ出すことなんてできないはずだと思います。ましてや僕などは日本の大学を辞めてまでアメリカ留学を決心した身でしたから。、悪く転がることだってあります。そのような難しい状況が目の前に現れたとしても、なぜ自分がこうしてアメリカまで来て勉強しているのかということを自分自身に問いただしたとき、そう易々とそのような状況から逃げ出すことなんてできないはずだと思います。ましてや僕などは日本の大学を辞めてまでアメリカ留学を決心した身でしたから。


いつも最前列の左端で受講するわけ

授業に対する取り組み方に関して言えば、最初のころ、一生懸命勉強しても成果が上がらなかった頃などは、とにかく授業が終わると教授のところに行ってわからなかったところを納得いくまで聞いてみたり、授業の内容を録音したテープを部屋に帰ってから何度も聞いてみたりと切磋琢磨の生活でしたが、次第に環境にも慣れ、要領が解ってくると、テストなどでも除々に結果がついてくるようになりました。また僕の場合、授業ではいつも一番前の列で、なおかつ一番左端の席に座るようにしていました。これはなぜかというと、一番前の列に座れば、教授にやる気がある学生だと思ってもらえるかもしれないし、左端に座るのは、ほとんどの教授が右利きだったので、黒板にチョークで何か書いた後、学生の方を向くときにほとんどの場合、左回りで振り返るので、教授にとって最初に目に入るのが僕であるはずだったからです。はたしてこんな細かなことして効果があったかどうかはわかりませんが、こうして僕は教授に少しでも僕という存在を知ってもらおうと努力してきました。そしてその甲斐があり!? 僕のGPAは少しずつ上がっていくのでした。


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