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アメリカのスポーツはシーズン制が徹底しています。たとえば、アメリカン・フットボールでは、秋から冬、だいたい9月から12月がレギュラー・シーズンです。
日本では、アメリカのスポーツがシーズン開幕の何日か前からチームとして練習してもよいのかは、あまり知られていません。フットボールの場合、第1試合の5週間前からチームとしての練習が許可されています。さらにその中で、ヘルメット着用が認められるのは1週間のうち何日までとか、ゲーム形式の練習は何日までとか、細かな約束事がNCAAのルールで決められています。
つまり、いったんアメリカン・フットボールのシーズンが終わると、チームとしての練習は翌年のシーズン前までできないのです。野球でたとえるなら、チームメイト同志ではキャッチ・ボールさえも許されないのです。陸上なら、厳密にいえば一緒にジョギングさえできないといった感じです。
では、オフ・シーズン中の選手は何をしているのでしょうか。実はかなり一生懸命勉強をしています。次のシーズンに向けて、基礎体力向上のためのトレーニングもしています。また、オフ・シーズンの期間を利用して怪我や病気の治療やリハビリテーションも行っています。
1つのスポーツ・シーズンが終わると、1年待たないと全くスポーツができないかというとそうでもありません。限られた一部の選手は、秋にフットボール、冬にバスケット・ボールと、異なったシーズンに違うスポーツに参加しています。ただし、2種類以上のスポーツを大学レベルで行えるのは、かなりの才能を持った一握りの選手だけです。
さて、シーズン中なら何時間でも連取できるかというとそうでもなく、ここにもルールがあります。種目に限らず、1週間に練習できる時間は20時間までと決められています。それに、1週間に1回は完全休養日を入れなければなりません。単純計算でも1日にとれる練習時間は3時間強です。指導陣としては、せっかくシーズン中なのだから、したい放題練習したいのですが、許されていません。これは、あくまでも学生の本分は勉学だということを強調するためのルールのようです。確かに一部の日本の大学のように1日5時間も6時間も練習すると、練習後は眠くて勉強どころではないかもしれません。 |
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