アイスホッケー留学をした、濱島さんの高校留学体験談

濱島 尚人


The Williston Northampton School(マサチューセッツ州)在学中


アイスホッケー留学 in USA

どうもこんにちは。この度留学体験記を書くことになった濱島尚人です。僕は基本的にアイスホッケーをやりにアメリカに渡ったようなものなので参考になるかどうかはわかりませんが、こんな奴もいるんだ、くらいの感覚で読んでいただけると幸いです。

ちなみに最初はかなりふざけたことも書こうかな、とか思ったのですが、他の人の体験記を見てふざけて書くことが不可能だと気づいたので真面目に書いてあるはずです。自分で読み返したところ終わりに向かうにつれて日本語がめちゃくちゃになっていっているような気がしましたが、そこらへんは気にせずに読んでいってください。

世界一への憧れ

僕の中で留学という考え自体は小学生のころからありました。そのころはただ「外国の強いチームの中でアイスホッケーをしてみたい」というだけで、留学という言葉自体現実味のあるものではありませんでした。

その現実味のない話が現実に変わるきっかけとなったのが小学校6年生のときの中学受験でした。僕はそのときは北海道にいて中学受験をするかどうか迷っていました。

もし本当にアメリカに行くなら中学校、高校と英語の授業時間の多い私立校に入らなければならない、でも留学してアメリカに行ってもアイスホッケーがうまくなる保証はない。しかも途中で挫折したら立ち直れない可能性もある、ということで、ものすごく迷いましたが中学受験をすることになりました。

約半年の受験勉強で何とか開成中学に入ることができ、「6年間この学校で勉強してからアメリカへ行こう」と計画を立てていた僕のもとに新しい提案が来たのは中学二年生のときでした。

それは「大学からでは遅すぎるので高校から留学してはどうか」というものでした。この提案については前ほど悩みませんでした。東京でこのまま6年間やるよりも高校からアメリカに行って、少しでもアメリカのホッケースタイルに慣れようと考え、即OKを出しました。

ということで留学のきっかけはアイスホッケーだけです。国際弁護士や国連、世界的に有名な○○(アイスホッケー以外)になりたいなんて、これっぽっちも考えていませんでしたし、今も考えていません。

手続きなどなど

ま、そんなわけで留学することが決まり、めでたく手続きをすることになったわけですが、まずは学校を選ばないと何にも始まりません。

僕が出した注文は、
1、アイスホッケーの強いところ、......これは当たり前です。ホッケーで留学したいのにそのホッケーが弱くては話にならない。
2、共学校のみ(!!)......
3年間の男子校生活で疲れてました。

ということで、もう男子校は絶対にいやだ。この二つだけです。
そして名前が挙がってきた学校の中で気に入らない名前の学校を排除して、TOEFL®とSSAT®を受けて合格した学校の中で一番レベルの高いところに行く、と言っても合格したのは2校だけですが(しかも一校は滑り止め)。

あ、アプリケーションを忘れてました。これはかなり大変です。ある意味、留学してからの生活より大変かもしれません。皆さんがんばってください。僕の友達にも現在、大晦日のゆっくりしたいときにあと5校分のアプリケーションを書かなくてはいけない人がいます。

みなさんがんばってください。あとは学校へ入るまでのいろいろな手続きのことですが......担当のカウンセラーと親にほとんどすべてやってもらったので僕は知りません、ということで次に行きましょう。

学校での一日目

......初日に早速遅刻しました、といっても授業ではなくオリエンテーションとかいうよくわからないミーティングにですが。

さらにスーツケースが来なかったという、まさに泣きっ面に蜂、って感じですね。ちなみに、僕はこの日から授業が始まる日までほとんど英語を話しませんでした、というより話せませんでした。今もあまり話せません。

うちの学校は?

比較的自由だと思います、といっても他の学校のことは知りませんが。想像していたより楽に暮らせます。消灯もないし勉強もあまりすることがないし(ただ僕がしていないだけ、という声もありますが)、これでカラオケとゲームセンターがあり、ご飯が美味しければもう言うことはありません。

授業

もうみなさん知っていると思いますが、少人数制で、日本の学校みたいに漫画を読んだりゲームボーイをしたり友達と雑談に花を咲かせるなんてことはできません。覚悟しておいたほうがいいと思います。

もっとも僕の場合は授業に追いつくのが大変なので、そんなことしたら"road to 「退学」"を一直線に進むことになってしまいますが。あ、あと日本みたいに成績がテストで決まるということは無いので、テストが悪くても提出物をきちんと出して真面目に授業を聞いていれば悪い点数はつきません。

僕を例に出すと、Global Studiesという教科の中間テストで見事に67点を取ってしまいましたが、日ごろの真面目な(?)授業態度のおかげで、最終成績は75点まで上がりました。めでたしめでたし。

寮での生活

結構楽です。最初はかなりつらくなりそうだな、とか思っていたんですが、慣れてくると意外と楽なものです。

うちの寮生活の特徴としては、次の日に授業がある日は、
夜の8時から10時までが勉強時間。
次の日が休みのときは11時までに寮に帰っていなくてはならない(僕の学年は)。
10時半以降は電話をかけることができない。
12時以降はインターネットが使えない。
以上四つくらいです。

前に書いた通り消灯がないので何時まででも勉強することができます。僕はしてないけど......。

スポーツ

アメリカと言えばスポーツでしょ!! ま、そんなわけでアメリカに来てスポーツはかなりやっています。アメリカ人はかなり体がごついです。彼らを見ていると自分の体格に劣等感を感じてしまいます。

あ、僕は、秋にはアメリカンフットボールをやりました。そして、今はアイスホッケーをやっています。練習は日本よりきついけど楽しいです。日本にいる時はほとんど真面目にやらなかったからかもしれないけど......。ま、とにかくアメリカに来たからにはスポーツをやりましょう。

勉強

ある程度しておけばそれなりの点数は取れるはずですが、結局は「それなり」の点数で終わってしまいます。勉強すればするほど無限に(といっても100点までですが)点数は上がります。参考までにある程度しか勉強していない男の「それなり」の点数(今までの最高得点)→5教科は89、96、95、87、78......平均89。

これから留学を考えている人達へ

アメリカでの高校生活は想像しているよりもおもしろいから心配しなくても大丈夫です。初めはつらいかなぁとか思うかもしれないけど慣れればかなり楽です。英語力とかも全然心配しなくてもいいですよ。僕でも一応それなりの点数を取っているので、真面目な皆さんならもっと取れるはずです。

参考までに......僕の英語力は、TOEFL®テストでこの学校の最低限とっておかなくてはいけない点数を見事に下回っていました。なぜ入ることができたのかは7不思議の一つとなっています。

話がかなりそれてしまいましたが、最後にアドバイスとしては......とにかく留学を楽しみましょう。せっかくアメリカに来たんだから自分のしたいことをして、勉強なんかどうでもいいやというくらいの意気込みで(僕みたいになりたくなければやめたほうがいいですが)、アメリカを楽しまなくては意味がありません。

では、皆さんがんばって、まずはどこかの学校に入学してください。......あ、最後にもう一つ、僕たちの通っているWilliston Northampton Schoolではスポーツのできる男の子と、めちゃ可愛い、とは言いませんが、日本の女子高生の枠からはみ出ない女の子を募集しています(個人的に)。もし自分が当てはまると思ったら是非入学してください。以上支離滅裂な文章を読んでいただきありがとうございました。

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