アメリカには約230の大学でこの課程が設けられています。
カメラとその周辺器材の使い方、現像、照明、構図、色、コントラスト、特殊効果、写真芸術と写真の歴史を学びます。
芸術的要素を強調した課程もあれば、その技術的な分野への応用を目指したものもあり、それを学ぶカリキュラムはさまざまです。写真専攻の学生もここ十数年増加の傾向にあり、さらに多様性を帯びてくると思われます。
大学院レベルでも写真のプログラムをもつところが少なくありません。Rochester Institute of Technology(ニューヨーク州)やSchool
of the Art Institute of Chicago(イリノイ州)、University of New Mexicoなどが、大学院レベルで優秀な写真のプログラムを提供しています。
芸術表現の要素やテクニックを、衣服やアクセサリーのデザインに応用する勉強をします。
ファッション概観、色彩、テキスタイル、美術概観、立体デザイン、構築技法、デザイン画の技法、パターン・ドラフト、デザイン・イラスト、アクセサリー・デザイン、インテリア・デザイン、ジュエリー・デザイン、衣服の歴史、美術史、広告デザイン、ディスプレイと展示のデザイン、写真、ファッション・スケッチ、メンズ・ウェア、子供服、ファッション・マーケティング、プロのデザイナーによるスケッチ評価、コンピュータによるファッション画技法、仕立て技法、ニットウェア、防止デザインなどを学びます。
この分野の代表的な学校は、やはりニューヨークに集まっています。5番街にあるParsons School of Design、州立で7番街にあるFashion
Institute of Technology(FIT)、ブルックリンにあるPratt Instituteなどです。
映画やテレビの製作を学びます。実際に企画して、脚本を書き、撮影・編集を経てひとつの作品として作ることの勉強です。
映画を批評・分析する専攻として、Cinema studiesというプログラムがあり、またテレビを含めて、ラジオや新聞などのマス・メディア文化を論じる分野としてMedia
studies、報道全般を学ぶBroadcasting、といったプログラムも、アメリカにはあります。
製作関連のクラスは、脚本の書き方に始まり、演出の仕方、撮影・照明、編集、音響にいたるまで、それぞれが個別に教えられるクラスと、それら個々の要素を集積して完成された作品を作ってそれを発表するクラスとに大別されます。
アメリカの大学で、映画製作の御三家といえば、University of Southern California(USC)、New York
University(NYU)、University of California, Los Angeles(UCLA)です。これらの大学からは、世界的に有名な映画監督がたくさん卒業しています。
芸術の表現や媒体を使って、特に心の病や精神的な障害を癒すこと、そして、言葉ではなく芸術のみを通したコミュニケーション、もしくは言葉と芸術との組み合わせによるコミュニケーション、この二つの方法を模索し、向上させることを目的とした分野の学問です。精神面でのケアへの応用がどうしても強調されてしまいますが、身体的な障害や、ケガの治療の際にもこの療法が使われる場面が多々あり、その効用は一般に認められています。
芸術の素養が必要であることは言うまでもなく、また、芸術以外にも、教育学、心理学、精神分析学など、セラピー一般に必要な技術や知識も身につけなくてはならないのがArt
Therapyという専攻です。
Art Therapyの専攻で学ぶことの中心は、芸術と心理学です。American Art Therapy Association(AATA:アメリカ芸術療法協会)によると、大学レベルであまり専門的なことを教えることをすすめていません。Art
Therapistを目指している人に対して、できるだけ大学院での教育を受けることをすすめています。専門的なことや、よりプロフェッショナルに近いことは、アメリカでは大学院にて学ぶことが原則です。これは何もArt
Therapyに限ったことではなく、アメリカの高等教育における一般的な特徴です。
音楽を通して、身体障害、情緒安定度、コミュニケーション力、社会機能、認知能力を診る分野です。比較的新しい学問分野で、本格的に研究されるようになったのは20世紀に入ってからと言われます。最近では痛みの緩和やストレス対処、癌の治療にも応用されるなど、その適用範囲はさらに広がりつつあります。
アメリカ音楽療法協会(American Music Therapy Association:AMTA)によると、ミュージックセラピーとは、音楽の性質とさまざまな療法上のアプローチを統合し、その療法の効果をより高め、治療を達成することをめざします。
子どもと大人を対象としたミュージックセラピーの理論と手法、臨床即興演奏、グループセッションの手法、治療査定などを学びます。インターンシップや実地演習も課され、グループを対象としたセッションでは、ダンスが加わることも珍しくありません。クライアントの必要とするところを見きわめ、音楽のセッションを企図したり、個人やグループを相手に即興で音楽を奏でたりして、治療に応用します。
建築 Architecture
アート・マネジメント Arts management
インテリア・デザイン Interior design
ジュエリー Metal and jewelry arts
彫刻 Sculpture
美術館学 Museum studies
指揮法 Music conducting
音楽学/民俗音楽学 Musicology and ethnomusicology
ダンスセラピー Dance therapy