留学に失敗する4大原因

「留学の第一歩は英語学校から」という失敗コース

なぜ、日本人は英語学校が好きなのか?

多くの留学希望の方は、留学には非常に高い英語力が必要という誤った思い込みを持っています。 また、実際には留学希望者の大半はTOEFL®テストが61点以下の方々ですので、そういった方ほど、必要以上に英語に対してコンプレックスをお持ちです。 この間違った思い込みとコンプレックスのため、「留学するにはまず英語学校から」という考えをしてしまいがちになります。 また、営利優先の留学エージェントも、安易に英語学校を勧める傾向があります。

しかし、ほとんどの留学希望者にとって、実は英語学校など行く必要はありません。 中学3年生レベルの英語力がありさえすれば、2ヶ月もアメリカで生活していれば、日常生活ではまったく困らないレベルの英語力が身に付きます。

英語学校の実態

英語学校に行っても、実は英語力は思ったほど上がりません。 TOEFL®スコア32点の人が、アメリカの英語学校に一年間通ったとしても、61点に上がるのは全体の3分の1というのが実態です。 3分の1は勉強しても結果が出ず、残りの3分の1は勉強をやめて遊んでしまうのです。 だいたい、日本で6年も8年も英語を勉強したのに伸びなかった英語力が、場所を変えただけで突然上がるわけがありません。 貴重な時間を無駄に英語学校に使うのではなく、本来行きたかった大学へまっすぐに進むべきなのです。

大学が経営しているものも含めて、英語学校は営利目的で運営されています。 日本人は勘違いしている人が多いですが、大学が経営している英語学校だからといって、その大学への入学に有利になるわけではありません。 また、多くの留学エージェントは、アメリカの英語学校と提携し、英語力が上がったら提携の大学に入学できるシステムを作り上げています。 しかし、提携大学の実態は、実は誰でも入学できるコミュニティ・カレッジや州立大学ばかりなのです。 そういった大学は、英語学校に行かなくても実は簡単には入れますし、大学のレベルとしても良い大学ではありません。

では、英語学校なしで留学して大丈夫か?

日常会話であれば、英語学校はまず必要ありません。 中学3年生レベルの英語力があって、2ヶ月もアメリカで生活していれば、日常生活ではまったく困らない英語レベルになります。 しかし、大学の授業は、日常会話ができるだけでは理解できません。

大学の授業を理解するためには、英語力と異なる、学力や知識を身につける必要があります。 例えば、日本語がわかるからといって、経済のことを知らない人が経済学の授業を受けても内容を理解できません。 同じことは、英語に対しても言えます。 したがって、自分が学ぼうとしている学科に関する知識を身につけることが必要です。 あるいはアメリカの高校で習うことを知っている前提で大学の授業はあるので、アメリカの歴史等については、事前にある程度勉強していないと、授業についていけません。

アメリカの大学では、授業の最初の時間に「シラバス」という授業進行表が配られます。 授業はきちんと体系化されていて、毎回の授業内容や必要な予習内容も「シラバス」の中にすべて書かれています。 日本と違って、授業に対して事前に準備しやすいシステムになっています。

したがって、留学前に必要な学力についてはしっかり身につけること、授業の前にきちんと予習を行なうこと、この2つのことをきちんと行ないさえすれば、TOEFL®テストが61点以下のレベルの方でも、十分にアメリカの大学の授業についていくことはできます。

「留学の第一歩は英語学校から」が引き起こした失敗事例

ほとんど大学が、留学生の受け入れ条件に「TOEFL®スコア61点以上」を挙げています。 しかし、たとえ45点だとしても、エッセイや推薦状がきちんとしていて、さらに「自分は今までこういう勉強をしてきた」、「この大学でこんな勉強をしたい」、「入学までに英語を特訓するのでぜひ入れて欲しい」と大学当局を説得することによって、入学が許可されることは決して稀なことではありません。

逆に、もっと英語の点数は良いのに、まず英語学校に入る留学生も数多くいます。 無駄に英語学校で2年間を費やした揚句、どうしてもTOEFL®スコアが上がらず、なんとなくやめてしまったという例は、数限りなくあります。

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