高校留学を1からスタートした、福岡さんの高校留学体験談

福岡 博明


Kent School(コネチカット州)在学中


留学したいと思ったきっかけ

中学3年生の1学期ごろ、まだ日本の高校に進学するつもりだったため、自宅の近くにあるいくつかの高校に1日体験入学をしました。でもどの学校も、大学合格実績のことをアピールするばかりで、そのわりには生徒たちが勉強しているようには見えませんでした。

どこか受験システムに乗っかっているだけで、本当に勉強したくてしているのか、そこのところがよく見えなかったのです。

そもそも、頭のどこかで、受験のレールに乗りたくないな、とは思っていたので、自宅の近くの高校に行かないのであれば、日本で寮制の高校に行くのも、アメリカで寮制の高校に行くのも同じだと考えはじめたのです。

なぜアメリカなのかというと、それより以前、父の友人の子どもがアメリカに留学していた話を聞いたことが記憶にあったのがきっかけ。それでアメリカ留学について調べてみようと、アメリカ留学の本を読んだりして情報収集をはじめました。漠然としたアメリカへのあこがれもありましたが、留学の本に書かれていた規則正しい寮生活をとおして、自分が鍛えられるだろうという期待もありました。

両親は、留学に反対しませんでした。留学にかぎらず「本人が、本気でしたいというのなら、やらせてみよう」というのが一貫した考えであったようです。しかしぼくにつられて、姉までが「留学したい」と言ったときには、かなり面食らったみたいでした(それでも姉はぼくと同年に留学しました!)。

学校選びが始まる

何百校もあるアメリカの寮制高校。ぼくの志望校選びは、1)ある程度レベルがしっかりしていること、2)生徒数がそこそこ多めであること、3)東海岸に位置していること、これら3点でまず絞ることから始まりました。生徒数が多めであるのがいいと思った理由は、できるだけいろいろな価値観の人と交流したい、それによって自分の世界観を広げたいと思ったからです。東海岸については、これは自ずと、良質の高校は東海岸、とくにニューイングランド地方(北東部)にかたまっているので。

だいたい20〜30校に絞ったら、それぞれの学校の、1)データ的な情報(キャンパスの広さ、生徒数、大学進学率と進学先、先生数と生徒数の比、男女比、人種別比など)、2)スクールカタログ、3)WEBサイト、おもにこれら三つの情報ソースを活用して、最終的に願書を出す学校を決めます。

データ的なことだけでは、どうしても不透明というか、それだけ見るとさほど違いがわかりません。そこで各学校のスクールカタログを読むのですが、正直なところ、読んでもよくわからず、苦労しました。

栄 陽子留学研究所のカウンセラーは、スクールカタログをよく読むように言うのですが、読んだってよくわからないし、よくよく読んでみると、どれも似たようなことが書いてあるのです。写真がたくさん載っているので、キャンパスの様子はわかりましたが、それも似たり寄ったりの印象を受けました。WEBサイトについてもそれは同様です。ほかにはビデオを観ましたが、これは学校生活の様子がよくわかりました。

それでも、どうにか志望校を4校に絞り、願書を出しました。

第一志望:Kent School、
第二志望:Blair Academy、
第三志望:St. Georges School、
第四志望:Berkshire Schoolです。

レベル的にいったらSt. Georgesがトップだったのですが、それでも第三志望だったのは、KentやBlairのほうが自分には合っていると思ったからです。

面接の首尾は上々

1月ごろに願書を出して、翌2月には、電話での面接がありました。アメリカ人の生徒だったら、実際に学校に行って、面接官と対面して面接するのでしょうが、ぼくの場合は、電話でのインタビューです。

面接は、自分としては順調だったと思います。面接といっても、かたくるしい感じはひとつもなく、雑談みたいなやりとりの中から、ぼくの性格とかを見きわめようとしていたようです。とはいっても、面接中は必死で、頭のなかは真っ白だったのですが。

そのときまでに、英会話学校には通っていました。もちろん、それでしゃべれるようになったわけではありません。ただ、外人恐怖症がなくなった、というか、外国人と英語で会話をすることそのものへの抵抗感はうすれたと思います。

Kent Schoolに入学決定

結果は、Kent School、Blair Academy、Berkshire Schoolが合格、St. Georges Schoolが不合格でした。最終的に行く学校をKent Schoolにしたのは、もともと先に挙げた志望校選びの基準に最も見合っていたということなのですが、そこに1年先輩の日本人がいて、いろいろと話を聞いたことで安心できたのが後押しになりました。

今にして思えば

そして夏の集中講座に参加するために6月下旬に渡米したのですが、日本にいる間に、これだけはしておけばよかったと思うことがいくつかあります。みなさんの参考になるかもしれません。

まず、スポーツ。アメリカの寮制の高校は、放課後、必ずといっていいほどスポーツをします。クラブのようなものと、チームみたいなものとがあるのですが、より真剣に、他校と試合をすることもあるのが、チームのほうです。それだけチームメイト同士の結束が強く、友達づくりもチームのなかでするようになります。

ぼくは、日本であまりスポーツをしていなかったので、最初の学期でクラブのほうに入りました。クラブは、どちらかというと遊び感覚で、あまり真剣にやらないため、同じクラブに入っていても友達はできにくかったと思います。日本でスポーツをやっておけば、最初の学期からチームに入ることができ、そこで活躍することがあれば、なおさら友人関係を築きやすかったでしょう。

それを、たとえば翌年の春学期とかにチームに入ろうとすると、そこではすでに友達の輪みたいなのができていて、そこに入りにくいというデメリットがあります。

アメリカは、学校でもプロでも、スポーツはシーズン制です。ここでぼくがいう「最初の学期」とは、9〜11月の秋学期のことで、この秋シーズンのスポーツは、男子はサッカーとフットボール、女子はフィールドホッケー、男女ともにあるのがクロスカントリーです。

ですから、これらのスポーツを、日本にいる間にやっておくと、最初の学期でチームに入り、友達もつくりやすくなります。とくにサッカーは人気スポーツでした。

もうひとつは、日本の文化をもっとよく知っておけばよかったということです。これも友達づくりに一役買うのですが、とくに空手とか柔道とかの武道を少しでも知っておくと話題づくりになります。女の子の場合、お茶とかお花でしょうか。アメリカ人の生徒は、日本のことは日本人に聞こうとしますから、そこで答えられないと、会話が終わってしまうのです。

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