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期待に胸を膨らませていたアメリカでの高校生活だったのだが、実際はかなり過酷なものだったし、「高校留学を2年間も、よく生き延びられた……」と改めて当時の自分を振り返り、あの時の自分のガッツには驚く。
アメリカでの高校生活は確かに楽しいが、目的なしではやっていけないし、精神力の弱い人には太刀打ちできない厳しい世界だと思う。私は、高校留学をする人に最低限必要な要素は楽観的で、人並み以上に好奇心が強くて、何よりもステキな笑顔をもっていることだと思う。
楽観的というのは、クラスメイトに多少陰口を言われようが気にせず、いつも明るく人と接していけるということ。アメリカに留学すれば自分の両親もいないし、周りは英語ばっかりで心の拠り所がない。そんな環境で寂しいと感じることも多いはず。しかも高校時代のアメリカ人生徒は意地悪な子も多いし、言いたい事もバンバン言ってくる。精神的に強くないとだめだし、だれから何を言われても「はいはい、また言ってるよ。ほんと子どもっぽいな」などと軽く聞き流せるくらいでなきゃ、しまいにはストレスや人間関係の不満が溜まってきて大爆発!=「もう日本に帰る!」ってことにもなりかねない。実際私と同期にアメリカへ留学した友達の何人かは、1年後には日本に帰ってしまった。その子たちとはよく電話で話していたのだが、彼女たちからいつも人間関係での不平不満を聞かされていたような気がする。
それに、私のように高校だけでなく大学もアメリカに進学する例は稀らしい。大抵の場合は、高校留学を経験したほとんどの人たちは、高校留学中に力尽きるか、卒業まで行っても、日本の大学を希望する人が多いからだそうだ。私の場合、高校から留学して本当によかったと思う。自分を変えることができたし、自分の可能性もぐんと広がった。アメリカでの高校留学は、たしかに精神的にかなりきつかったけど、それを乗り越えた時、私はぐんと内面的に大きく成長していた。そして、なによりも自分自身に自信をもつことができるようになった。
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